Liella!「超次元音楽祭」観客たちの声援に胸いっぱいの涙

Liella!「超次元音楽祭」観客たちの声援に胸いっぱいの涙3

 スクールアイドルグループ『Liella!』の澁谷かのん役・伊達さゆり、唐可可(タンクゥクゥ)役・Liyuu、嵐千砂都役・岬なこ、平安名すみれ役・ペイトン尚未、葉月恋役・青山なぎさ、桜小路きな子役・鈴原希実、米女メイ役・薮島朱音、若菜四季役・大熊和奏、鬼塚夏美役・絵森彩が12日、神奈川・横浜のぴあアリーナMMで『オダイバ!!超次元音楽祭-ヨコハマからハッピーバレンタインフェス 2023-』Day2公演に3組目で登場した。

 オールメディアで展開しているラブライブ!シリーズの最新作で2021年7月よりNHK EテレにてTVアニメが放送された『ラブライブ!スーパースター!!』から新たに誕生したスクールアイドルグループ『Liella!』(リエラ)。昨年5月には2期生となる新キャストとして鈴原、薮島、大熊、絵森の4人が加わり、同7月にはTVアニメ2期が放送された。

 配信では、1組目『Morfonica』後のセットチェンジ中、“舞台裏生中継”に9人で登場。伊達が「みなさーん!ビックリした?」といたずらをしたような笑みを浮かべる。伊達は、「去年に引き続き今年も出演させて頂きます」といいつつ、2度目の出演の今回は9人体制は初ということで、「なんと今年は増えました~」と鈴原、薮島、大熊、絵森の4人を紹介。「パワーアップしたパフォーマンスをお届けできればと思います」と、気合を入れる。

 この生中継にキャスト陣のテンションもアゲアゲなのか、大熊が手に持っていたパネルをブンブン振り回し、ペイトンが「振り回さないっ!こらーっ」と、たしなめる一幕も。さらに、伊達は伝えたいことを伝えきってしまったのか「まだ時間があります」とちょっと時間が余ったようでわたわたしていると、キャストたちもツッコミを入れて盛り上がる。すると、岬が、「これくらい温まった感じで楽しんでいきたいと思います」と、さりげないフォローを入れてうまくまとめ、「みなさーん、盛り上がっていきましょう!」と、ステージへと向かっていった。

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 そして2組目の三森すずこの後に歓声に迎えられて登場。1曲目はTVアニメ第2期OP楽曲にもなった『WE WILL!!』を同楽曲衣装でパフォーマンス。ステージ後方の巨大モニターにはOP映像も流れるなか、『ラブライブ!シリーズ』の特徴でもある、映像とキャスト陣のシンクロしたパフォーマンスを披露した。

 直後のMCでは伊達が「みなさーん!」と言った後に、キャスト陣が「こんにちはー」「こんばんはー」と、入り交じるご愛嬌も。しかし、これは「みなさんのお声を聞くのが初めてなんです」と、声出し解禁となったライブに初めての参加になって、キャスト陣が感極まっていたからのようで、Liyuuとペイトンが涙をぬぐったり絵森も「夢みたい」とつぶやいたり、伊達も「泣きそうです」と目元をぬぐい、岬も「きょうという1日を楽しみ……なんていうか忘れてしまいました」と、胸いっぱいな様子。

 2曲目は音楽番組『FNS歌謡祭2022冬』でのパフォーマンスでも話題となり、第2期6話でも披露されたサイバー感あふれる“ビタサマ”とも略される楽曲『ビタミンSUMMER!』。続けては、TVアニメ第2期8話で披露されたお祭りソング『Chance Day, Chance Way!』。同話数の映像も後方のモニターに流れる中、笑顔にあふれながらパフォーマンスし、岬の1回転のジャンプが決まると歓声が沸き起こることも。

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 さらに、ラップ調で韻を踏むような楽曲『POP TALKING』。ステージいっぱいにキャスト陣が広がっての歌唱を繰り広げ、曲の終盤にはノッてきたのか、ジャンプするキャストも現れる中でのものとなった。

 ラストは薮島センターの楽曲『揺らぐわ』。赤いライトで染まる情熱的な雰囲気のなか熱唱を見せ、ラストは決め顔でばっちり締めた。

 その後、日村勇紀と設楽統のお笑いコンビ『バナナマン』とキャスト陣が事前に答えたアンケートに沿ってトークをすることに。

 まずは、鈴原が伊達が朝に集合の約束となっていたが、約束場所には珍しく髪をビショビショに濡らして遅刻してやってきたという話を展開。これに伊達は、寝癖がひどいため、朝にシャワーを浴びているという前提を話しつつ、自身が時間の確認の際に、キリのいい時間だと思い込んでしまっており、髪を乾かす時間がなくなってしまったと告白。伊達は「荷物を抱えて、これは(集合場所に)行くしかないと思って。帽子をかぶっていったんです。ごまかせるかもしれないと思って」と急いだそうだが、案の定キャスト陣にバレてしまったそう。

 ちなみにLiyuuは「寝癖は気にならない」派と話したり、ペイトンは初めての場所に集合する際は30分前に集合場所にいると明かすことも。なお、ペイトンとしては「とにかく遅刻が怖くて」と切り出すと中学生時代に習っていたというクラシックバレエの時間に10分遅れていったところ「先生から遅刻は絶対ダメだからとこっぴどく叱られて」という体験があったそうで、これには『バナナマン』の2人からも「真面目で偉いね」と、褒められる。

 続いては、青山が“自撮りが下手すぎてヤバイい”と告白。これに観客たちから同意の声が飛ぶほどのエピソードだそうだが、青山としては「半目になっちゃうというか。私の押し方なんですけど、10枚とったら5枚以上半目の写真なんです」という。会場では、そのミスしたNG写真も公開され、場内は爆笑の渦に。しかし、設楽はその半目写真が気に入ったのか、「これがいいじゃん。半目の方がレアだからさ」というと、青山も信じかけ、日村が「だまされちゃダメだよ!」と、声をかけることもあった。

 そこから逆に自撮りのうまいメンバーは?という声も飛んだが、青山は全員うまいとしつつも、とくに「私的には絵森彩ちゃんがうまいかなって」といい、実際に絵森の自撮り写真も公開されると、「カワイイ」の声が飛び交う。絵森によるとコツとして「目を開いている瞬間に押すという。開いて押す」と話していたが、ここで設楽が「半目の写真がほしい」とつぶやいたことから、青山が今度絵森と2人で撮影するかもとも話していた。

 ほかにもペイトンがLiyuuの家でほかのキャスト陣とたこ焼きパーティーに行った際に、トッピングのネギをたこ焼き器の周囲に散らばるくらい豪快にまいてしまい、ほかのキャストから「『ペイ子出禁だね』と言われて」とのエピソード。

 さらには、パン屋で待ち合わせをして遊びに行く予定だったが大熊が、到着したらパンを自分のぶんとして6個買い込んでいたという、予測不能な行動に鈴原が振り回されたとも。ただし、ここでは設楽が「細かく(場所を店前と)言わない方が悪いか」と、フォローも。逆に、大熊は鈴原がホテルの浴槽に温度を確かめずに熱湯を張り、そのまま脚を入れて火傷をしてしまったことを暴露。そんな2人の応酬をみて、『バナナマン』から「2人が飛び抜けてそんなキャラクター?」と問うと、岬が「2人は飛び抜けてそうです」と、うなずいていた。

 ■セットリスト
 M1:WE WILL!!
 M2:ビタミンSUMMER!
 M3:Chance Day, Chance Way!
 M4:POP TALKING
 M5:揺らぐわ

 ※Liella!過去記事
 ・Liella!「WEIBO Account Festival 2022」優秀IPアイドル賞に
 ・Liella!アニメ2期構成3rdツアー!青山なぎさへほっぺチューされる【宮城公演Day1・レポ前編】
 ・Liella!・岬なこ お団子からストレートヘア姿で歌唱【宮城公演Day1・レポ中編】

 ※記事内写真は(c) オダイバ 超次元音楽祭 2023

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