俳優・阿部サダヲ主演で全国公開中の映画『シャイロックの子供たち』（監督：本木克英／配給：松竹）。本作のインタビュー＆メイキングが一体となった映像が23日、解禁となった。
累計発行部数50万部を突破の作家・池井戸潤氏による小説『シャイロックの子供たち』（文春文庫）が原作。映画は小説と展開が異なり、独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリー。池井戸氏が太鼓判を押した脚本である映画版『シャイロックの子供たち』に、2018年に大ヒットを記録した『空飛ぶタイヤ』の本木克英監督はじめメインスタッフが再集結。阿部をはじめ上戸彩、“キスマイ”『Kis-My-Ft2』玉森裕太をはじめ、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、橋爪功、柄本明、佐々木蔵之介らが勢ぞろいしている。作品は東京第一銀行の小さな支店で起きた、現金紛失事件がメガバンクにはびこる、とてつもない不祥事につながっていくという物語となっている。
インタビュー部分では、阿部、上戸、玉森3人のもの。その中で阿部が特に印象に残っていると挙げた居酒屋でのシーンのメイキング映像を言おうとした瞬間から玉森が笑いをこらえるような様子が。冒頭で「ちょっと言いづらいなと思って、勝手にセリフを変えたんですよ。それが本番で言えなくなるという……（笑）」と阿部が申し訳なさげに告白すると、上戸は阿部と玉森を指して「お2人は甘噛み隊ですよね」とツッコミ。さらに「阿部さんは上手くごまかすんですけど、今の行けたのかな？と」と、こちらも撮影時の心情を明かす。
続いて、阿部が挙げた、居酒屋でのNGシーンを切り取ったメイキング映像。何度も何度も同じセリフを噛んでしまう阿部と、上戸と玉森が笑いを堪える様子がとらえられている。上戸と玉森は、最初は俯くなど目線を外すのみだが、ついには阿部に背を向けて必死に我慢するように……。ようやくOKが取れた瞬間にはスタッフも含め全員が笑いの渦に包まれ、何とも楽し気に撮影する様子が映し出されている。阿部の“甘噛み”具合もよくわかるシーンとなっている。
さらに映像後半では、SNS用のスチール撮影をする一場面も。「乾杯をしている様子」を撮影する際、テーブルの中心でグラスを合わせようとした阿部・上戸・佐藤隆太に対し、玉森だけがカメラに向かってグラスを突き出す仕草を見せる。これに上戸が「玉ちゃんはカメラに“乾杯”なんだね。さすがだな～」と解釈の違いに関心すると、玉森が照れくさそうに慌てていたが「頭はMステのことでいっぱいなんだろうなって」とツッコまれるなど、仲の良いキャスト陣の撮影裏側が伝わるやり取りが解禁された。
■インタビュー＆メイキング特別動画
https://youtu.be/PJtqnTl4aUI
※『シャイロックの子供たち』過去記事
・玉森裕太「正義とは何か」！「シャイロックの子供たち」場面写
・玉森裕太「記憶って改ざんされる」？阿部サダヲ「好き」から急転直下
・柳葉敏郎 ぎっくり腰告白 阿部サダヲへは徹底追及
※記事内画像は（c） 2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会