俳優・中村倫也が5月15日に東京・渋谷の東京アニメセンターで明日5月16日から開催される『ひつじのショーン展 with ウォレスとグルミット』の事前内覧を行った。
中村は、「ひつじのショーン」30周年公式アンバサダーの“ショーンバサダー”として起用されており、そのアンバサダー就任後初仕事として、事前内覧を実施した。
会場をめぐったあとに、中村はインタビューにも答えた。以下、主なやり取り。
――周ってみていかがでしたか?
中村:見どころ満載ですね。ショーンが登場したところからはじまって。1個1個のパペットだったり、小道具のセットだったりは、ファンにとってもアガるものですし、子どもたちも見れる要素とか仕掛けもあって、すごく喜んでもらえる展示になっていると思います。
――普段画面の中でしか見えない本物の撮影セットについて?
中村:うわー漫画やんって思いますし、ちょっとした質感とか細部を見たくなる。だから時間がいくらあっても足りなくなる。ここでみて、また家で本編を見る人が増えるんじゃないかと思います。
――ショーンを見て感じていること、似ていることは?
中村:楽しそうなことを何でもやっちゃうところが似てますかね。遊びを見つけるというか。そういうのはすごく共感するし、(ショーンの)いいところだと思います。
――ショーンのここがすごい、見習いたいと思うところは?
中村:やっぱりリーダーシップじゃないですか。群れのリーダーとして、または牧羊犬のミスすらもフォローする頼れる上司感がちょっとあるじゃないですか、体はちっちゃいのに。
――音声ガイドにて、ご自身の声でウォレスとグルミットやショーンのことを紹介されている。お客さんにはどんな風に楽しんでほしいですか?
中村:細かいところだったり付随する情報を、へぇ~と面白がってもらったり、そういう距離感で受け取ってもらえたらと思います。
――お客さんがひつじのショーン展に来ることで作品のどんな魅力が伝わると思うか
中村:僕が何事に対してもどういうルートで、どういう努力で、どういう積み重ねでこれに至ったのかみたいなところを考えるのが好きで。やっぱりこういう展示会だったりとか、カット割りのイメージボードとかパペットひとつもそうですけど、より親しみが増すんじゃないですかね。完成したものを鑑賞物として客として見てた距離感から、それを作るに至ったものを知れるというのは、やっぱり親近感が増しますし、愛情もきっと増しますし。で、グッズを買って帰っていただけると。笑 きっと帰ったら見返してみようとなると思うので、そういう意味ではすごく夢のような空間なんじゃないですかね。
『ひつじのショーン展 with ウォレスとグルミット』は5月16日から6月29日まで計45日間東京アニメセンターで開催予定!
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