「ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 全国大会 青学(せいがく)vs氷帝」(脚本・作詞・演出:三浦 香)の東京公演が7月6日に東京・Kanadevia Hall(旧TOKYO DOME CITY HALL)で開幕。公演に先駆けて行われたゲネプロの舞台写真、出演者のコメントが公開となった。
テニミュ4thシーズン第7弾となる本公演。全国中学生テニストーナメントの全国大会緒戦でダークホースの比嘉に勝利した青学(せいがく)と、関東大会で敗北を喫した青学(せいがく)に雪辱を誓う氷帝の全国大会準々決勝の模様が描かれます。今公演から、類い稀なるカリスマ性と実力を持つ氷帝の部長・跡部景吾役に新キャスト石川志泉を迎えた、青学(せいがく)と氷帝の全国大会の熱い戦いが描かれる。
■越前リョーマ役 竹内雄大
――公演に臨む今の気持ち
竹内:前回の公演(青学(せいがく)vs比嘉)で得た経験を踏まえて、改めて原作を見返したりして、越前リョーマの佇まいや仕草をより意識して演じているので、そこを観てほしいです。
――それぞれの役の見どころ、注目ポイント
竹内:跡部(景吾)とのラリーの細かいディテールを(石川)志泉くんと頑張って合わせて挑んでいるので、シングルス1の跡部との試合にぜひ注目してほしいです!
――ご観劇いただく皆さまへのメッセージ
竹内:今回の公演はそれぞれが自分の課題を克服して、さらに成長して挑んでいる公演になっているので、稽古場以上の熱量を舞台で出して皆さまにも感動を届けられたらと思っています。ぜひ一緒に熱い夏を過ごしましょう!
■桃城 武 役 有岡歩斗
――公演に臨む今の気持ち
有岡:テニスのフォームが前回公演より一番成長したところだと思っています!前回もたくさん練習したのですが、今回は忍足侑士役の草地(稜之)くんと一緒にラリーの練習を毎日したのでパワープレイヤーらしい、前回よりもさらにパワーを感じられるフォームになっていると思います。
――それぞれの役の見どころ、注目ポイント
有岡:シングルス3のくせ者っぷりがポイントになっていると思いますが、それと同じくらい今回は青学(せいがく)の中での“桃城 武”というキャラクターがどういう人間で、どれだけ努力してきたのかというところに注目して観ていただけたら嬉しいです。
――ご観劇いただく皆さまへのメッセージ
有岡:全国氷帝公演は全試合が熱い戦いになっていると思います。熱い夏を、僕たちがもっと熱くしてみせますので、皆さまと僕たちとで一緒に舞台を創り上げていけたらと思います。ぜひ劇場でお待ちしております!
■跡部景吾 役 石川志泉
――今回初めて跡部を演じる今の気持ち
石川:緊張するかと思っていたんですけど、まだ全然緊張していなくて…今のところ楽しく初日を迎えられそうです。
――それぞれの役の見どころ、注目ポイント
石川:やはりシングルス1の跡部とリョーマの試合だと思います。
今まで跡部は持久戦を楽しみながらテニスをしていたんですけど、今回は氷帝の部長として全国制覇を目標に本気で勝ちにきている覚悟が見える試合なので、そこに注目して観ていただきたいと思います。
――ご観劇いただく皆さまへのメッセージ
石川:自分が新しく氷帝に入って、チームが一から一致団結して、稽古からずっと集まって色々な話し合いをしたり、よりよいものにするために、もっと上へもっと上へと目指して頑張ってきたので、良いものができあがっていると思います。楽しみにしていてください。
■忍足侑士 役 草地稜之
――久しぶりの本公演へ向けた今の気持ち
草地:久しぶりに忍足を演じるんですけど…カッコいいですよね、忍足さん(笑)
関東大会を経たからこそ、あの時感じたすごく悔しい気持ちだったり、桃城、菊丸の即席ダブルスペアに負けた時に見ていた地面の景色だったり、その悔しかった思いは1分1秒忘れたことがないので、この全国大会シングルス3の桃城にすべてぶつけてやりたいなと思ってます。
――それぞれの役の見どころ、注目ポイント
草地:前回の関東大会はダブルスで、今回の全国大会はシングルスでの出場なので、戦い方の違いにも注目してほしいですし、なによりいつも冷静沈着でゲームメイクを進める忍足侑士が、次第にどんどん魂が燃え盛るような熱い試合を桃城と繰り広げていくところにも注目していただきたいです。
――ご観劇いただく皆さまへのメッセージ
草地:関東大会を経て一味も二味も成長してパワーアップした氷帝にご期待いただきたいですし、志泉が今回初舞台ということで、すごく頑張っていたのを目の前で見ていたので、最高の跡部を、そして最高の氷帝を皆さまにお届けできるのを楽しみにしています。
※記事内写真は(c)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会