『寛永行幸四百年祭』2026年度後半期取り組み!『寛永行幸行列の再現イベント』コース初公開

『寛永行幸四百年祭』2026年度後半期取り組み!『寛永行幸行列の再現イベント』コース初公開1

(撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ)

 『寛永行幸四百年祭』記者発表会が8月18日に京都・元離宮二条城内で開催。四百年祭 後半期の行事や取り組みを一挙に発表した。

 京都府や京都市などで構成される『寛永行幸四百年祭実行委員会』主催。寛永3年(1626年)に徳川幕府が後水尾天皇を二条城に招き5日間にわたり贅を尽くした食や舞楽・蹴鞠・和歌の会や能楽でもてなした江戸時代最大級の行事『寛永行幸』が今年400年を迎える。それを記念して『寛永行幸四百年祭』を京都市内を中心に展開中だが、この2026年度後半期の行事や取り組みの発表の場となった。

 ■主催事業
 ◯『寛永行幸行列の再現イベント』
 同委員会の委員長・梅原和久氏からは、12月6日の正午から約3時間ほど開催する『寛永行幸行列の再現イベント』の行列ルートを発表。

 京都御苑(建礼門前)出発 【午後0時30分頃】
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 京都御苑(中立売御門)通過
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 烏丸通南下(下長者町通へ右折)
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 下長者町通西進(東堀川通へ左折)
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 東堀川通南下(二条通へ右折)
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 二条城(東大手門)到着【午後3時頃】
 ※イベント当日、元離宮二条城の最終入城時間は正午(閉城午後5時)

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 本行列の資料として、「寛永行幸記」(金地院崇伝著)、「東武実録」(徳川秀忠の事績録)、 「二条城行幸図屏風」(泉屋博古館所蔵)、絵巻物「御行幸次第」等を参考に、歴史・文化・装束の専門家が監修し『寛永行幸』のエッセンスを抽出する。(※行列の構成を検証 (監修者は山科言親氏『衣紋道山科流若宗家』)、津田大輔氏(装束研究家)、 西山剛氏(大谷大学講師) ほか)

 『寛永行幸』は当時9000人が動員される規模だったが、『寛永行幸行列の再現イベント』では約330人規模の行列として再現(牛車2台、馬15頭も配置予定)。一般参加者は公募が行われており、約230人を公募で決定し最年少は18歳から最年長は78歳まで集まっている。この参加者は7月から10月にかけ、礼法の立ち方、お辞儀の仕方、集団での歩き方なども習得に向け励んでいるという。ほかにも、雅楽の楽人の約40人その他には馬術の専門家、スポンサー関係者等約60人も参加する。

 なお、『寛永行幸行列の再現イベント』では『一日晴』(いちにちばれ)も再現。束帯は位によって色・素材・模様が決められていたが、寛永行幸では特別な着こなしが許され、下襲や表袴に色とりどりの装束を採用し、おしゃれや自由な気風を表現するとしている。

 この『寛永行幸行列の再現イベント』の目指すところとしては、寛永行幸四百年祭実行委員会プロデューサーの濱崎加奈子氏は「400年前の方々の気持ちになって、われわれも400年前に遡ったような感じで楽しんでいただければ」と気持ちを語り、「相争ってたみなさまが京都に集ってその文化を全国に伝えた。いまの日本文化の礎になっていると思います。京都の文化は大事だということは分かっていても、“しょうがない”と失われてしまったものもあります。そうしたことを食い止めるのは難しいと思っていますので、次の世代に一緒に伝えていこうよという気持ちで行っております」と話した。

 ほか、9月5日に記念式典と熊倉功夫氏による記念講演会『寛永文化と後水尾天皇』がANAクラウンプラザホテル京都で開催される。9月6日午後2時から5時の間に金剛能楽堂にて能楽公演『寛永行幸四百年祭記念能』の開催を発表。『寛永行幸四百年祭記念能』では京都と深くかかわる2つの流派を代表する能楽師である金剛柳若宗家・金剛龍謹氏と京観世五軒家の林家当主・十四世林喜右衛門氏がともに舞台を勤める能楽史において稀な機会になっている。

 ■連携事業
 ◯『京都・寛永つながるミュージアム』
 京都文化博物館、泉屋博古館、二条城障壁画展示収蔵館を中心に、京都一円の13館(いけばな資料館、相国寺承天閣美術館、樂美術館、野村美術館、京都府立 京都学・歴彩館、茶道資料館、泉涌寺宝物館心照殿、有斐斎弘道館、八幡市立松花堂庭園・美術館、京都市歴史資料館)で展開となる。

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 なお、京都文化博物館での特別展『寛永 太平がはぐくむ美』内では人気コンテンツ『刀剣乱舞ONLINE』とコラボする。初の重要文化財 刀無銘貞宗(名物二筋樋貞宗)が10月17日から11月15日まで展示(薙刀直シ刀 無銘伝粟田口吉光は9月19日から10月2日まで展示)され、刀剣男士『二筋樋貞宗』と『骨喰藤四郎』のコラボチケットやグッズ販売、等身大パネル設置もされるとしている。

 取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ

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