俳優・塩野瑛久が有村架純、黒木華、南沙良らが共演し6月19日より公開予定の映画『マジカル・シークレット・ツアー』(監督:天野千尋/配給:アスミック・エース)に出演していることが5月8日に発表となった。
本作は、2017年に中部国際空港で主婦たちが【金の密輸】で逮捕されたという実際の事件に着想を得たオリジナルストーリー。夫の横領と解雇を知り、突然借金を背負った二児の母・和歌子(有村)、奨学金の返済に追われる借金600万の研究員・清恵(黒木)、貯金ゼロの未婚の妊婦・麻由(南)がひょんなことから出会い、金の密輸を行うというスリリングな作品。
塩野は優しい夫の顔の裏に、妻に言えない秘密を抱えた男・高志役を演じる。ギャンブルにのめり込み、会社の金300万円を横領。その事実が発覚し会社から解雇されたことも、闇金からの借金も、すべてを妻の和歌子(有村)に隠していた。そんな時、高志がパチンコ店でくも膜下出血により倒れ、それをきっかけに和歌子は高志が隠していた事実を全て知ることになる……。高志の入院費、滞納中の返済金、そして生活費――。追い詰められた和歌子が高志の銀行口座を確認すると、残高はわずか23円だった。主婦として家庭を守ってきた和歌子は絶望の淵に立たされ、ほかになすすべもなく『金の密輸』という闇バイトに手を染めていく……。和歌子が金密輸を行う引き金を引いた理由となった人物。一方で、高志は二人の子供にとっては父親であり、実母からは今でも溺愛される息子。身勝手で未熟、でも、どこか憎みきれない。その高志の危ういバランスを塩野は表現した。
天野監督は、高志という人物について、「高志は、人によって嫌なヤツに見えたり、正論を言うキャラクターに見えたりと、見え方に幅があるようですが、私からすると人間味があって面白い人。プライドが高いし本人は一生懸命やっているつもりなのに、言っていることとやっていることがズレているんですよね」と、単純な悪人ではないことに魅力を感じているという。そんな高志を演じた塩野に関しては、「役の面白さを引き出して、楽しんで演じてくださいました」と、現場での様子を明かした。
そんな塩野が演じる高志の新規場面写真とメイキングカット3点も公開。幼い子供を慣れた手つきで抱きかかえる姿には、“優しい父”の表情が宿っている。一方、くも膜下出血で倒れたパチンコ店でのカットでは、こちらをまっすぐに見つめ、追い詰められた男の眼差しが映し出されている。一方、メイキングカットは入院中の撮影シーンで天野監督と塩野が真剣に言葉を交わす様子のものとなっている。
※記事内画像は(C)2026「マジカル・シークレット・ツアー」製作委員会



