下野紘ハイテンションで会場をヒートアップ!「鬼滅の刃」AnimeJapan SPステージ

下野紘ハイテンションで会場をヒートアップ!「鬼滅の刃」AnimeJapan SPステージ1

「鬼滅の刃」ステージが開催!

 アニメ『鬼滅の刃』スペシャルステージが3月23日に東京ビッグサイトで開催されたAnimeJapan 2024内のRED STAGEで行われ竈門炭治郎役の花江夏樹、竈門禰豆子役の鬼頭明里、我妻善逸役の下野紘、嘴平伊之助役の松岡禎丞がトークやコーナーで集まったファンと一緒に楽しんだ。

 漫画家・吾峠呼世晴氏が少年誌『週刊少年ジャンプ』に連載していたシリーズ累計発行部数1億5000万部を突破した漫画『鬼滅の刃』。2019年に2クールでTVアニメ放送され人気に火がつき、20年10月には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の公開、21年から22年には、『テレビアニメ「鬼滅の刃」 無限列車編』『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』、『刀鍛冶の里編』が放送され、いずれも人気を博し、今年5月12日午後11時15分からは『テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編』の放送を予定している。

 以下、公式レポート部分。

 竈門炭治郎や禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助らによる「テレビアニメ『鬼滅の刃』スペシャルステージ、スタート!」という元気な掛け声で開幕!観客の大きな歓声とともに、花江夏樹(竈門炭治郎役)、鬼頭明里(竈門禰豆子役)、下野紘(我妻善逸役)、松岡禎丞(嘴平伊之助役)ら、声優陣がステージに勢ぞろい。アニメ「鬼滅の刃」5周年を祝う『鬼滅祭』以来の登壇となったキャスト陣は、観客とのそれぞれのキメ台詞を披露し、会場は大盛り上がり!いよいよこの日限りのスペシャルステージがスタート。

 「双六大好き善逸の今日の一振り~AnimeJapan出張版~」と題して、ハイテンションで会場をヒートアップさせる下野をMCに迎え、ワールドツアー上映の舞台挨拶や鬼滅祭の思い出、アニメ5周年記念、この5年を振り返って、などテーマが書かれたサイコロが登場。キャストがサイコロを振り、サイコロが止まったところで下野がカメラに向かってトークテーマを、掛け声をいったあと会場の観客が掛け声を復唱するという、お茶の間で大人気のあの番組風のサイコロトークがはじまった。

 まずは下野がサイコロを振り「ワールドツアーの思い出」のテーマをもとに、「ニューヨークいきましたけどそれ以外のところもすごく盛り上がりましたね。ちなみに花江君はどのくらいいった?」と聞くと、花江は「僕はニューヨークから始まって、 シンガポール、ジャカルタ、パリ、ロンドンで、(今後予定しているのが)ムンバイとバンコクですよ。去年より増えました」と話すと会場には驚きの声が。松岡が「夏樹、そんな時間あんの?」と突っ込み、すかさず花江が「時間は作るものなんですよ」と答えると会場は笑いに包まれた。下野は「ついにニューヨークデビューしましたよ。“下野紘、ニューヨークへ行く”っつって(笑)改めて海外でもこんなに『鬼滅の刃』が人気なんだなと思いました。一人一人の熱量がすごかったですね。『鬼滅の刃』自体がキャラクターや声優含め、愛されてるんだなと実感できました」と海外の「鬼滅の刃」愛の大きさを肌で感じたと振り返った。

 続いて花江が「鬼滅祭の思い出」のテーマにちなんで「宴もあって密度が濃かったので気合をいれないとなと思っていたんですが、今回はセットや舞台装置がパワーアップしましたし、予め発表されていた出演者よりシークレットゲストの方が多いっていう(笑)。配信もはじまりましたよね」と話すと、松岡が「浪川さんが登場した時点で悲鳴があがってましたもんね。」と興奮と笑いに包まれた鬼滅の宴を振り返る。

 また花江が「憎珀天のバルーンとか歴代のアイキャッチ、絵が並んでるのをみれるのが嬉しくて。ポスターにして売ってほしいなって思いました」と5年間の「鬼滅の刃」を一気に楽しむことのできる記念すべき鬼滅祭の魅力を語った。そして鬼頭が「刀鍛冶の里編にちなんで印象的だったシーンやキャストの演技」のお題に「禰豆子の太陽克服のシーンですね。すべてがかみ合って素晴らしい時間になりましたね」としみじみ話すと、下野も感動した様子で「炭治郎を禰豆子が蹴飛ばして、あそこの段階から何かを悟った笑顔がたまらないよね」とファンの心をぐっとつかむ兄妹愛溢れるシーンを振り返る。鬼頭は「いままでのシーンが回想で流れるシーンがあって、あそこの走馬灯は泣けましたね。花江さんの芝居も大好きでした」と話すと、花江が「着地して炭治郎が鬼だけをみて戦いにいくっていうのも兄妹の絆を感じましたね。いままでの積み重ねだと思います。ここまで一緒に戦ってきて究極の決断をしたあとの太陽克服なので自然と涙が溢れてきました」とキャスト陣も並々ならぬ想いを込めた、アフレコを振り返る。

 最後に松岡が「柱稽古編にちなんで2024年鍛え上げたいこと」のお題を振ると「メンタル」と即答。「僕最近、スランプになることなかったんですけど、昔だと3か月に一回は良いときと悪いときの波があったんです。でも悪いときが終わるとパーフェクト松岡になるんですよ。最近はまたスランプに陥っていたので思いついたのがメンタルでした」と胸の内を告白する。すると花江らが元気よく松岡を励ましながら、下野は「なんかあったら我々にいいな!」と声をかけ、コンビネーションばっちりの「鬼滅の刃」キャストによる賑やかなサイコロトークが披露された。

 そして約2か月後に放送を控えた、5月12日(日)夜23時15分から全国フジテレビ系にて放送開始となる『テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編』の第1弾PVが上映!柱稽古編がいよいよ放送を控え、花江は「ビジュアルにも描かれているように柱がこれだけいて、今まであまり登場しなかった柱もでてきますので、僕はいちファンとして楽しみに見させて頂こうかなと思っています。」と期待を膨らませる。記念すべき柱稽古編の放送前には、5月4日(土)夜7時~ フジテレビ系列『特別編集版「鬼滅の刃」刀鍛冶の里 敵襲編』、5月5日(日)夜7時~ フジテレビ系列『特別編集版「鬼滅の刃」刀鍛冶の里 繋いだ絆編』の放送も予定しているので、ぜひチェックしてほしい。

 最後に花江が「今日はお集まり頂きありがとうございました!いよいよ柱稽古編がスタートしますが、原作を読んでいても好きなシーンやセリフがたくさんあります。アフレコで炭治郎を演じつつも他のみなさんがどういうお芝居をしているのか、どういう映像になっているのかを楽しみにして、一つ一つのセリフを炭治郎として演じていければと想いながらアフレコをしました。ぜひ放送を楽しみにしていてください。これからも「鬼滅の刃」をよろしくお願いします!」と観客にメッセージが贈り、盛大な拍手の中スペシャルステージは幕を閉じた。

 ※記事内写真は(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable