（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
ロックバンド『UVERworld』のTAKUYA∞、彰、克哉、信人、真太郎、誠果が12月11日に東京・新宿バルト9でドキュメンタリー・ライブフィルム『UVERworld THE MOVIE: 25 to EPIPHANY』（監督：オ・ユンドン イ・イェジ／配給：エイベックス・フィルムレーベルズ）前夜祭！公開記念舞台あいさつに登壇した。
『UVERworld』が結成25周年、デビュー20周年を記念し制作したライブフィルム。2025年6月14日と6月15日の東京ドーム公演『UVERworld LIVE “EPIPHANY” at TOKYO DOME』のライブ映像を軸に、オーストラリア・シドニーでの新撮映像を加え、音楽に誠実に向き合い続ける彼らの姿を描きだしている。
全国77館でライブビューイングが行われるなか上映後に登壇。いまの心境としてTAKUYA∞は「ライブ以外の場所でこうしてみなさんい会えるのが嬉しいです。こういう状況が得意か不得意かと言うと不得意ですが（笑）」と話して笑いを誘う。
映画化の話を聞いたときのことへ、克哉は「メモリアルな年で、僕達にとっても記録に残るし、応援してくださる方も記録に残して見返せるのが素晴らしいと思います」と感じたそうだ。
信人は作品を初めて観たときに「映画を作ろうとなってやったんですけど、僕らは普通に活動していたんです。スタッフさんたちが、僕達の活動を（映像に）収めてくれて。場面場面を切り取って合体したらこんなものになるんだと感動しました」と、本人たちも驚きの仕上がりなのだそうだ。
彰は作品を観て「メンバーみんなよくしゃべるなー」と感じたといい、真太郎もうなずきながら、「仲の良さを感じました。オーストラリアに行ったんですけど、修学旅行の気分で行ってそんな感じで過ごせたんで」と、自分たちの関係性もバッチリと残っていると話していた。ちなみに、その“修学旅行気分”の部分はTAKUYA∞によると「だいぶカットされてたんです。地元の身内トークがありすぎて、編集される方も大変だったのでは」といい、実際、カットされてない編集前の素材が流れてきたときは“UVERworldらしすぎてまずい”のではと思うほどだったそうだ。
その仲のいい関係性はイベントでたびたび見られ、メンバー間の機嫌の話になるとTAKUYA∞は、「みんな基本機嫌がいいですが、彰は謎です。きょうはどうかな？」と言うと、彰は“良いです”と言いだそうとしたがそれを制するように食い気味に「悪そうですね」とイジったり、以前は彰がTAKUYA∞に、「むちゃくちゃ僕になついていたんですよ。彰も昔一緒に眉毛染めてたなって思って。でも、最近俺に対してツンツンしてますね」と真太郎を間に挟んで2人でニコニコしながらやりとりする姿を見せ会場の空気を和ませていた。
舞台あいさつ後の記念撮影で1人ぶんぶん手を振る彰
今後はどんなバンドになりたい？という問い掛けに、克哉は「バンド始めたときから目標を持っていたというわけではなく、“楽しいから”で始めたんです。それがより濃くなっていて、いまが一番楽しいと思えるくらいの年になりました。いい曲をみなさんに届けたいという気持ちは変わっていないですし、自分たちの見たい景色に向かって頑張るだけかなと思います」と、コメントを寄せる。
TAKUYA∞も「年に1回フルマラソンを走るんです。走り始めたときに、42キロ先のことを考えて走るとすごくつらい。それに、縁石に乗って、降りてみたいなグニャグニャした走りをすると20～30キロくらいでガクンと来るんです。だから、今ある一歩をどれだけ綺麗に出すかが重要になってくるんです。それでも、最高のライブをして次にもっといいライブをしていというので、今決まっていることで、みんなに喜んでもらえるような、みんなが楽しみにしているくれる素晴らしいバンドになりたいなという気持ちです」と、その場その場を全力投球をしていくと話していた。
そしてTAKUYA∞から「未来につながるようなドーム公演でしたし、未来につながるようなオーストラリアでのみんなとの会話で、繋がっていくような感じがしました。これからを、楽しみにしてもらえるような映画だと思っています」と、メッセージを伝えていた。
ドキュメンタリー・ライブフィルム『UVERworld THE MOVIE: 25 to EPIPHANY』は12月12日より全国公開予定！
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
