松村北斗、渋川清彦と優しい笑顔!「夜明けのすべて」場面写4枚公開

松村北斗、渋川清彦と優しい笑顔!「夜明けのすべて」場面写4枚公開4

 アイドルグループ『SixTONES』松村北斗、上白石萌音W主演で2024年2月9日に公開を予定している映画『夜明けのすべて』(監督:三宅唱/配給:バンダイナムコフィルムワークス=アスミック・エース)。本作の本予告映像と新場面写真が21日、解禁となった。

 作家・瀬尾まいこ氏の同名作。PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる会社員・藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患って気力を失っている同僚・山添孝俊(松村)が恋人ではない特別な関係を築いていく物語。

 本予告は、PMS(月経前症候群)の症状で不機嫌そうな表情を浮かべる藤沢さん(上白石)を外に連れ出す山添くん(松村)の、少し風変りな2人の関係性を切り取ったシーンから始まる。

 PMSで周囲にイライラをぶつけてしまう藤沢さんに「しばらく一人で怒っててもらっていいですか?」と声をかける同僚の山添くんもまたパニック障害を抱えていた。心が思い通りにならず電車など逃げ場のない場所に行けなくなってしまった山添くんのために、藤沢さんはいきなり家に押しかけて自転車をプレゼントすることを思いつく。そうやって少しずつ互いの事情と孤独を知った2人は、生きづらさを抱える者同士、遠慮のない素の自分で関わり合うことで、少しずつ希望を見出していく───。

 自転車で駆けていく山添くん、ベランダで風を感じる藤沢さんを優しく包み込むのは、16mmフィルムならではの美しく柔らかな光。『ケイコ 目を澄ませて』(2022)で国内外の観客を魅了した、三宅唱監督と撮影の月永雄太氏による圧倒的な映像美は本作でも健在だ。そして、『きみの鳥はうたえる』(2018)でも三宅監督作品の劇伴を担当したHi’Specの音楽が、少しずつ変化する日常に優しく寄り添う。

 さらに、藤沢さんのナレーションとともに映し出されるのは、“夜明け前がいちばん暗い。”という文章から始まる、「夜についてのメモ」と、原作にはない映画オリジナルの設定として登場するプラネタリウム。「“夜明け”を単に希望の比喩とせずに、その人その人によってさまざまな意味を持ちうる「夜」を描きたいと考えていた」と語る三宅監督が導き出したこのシーンは、やがて迎える2人の新しい“夜明け”をそっと想像したくなるような、味わい深いシーンとなっている。

 一方、公開となった場面写真では、山添くんと藤沢さんが勤める栗田科学の社長・栗田和夫(光石研)や、藤沢さんの母・倫子(りょう)とのささやかな日常を切り取った写真や、山添くんの前職の上司・辻本(渋川清彦)や山添くんの恋人(芋生悠)らと関わり合いながら、少しずつ移ろいゆく2人の世界を捉えたものとなっている。生きづらさを抱えた2人にそっと寄り添う彼らの姿や優しい表情が、心を温かくするようなカットとなっている。

 ■本予告
 https://youtu.be/XpvWd2uSmyQ

 ※記事内画像は(c)瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

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