増田貴久 高橋克典から「なごみ系」やハンディーファン“三刀流”ポーズも

増田貴久 高橋克典から「なごみ系」やハンディーファン“三刀流”ポーズも3

ハンディーファン“三刀流”を高橋も笑顔で見守る

 アイドルグループ『NEWS』増田貴久が12日、都内で主演ドラマ『WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ ギフテッド Season2』完成披露試写会をアイドルユニット『美 少年』浮所飛貴、泉里香、小手伸也、中山優馬、田辺誠一、高橋克典とともに開催。増田は共演の田辺、高橋らと心温まる交流をステージでも繰り広げた。

 『金田一少年の事件簿』や『BLOODY MONDAY』等、数々の大ヒット作を生み出したミステリーの名手、天樹征丸(あまぎせいまる)氏が手掛ける作品。並外れた推理力や洞察力、論理的思考を持つ敏腕刑事・天草那月(増田)と、目視によって殺人犯を見抜ける特殊な能力を持つ高校生・四鬼夕也(浮所)がバディを組み、さまざまな難事件に挑む本格ミステリーとなっている。Season2では、 “那月の過去”と“不可解な連続殺人事件”の真相に迫るオリジナルストーリーが展開していく。

 高橋は増田演じる那月の上司にあたる特命捜査チームの室長の神原勇作役役を演じているが、実は17年前に学園ドラマで共演しており、今回の再共演に高橋は「昔の担任の先生の気分です」「いろんな意味で大きくなったなって」というと、増田も「はい」と“生徒”のような返事をして和気あいあい。今回の共演を聞いたときに増田は「家の天井にぶつかるくらい飛び上がりましたよ!」と、ジェスチャーも見せたが、高橋は「(高さが)低いんじゃ?」とイジると増田も「吹き抜けのところででしたよ」と、軽やかに返し楽しげな様子を見せていた。

 そんななか高橋は自身の役柄上「どうしても真面目な顔して芝居をするんです」と話していたが、増田の放つパーソナルな部分として「なごみ系じゃないですか。なんかふわっとするんですよね。それを使おうとしたんですけど、“そういう感じでやってるの!?”って聞いたら、こういう感じでやるとのことだったので、そっちに合わせてやったほうがいいかなって思って。沸き起こってくる気持ちを押さえながらやってました」という。

 その“なごみ系”に合わせるように高橋がロケ先に増田が自前の扇風機を持ってきたときのエピソードを披露。「マネージャーさんに『持ってきて』って持ってきたのがデカい扇風機だったんです。けど、つけるとものすごく風力が弱い(笑)」と、全然涼をとれなかったのだとか。

 増田は“風力が弱い”を言い換えて「優しい風です」と話していたが、高橋はそのときの状況として、「後ろでマネージャーさんが『正直困ってるんです』って顔してて。だったら、捨てちゃえよって思って、シーンを撮っている間にガムテープでぐるぐる巻きにして、『使用禁止』って書いて」と使用不能にしたという。増田は「その場は“ちょっとなにやってるんですかー!(笑)”って感じで終わって」となったそうだが、この話には続きがあり、「次の撮影で克典さんが『コレ』って紙袋をわたしてくださって。そのなかにハンディーファンが3個も入ってたんです」と、プレゼントがあったという。高橋は再びそのときの状況を「マネージャーさんが後ろで深々とお辞儀してくれました」と、マネージャーに感謝されたそう。ちなみに3つもらった増田は、3つ同時に使えるようなポーズはないかと考えたところ、両手に1つずつ持ち、もう一つは内股の中腰になって股に挟むということを考えたようで、その“三刀流”ポーズも披露して観客たちを沸かせていた。

 さらに、那月の父親役を演じた田辺は「対面するシーンがあって、そのときはかなりの状況なんです。実はその前に2年前に話すというシーンがあって、その一言目の『父さん』というセリフ。ここは撮影が別々だから“まっすー”(増田の愛称)が先に録音してて、その言い方でどうしようかなって思っていたんです。2年連絡がなかったからグッと来るのかなと思ったら、ちょっと優しいんです。そういう気持ちを感じたので“あっ”と思ってそこから役作りをしたんです。その後、那月にはあれを調べろ、これを調べろと言うんですけど、その一言目がすごく温かかったんでこういう関係性だと思って」と、増田の演技がその指針を形作ったという。

 この“お父さん”が優しかった理由へ増田は「那月自体が警察官になりたいと思ったのは、お父さんの影響です。その背中で、何かを教えてもらえるほど、ずっと時間を過ごしてきた環境ではないのかなって思って、お父さんの仕事は格好いいとなったことをきっかけに、自分の才能を伸ばすことを頑張ったりしたので、お父さんのことを大好き。でも、なんで失踪したのか知らないので、不安な気持ちと怒り、でも久々に声を聴けて安心したことを『お父さん』に込めて。全然(田辺に)ごあいさつできていない状況でのことだったので、いろんな想像を膨らませながら演じていました」と、振り返った。

 ちなみに、増田は田辺との雑談でトリビアも披露したそうだが、それが間違っていることが分かり、翌日、田辺にお詫びしたとも。しかし時すでに遅しで田辺は周囲にそのトリビアを披露してしまったそうで拡散されてしまったそうだが、その増田の姿勢を目を細めて感心していたことも明かしていた。

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