俳優・大竹しのぶ、宮沢りえ、成田 凌、生田絵梨花、鈴鹿央士、横田栄司、安藤玉恵、勝村政信、山崎一が出演し10月9日より上演予定の「Bunkamura Production 2025 DISCOVER WORLD THEATRE vol.15『リア王』NINAGAWA MEMORIAL」(上演台本・演出:フィリップ・ブリーン)。その公演ビジュアルが6月20日に公開となった。
Bunkamura では、DISCOVER WORLD THEATREシリーズとして、日本と海外のクリエイターの共同作業のもと、優れた海外戯曲を今日的な視点で上演する企画の第15弾。また、シアターコクーン前芸術監督・蜷川幸雄の生誕90年を迎えることを記念し、“NINAGAWA MEMORIAL”と題した公演として上演する。
大竹はリア王で初の男性役に挑戦。リアを甘い言葉で翻弄し、無残にも切り捨てる長女・ゴネリルを宮沢りえ。ゴネリルとリーガンを誘惑するグロスター伯爵の庶子で野心家のエドマンドに成田凌。リアの三女で実直であるがゆえにリアに勘当されてしまうコーディリアに生田絵梨花。グロスター伯爵の嫡子でエドマンドの策略によって勘当されてしまうエドガーに、本作が初舞台となる鈴鹿央士。リアの忠臣だったにもかかわらず追放され、その後変装して再びリアに仕えるケント伯に横田栄司。リアの次女でゴネリルと同じく言葉巧みに父を手玉に取り裏切る次女・リーガンに安藤玉恵。リアの精神状態を映し出す存在である道化に勝村政信。息子・エドマンドの謀略によって貶められるグロスター伯爵に山崎一がキャスティングされた。
大竹はリア王で初の男性役(大竹は1979年、2017年上演の『にんじん』で少年役を演じており、成人男性役を演じるのは初)に挑戦。リアを甘い言葉で翻弄し、無残にも切り捨てる長女・ゴネリルを宮沢りえ。ゴネリルとリーガンを誘惑するグロスター伯爵の庶子で野心家のエドマンドに成田凌。リアの三女で実直であるがゆえにリアに勘当されてしまうコーディリアに生田絵梨花。グロスター伯爵の嫡子でエドマンドの策略によって勘当されてしまうエドガーに、本作が初舞台となる鈴鹿央士。リアの忠臣だったにもかかわらず追放され、その後変装して再びリアに仕えるケント伯に横田栄司。リアの次女でゴネリルと同じく言葉巧みに父を手玉に取り裏切る次女・リーガンに安藤玉恵。リアの精神状態を映し出す存在である道化に勝村政信。息子・エドマンドの謀略によって貶められるグロスター伯爵に山崎一がキャスティングされた。
公開されたビジュアルでは、荒野を彷徨って失墜していく大竹演じるリア王の姿と、その行く末を見つめるリアの家族や家臣たちの姿を描いており、破滅を予感させる不穏で張り詰めた雰囲気を感じさせている。
Bunkamura Production 2025 DISCOVER WORLD THEATRE vol.15『リア王』NINAGAWA MEMORIAL東京公演は10月9日から11月3日までTHEATER MILANO-Zaにて、大阪公演は11月中旬SkyシアターMBSにて上演予定!
【ストーリー】
ブリテンの王であるリアは、高齢のため退位するにあたり、国を3人の娘に分割し与えることにした。長女ゴネリルと次女リーガンは巧みに甘言を弄し父王を喜ばせるが、末娘コーディリアは実直な物言いしかできず、立腹したリアに勘当され、それをかばったケント伯も追放される。コーディリアは勘当された身でフランス王妃となり、ケントは風貌を変えて素性を隠し、リアに再び仕える。
リアは先の約束通り、2人の娘ゴネリルとリーガンを頼るが、裏切られて荒野をさまようことになり、次第に狂気に取りつかれていく。リアを助けるため、コーディリアはフランス軍とともにドーバーに上陸、父との再会を果たす。だがフランス軍はブリテン軍に敗れ、リアとコーディリアは捕虜となる。ケントらの尽力でリアは助け出されるが、コーディリアは獄中で殺されており、娘の遺体を抱いて現れたリアは悲しみに絶叫し……。