俳優・森崎ウィン、アイドルグループ『Snow Man』向井康二がW主演し及川光博、藤原大祐、齊藤京子、逢見亮太、筒井真理子らが共演の10月31日より公開予定の日タイ共同制作映画『(LOVE SONG)』(監督:チャンプ・ウィーラチット・トンジラー/配給:KADOKAWA)。本作の新場面写真が8月28日に公開となった。
東京とバンコクが舞台。突然の辞令で東京から海外勤務を命じられた研究員・ソウタ(森崎)は、バンコクで学生時代に想いを寄せていたカイ(向井)と再会。タイでカメラマン兼ミュージシャンとして活躍するカイの姿に心が揺れるソウタ。一方のカイも、学生時代に歌っていた“未完成の歌”をソウタが覚えていることに驚きを隠せず……。いつしかふたりを繋ぐ歌が再び胸の奥で響き始める──という異国の地で再会した2人が次第に心を通わせていく過程を温かな視点でユーモラスに描くピュアラブストーリー。
幼馴染で同じ大学に通い、ずっと一緒に過ごしてきたソウタ(森崎)とカイ(向井)。親友であるはずのカイに特別な想いを抱いてしまった気持ちは胸の奥にしまい、あくまで親友として接するソウタだったが、ある日突然、カイはソウタの前から忽然と姿を消してしまう。結局「好きだ」と言えずに終わってしまったソウタの初恋……。あの頃、カイが歌っていた“未完成の曲”――。せつなくどこか悲しげなメロディは、今もソウタの心の奥で繰り返し鳴り響いていた。
数年後、メーカーの研究員として忙しい毎日を送っていたソウタは、タイ・バンコクへの赴任を決意する。異国の空気に戸惑いながらバンコクの街を歩いていたその時、まるで時が巻き戻るように、目の前にカイが現れる。もう二度と会えないと思っていた初恋の相手との、あまりにも唐突な再会だった。
あの頃と変わらず、クールでそっけなくて、だけど優しい――そんなカイの姿に、胸に秘めていた“トキメキ”が甦るソウタ。二人で食べた屋台スイーツ、雨が降る中で一緒に出かけたナイトマーケットでの相合傘……異国の地・タイで新しい思い出が増えるたびに、離れ離れだった時間を取り戻すかのように、二人の距離は一気に近づいていく。
公開された場面写真では、運命の再会を果たした2人の“両片想い”が溢れるシーンのもの。相合傘をする2人の姿を収めたナイトマーケットでのデートシーンは、本来は晴れの予定がスコールにより急遽雨のシーンへ変更となった、偶然の雨がもたらしたロマンティックな名シーン。濡れた地面に光が反射し、より幻想的な雰囲気が漂う中で、二人の間に熱い感情が蘇っていく。
さらに、ソファーで横になるソウタをカイが優しく見守るシーンも。いつもはクールなカイが、ソウタだけに見せるその優しい表情と視線から、胸に秘めた想いが伝わってくるようなシーン。
ほかにも、学生時代に“未完成の曲”を奏でるカイを後ろから見つめるソウタや、職場の先輩であり良き相談相手でもあるジン(及川光博)に“未完成の曲”のいきさつを打ち明け、学生時代のカイを思い出し、思わず笑みがこぼれてしまうソウタの姿を収めたシーンの写真も公開された。
※記事内画像は(c)2025『(LOVE SONG)』製作委員会