『ゴ・エ・ミヨ 2026』発刊 授賞式 プレス発表会が3月16日に都内ホテルで開催。幻冬舎の代表取締役社長の見城徹氏をはじめ、受賞者らが登壇した。
『ゴ・エ・ミヨ(Gault&Millau) 』は、フランス人ジャーナリスト、 アンリ・ゴ(Gault) とクリスチャン・ミヨ (Millau) が 1972年に刊行したパリ生まれのレストランガイドブック。食の新しい才能や注目すべき食材をより広く世界にアピールしていることで知られる。2026年度日本版では『ゴ・エ・ミヨ』が大切にしている「テロワール(地域性)」や「新しい才能の発見」をキーワードに47都道府県の特色ある581店舗のレストランを紹介している。
今年の特色としては和歌山・愛知・奈良・徳島・長野・宮城・京都など地方のシェフや生産者・職人が多く受賞しているのがトピックにもなっている。
開会にあたり、見城氏から今回で10回目の発刊となり、書籍化の権利を手に入れた当時のことを話すとともに、「年を経るごとに素晴らしいものになっていき、まったくの大赤字を覚悟していたんですが、一昨年くらいからトントンくらいになってきて安心しております」と事業として成立するようになってきたという。
さらに見城氏は「これだけの本を出すのは調査員の方々は大変なことだと思います。これだけの美しい文章で、なおかつ1人分の食事代しか出ず、ほとんど報酬もないなか、数十人の覆面調査の方々。その方たちは、僕も司会の方々も分かっていません。テロワールという気候とか途上とか食材を囲む条件も評価の対象にすると、食材生産者、流通、料理、サービス、酒、ワイン、器すべての面でレストランを評価するという試みをほぼ完成した形でやっているのは『ゴ・エ・ミヨ』だけだと思います。努力と使命感に敬意を表します」と、スタッフたちの努力にも称賛の声を寄せた。
続けて見城氏は「今回受賞された方がはほとんど知らないお店です。受賞者のお名前を言うと、授賞式の前に言うと怒られますが」と、本発表の前に具体的に受賞店と受賞者の名前を明かして厚い感謝の言葉を寄せたが、司会進行スタッフは苦笑いな状況となっていた。
■今年のシェフ賞
和歌山 ヴィラ アイーダ
小林寬司(こばやし かんじ)
■明日のグランシェフ賞
愛知 レストラン レミニセンス
葛原将季(くずはら まさき)
奈良 SEN
砂山利治(すなやま としはる)
■期待の若手シェフ賞
徳島 ラームス
錦野真弘(にしきの まさひろ)
東京 エスキス
山本結以(やまもと ゆい)
■ベストパティシエ賞
東京 ラグロワ
長屋明花(ながや はるか)
■ベストソムリエ賞
東京 アンディ
大越基裕(おおこし もとひろ)
■ベストサービス・ホスピタリティ賞
東京 シェ・イノ
代表 伊東 賢児(いとう けんじ)
■テロワール賞
長野 日本料理 柚木元
萩原貴幸(はぎわら たかゆき)
東京 ラルブル
松尾直幹(まつお なおき)
■トラディション賞
京都 飯尾醸造 飯尾彰浩(いいお あきひろ)
■トランスミッション賞
東京 ル・ブルギニオン
菊地美升(きくち よしなる)
■イノベーション賞
宮城 伊達前鮨
プロジェクト代表 株式会社ダイスイ 大森圭(おおもりけい)
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ


