稲垣吾郎「5人グループのはしっこで大人しくしていて」

稲垣吾郎「5人グループのはしっこで大人しくしていて」3

 『新しい地図』稲垣吾郎(48)が17日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで主演映画『窓辺にて』(監督:今泉力哉/配給:東京テアトル)公開御礼・全国生中継つき舞台あいさつを俳優・中村ゆり(40)、今泉監督(41)とともに開いた。

 映画『愛がなんだ』『街の上で』などを手掛けた今泉力哉監督による17作目の完全オリジナル作品。<等身大の恋愛模様>に加え、これまで以上に<好きという感情そのもの>について深く掘り下げて描き切った、大人のラブストーリー。稲垣にとって今泉監督作品出演は初。妻が売れっ子小説家と浮気しているのを知っていながらある感情に悩む、フリーライター・市川茂巳役を稲垣が演じる。

 11月4日より公開となったが、稲垣は残念ながら新型コロナウイルスに罹患し、休養しており、本イベントで初公の場への復帰に。全国117館に中継され注目が集まる中、司会が「元気になって良かったです」と声をかけると稲垣は、「ありがとうございます」と、ニッコリで、「まさかのタイミングで感染してしまって、見ての通り、元気になりました。ご心配とご迷惑をおかけしました。みなさんと久々にお会いできて嬉しいです」と、メッセージを寄せた。

 トークに入り、司会から、フリーライターをフリーターと言い間違いがあったが、稲垣は「フリーターいいですね。フリーターみたいなものですね」と、上機嫌。本作を映画館で鑑賞したそうだが、「映画館でみなさんの後頭部を見ながらでした」と話しているところに、身バレしなかった?との質問が飛ぶと、「バレないですね。フリーターみたいな雰囲気で変装していったので」と、フリーターのフレーズを気に入った様子も。

 公開から約2週間、反響へは「万人に共感してもらえるキャラクターではないかもしれないので、感情移入して頂けるのかなって思っていたんです。ですが、“今泉監督の作品と稲垣吾郎の相性がいいぞ”と言ってくださる方もいて嬉しいと思いっています」と、手応えを感じているそうだ。

 稲垣演じた市川茂巳はフリーライターという仕事柄、インタビューも行い、そんなシーンもあるという。「結構冒頭でもインタビューしているシーンがあって。僕もそういう仕事をやってたりするんです。最気はMCのお仕事をしているので、ゲストの方とお話をしたり、作家さんと対談したりとか、映画監督の方と対談したりとか。それは最近ですね」と、新鮮さを感じているようで、「昔はMCの仕事とかは少なくて、5人グループのはしっこで大人しくしていて、前髪を気にしているミステリアスな感じだったんです。でも、最近はよく喋るなって。そこは茂巳とかぶるかわからないですけど、本当に自分を観ているような感じがあって。そこは本当に不思議な体験です」と、親近感を感じているようだった。

 映画『窓辺にて』は全国公開中!

 ※稲垣吾郎過去記事
 ・稲垣吾郎 東京国際映画祭レッドカーペット闊歩
 ・稲垣吾郎「窓辺にて」イベ!恋愛観話題に「こんな感じで」と微笑
 ・稲垣吾郎 草なぎ剛気づかず?香取慎吾は刺激に

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