『モトローラ新製品発表会』が9月30日に都内で開催。昨年9月からブランドアンバサダーに起用されたアイドルグループ『Snow Man』で“めめ”の愛称で親しまれている目黒蓮の起用後の反響について同社関係者から語られることがあった。
モトローラ・モビリティ・ジャパン合同会社 代表取締役社長 北原秀文氏からは、2025年度第一四半期:アジアパシフィックにおける継続した成長の数値をモニターに表示して成果を発表。APAC(アジアパシフィック)での成長の著しさを窺わせた。
モトローラ・モビリティ・ジャパン合同会社 マーケティング部長の清水幹氏から「昨年の9月以降、モトローラに必要なものは、とにもかくにも認知なのだという話をみなさまにもさせて頂きました。その認知を獲得するために、思い切った施策を展開してきたつもりです。その結果、狙った若年層の方々だけではなく、元々モトローラを知ってくださっていた30代、40代、50代の方々の認知も、同時に拡大することができましたし、何よりも、女性の認知が拡大したというところが大きな収穫だったなというふうに思っています」と、反響の数値を交えてプレゼン。
続けて、「『motorola edge』シリーズに関しましては、6月に初めて、ブランドアンバサダーの目黒蓮さんを起用させて頂きまして、みなさまのご支援もありまして、ブランドの認知、興味関心、そしてブランドへの好意というところで、高いスコアを、上げることができております」と、こちらも手応えがあったという。
そして本日の発表会で明かした10月10日発売の大型アウトディスプレイを備えた新しい折りたたみスマートフォン『motorola razr 60』(モトローラ レーザー シックスティ)シリーズへ、「引き続き認知を拡大するとともに、製品そのものの理解というものを、え、得られるようにさらに注力をしてまいる所存です」と意気込んだ。
本日の発表を手始めに、ローンチキャンペーンの展開も発表。詳しい説明はなかったが、画像資料をモニターに表示しており本日からは10月10日より目黒出演の新TVCM『グッバイ渋滞』篇が動画広告とともにデジタル広告の展開。10月10日からは、屋外広告やショップ内にはパネルの設置。11月にはオウンドメディアでの展開を予定していると記載していた。
また清水氏は「2つのグループをターゲットオーディエンスと設定しております」といい、「1つは情報感度が高くSNSでも非常に活発に利用されているZ世代を含む若年層。もう1つのグループが、ガジェットに興味があり、スマホのスペックのことも非常にお詳しい、そういう方々を、ターゲットに展開してまいります。年代的には主に30代、40代に、え、なるかなというふうに想定しております」と、戦略も明かしていた。
ほかにも、清水氏は目黒の新ビジュアル&CMについて込めた思いに触れることも。
「スマホは、生活者にとって、もはやなくてはならないツールです。その分、コモディティ化もしやすいと、言いますか、何を選んだらいいかわからない。なので、なんとなく惰性で今のスマホのまま使い続けようかなといったインサイトが、私どもモトローラが実施した調査でも浮き彫りになっております。そのあたりを後発のブランドであるモトローラだからこそできること、モトローラだからこそ、そういった迷子になりかけている、生活者の方々に手を差し伸べるような、そんなブランドでいたいなという願いも込めまして、今回のキービジュアルも、目黒蓮さん、目黒蓮さんの相棒である“razr 60”の化身である“ミニREN”にも登場してもらっています。CM動画なんですけれども、モトローラは結構そこにはこだわってるよねっていうお声もいただいてますが、モトローラならではの世界観で展開いたします。タクシーに乗り込んで、え、渋滞に巻き込まれてしまう目黒さん。そこに、モトローラのスマホがあれば、日常のちょっとした、退屈な時間だったり、ともすればネガティブに捉えられるような時間も、楽しい時間に変えていけるよと。そんな、ふうにmoto aiがユーザーの方々に、寄り添えるような相棒のような存在になればいいなというふうに、考えて作っている動画です」
※CM原稿
・目黒蓮ノリノリすぎてリズムに乗り続けるハプニングに恥ずかしげ!モトローラ最新TVCM
文:水華舞
※写真は公式提供