“キンプリ”ことアイドルグループ『King ＆ Prince』元メンバーの岸優太が6日、東京・丸の内TOEIで主演映画『Ｇメン』（監督：瑠東東一郎／配給：東映）大ヒット御礼舞台あいさつを俳優・恒松祐里、矢本悠馬、お笑いコンビ『EXIT』りんたろー。、瑠東監督とともに開いた。
漫画家・小沢としお氏が2014年から18年まで『週刊少年チャンピオン』（秋田書店）で連載していた作品。問題児ばかり集う男子校G組に転校してきた門松勝太が、クラスメイトや上級生ら仲間たちと全力で生きる姿を、アツく楽しく描いたヤンキー青春漫画。岸演じる門松勝太は、全くモテない問題児ながらまっすぐで芯が強い役どころとなる。
濃紺ストライプな浴衣姿で登場した岸。「みなさんのおかげできょうのイベントが開けています。楽しい気持ちを与えたいです。この後も上映がありますし、体力を蓄えておいてください」と、独特のワードチョイスでの場内に笑いを起こしながらあいさつ。
本作イベントと岸といえば、7月の完成披露イベントでは「感じるな。感じろ！」、8月のイベントでも、「俺がやってたから、マリリン・モンローがやってた」など、数々の会場を爆笑させるコメントを残している。それだけに、続く矢本は、「これから岸が面白いと思います」と、期待をあおるコメントをして岸はハードルがあがって戦々恐々する姿も。
トークでは、声を上げて笑ったシーンは？との質問が。これに、「どこをつまみ出せばいいのかな……いや、ピックアップするか（笑）」というと、“つまみ出す”にりんたろー。から「不審者みたいに言わないでください」とツッコミが。その笑ったシーンへ「いっぱいありますからね……。視聴者目線ですよね」と言いつつ、矢本の教室のシーンを挙げていた。
続けて、G組の先生を演じた吉岡里帆の話題へ。「本当に命がけで仕事されているんだろうなって思って。ビンタ的なことも全力でやってくださっていたので、僕もまさか吉岡さんからビンタもらえると思わなくて。テンパって『ありがとうございます』と言ってました」と言い出す岸。その“ありがとうございます”は作品本編でも使われているそうだが、キャスト一同セリフがあったわけではなかったことを知り驚かせていた。
さらにアクションの話題へ。「めっちゃ格好良く映っていたなって。バック転は『Gメン』のためだったと言っても過言ではなくて、Gメンのためにバック転を仕上げてもっていったんすよ」と、裏話を話す岸。さらに、「バック転はジャニーズはできて当たり前とおもわれますけど、あれをするうえで、努力と涙があるんですよ」と言いつつ、自身が「できなかったんすよ」とポツリ。場内もどよめきかけたが、「嘘です、すいません。ファンの方ばかりだからバレるなって」と、白状した理由も披露してお茶目さを爆発させていた。
ほかにも、岸がキャスト間のLINEでキャストを食事に3度誘ったが、3度ともスケジュールがあわずだったため、再び誘うことに心が折れかけていることを告白。それでもキャスト陣があおりまくり、最後は岸も「ワンチャン誘ってみます」と話していた。
イベント後半には、岸がこれまでに“格好いいから”という理由でこだわっていた“四字熟語”がこの日はトーク内容に組み込まれており、本作を四字熟語で表すならというお題が。
事前に4字熟語を書道で半紙に書いて額に貼り付けられていたが、今回こそ何事もなく平穏に終わる……かと思われたが、なんと額から半紙が外れるハプニングが。そんななか岸はめげずに『魑魅魍魎』と、7月の完成披露試写会で話していたものを見せ、「人生で初めて書いた感じです。この先も一生書かない。こんなの使う機会ないっす」という。司会がこの魑魅魍魎の意味を問うと「えっと……なんかヤバいということです」とふわっと説明して、観客たちを再び大爆笑の渦に引き込む展開に。ちなみに、なぜ魑魅魍魎なのかは本作SNSで使われるハッシュタグ『Gメンやばい』にかけたものであることを窺わせていた。
映画『Ｇメン』は公開中！
撮影・文：水華舞
※詳報記事
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※岸優太過去記事