櫻井孝宏「鬼滅の刃」で「1つの節目を迎えた」シーンとは?横浜×ムンバイ舞台挨拶

櫻井孝宏「鬼滅の刃」で「1つの節目を迎えた」シーンとは?横浜×ムンバイ舞台挨拶1

 『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』(監督:外崎春雄)横浜×ムンバイ舞台あいさつが4月20日に開催。横浜の会場には冨岡義勇役の櫻井孝宏、ムンバイの会場には竈門炭治郎役の花江夏樹が登壇した。

 漫画家・吾峠呼世晴氏が少年誌『週刊少年ジャンプ』に連載していたシリーズ累計発行部数1億5000万部を突破した漫画『鬼滅の刃』。2019年に2クールでTVアニメ放送され人気に火がつき、20年10月には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の公開、21年から22年には、『テレビアニメ「鬼滅の刃」 無限列車編』『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』、『刀鍛冶の里編』が放送され、いずれも人気を博し、2024年春には『テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編』の放送を予定している。本作では、《刀鍛冶の里編》第十一話の劇場初上映に加え、来たる鬼舞辻無惨との決戦に向けた柱稽古の開幕を描く《柱稽古編》の第1話が楽しめる。

 以下、公式レポート部分。

 横浜で開催された舞台挨拶には、冨岡義勇役の櫻井孝宏が登場!会場に詰め掛けた多くのファンから大きな歓声で迎えられた。この日、アニメ「鬼滅の刃」で、これまでにない取り込みとして、横浜とムンバイの中継を実施。現地とのスケジュールの都合により、ムンバイのステージに登壇する直前の竈門炭治郎役、花江夏樹と早速中継をつなぐことに。

櫻井孝宏「鬼滅の刃」で「1つの節目を迎えた」シーンとは?横浜×ムンバイ舞台挨拶2

 櫻井から、現地の様子を問われた花江は、「今、会場はものすごい熱気で、本当にこのアニメへの愛が溢れてます!ムンバイに!」と、満面の笑み。ムンバイの会場での盛り上がりを物語るように、花江のコメントも熱を帯びる。ワールドツアー舞台挨拶もいよいよ本日のムンバイが最終地となることについて、各地を飛び回っていた花江は、「やっぱり色々な国と地域を回りましたが、どの地域に行っても本当に『鬼滅の刃』への愛を感じて帰国しているので、現地のファンの皆さんに喜んでもらおう!という気持ちで行っている僕たちが、逆に元気になって帰ってくるという素晴らしい現象が毎回起きてます!」と、世界各地のファンたちへの感謝を述べ、これには横浜の会場で中継を見守っていたファンからも大きな拍手!ともに熱気に包まれている横浜とムンバイとの中継を締めくくった。

 柱稽古編の放送開始が迫っている本作について櫻井は、「(ワールドツアー上映では、)前シリーズと新しいシリーズが一緒に見られるのも素晴らしいなと思いましたし、やっぱりあの、禰豆子が太陽を克服した瞬間っていうのは 本当に何度見てもグッときますね。「よかったねぇ」と声を掛けられるあのシーンは、炭治郎の感情も相まって、1つの節目を迎えたなと思いました」と、コメント。

 さらに「ただ、その次の展開では、柱が集まっている新しい局面を迎えるっていう、この流れがこの迫力で見られるというのはなかなかないので、皆さんと一緒にそんな作品を振り返ることができるのは本当に素敵なことだなと思いました」と、その想いを語った。

 また、柱稽古編の第一話で、演じている義勇が久しぶりの登場となったことについて櫻井は、「物語が進むにつれて、僕も視聴者として作品を追いかけていたので、高ぶるものや蓄積されたものがあって、収録の際にそのあたりを調整したりということもありました。ただ、他のキャストと集まって収録をすることができたので、今の義勇をしっかりと形づくることができたのではと思います」と、その想いを吐露。義勇の役作りに自信を覗かせた。

櫻井孝宏「鬼滅の刃」で「1つの節目を迎えた」シーンとは?横浜×ムンバイ舞台挨拶4

 現在、本作の上映の際には入場者特典映像 第三弾として【「柱稽古編」特別編集映像『お館様からの手紙』】が上映中。この映像の中で、炭治郎と義勇のやり取りが印象的なシーンについて櫻井は、「花江くんと一緒に収録できたのでとてもやりやすかったですし、あんな様子の義勇というのは、僕の中でもあまりイメージがなかったので、そこが新鮮でしたし、新しい一面をどうやって作っていこうかなという楽しものありました」と、コメント。炭治郎役の花江夏樹との収録を振り返った。

 櫻井が本作のイベントに登壇するのは、東京、メキシコシティに続き3か所目。柱のメンバーが勢ぞろいとなった東京での舞台挨拶については、「個性が前面に出るキャラクターを演じる方々が盛り上げているのを、自分とか河西(健吾)くんが、すっとして見ているっていう、演じているキャラクター像と重なるようなところもあって、いいなって思いましたね」と、振り返る。

 自身にとって、「鬼滅の刃」では初の海外での舞台挨拶となったメキシコシティでは「前日まで雨降ってなかったんですが、その日だけ雨が降って、次の日からまた晴れだったんです。河西君と、水柱と霞柱がそろったから雨が降ったということにしよう!というやり取りもありました。会場には、7000人以上の方が詰めかけてくださって、みんな推しのキャラクターのコスチュームを着ていたりするんです。それがほんとに絶景でしたね。『すごい』って」と、現地での思い出を語った。

 そして、ワールドツアー舞台挨拶も終わり、「柱稽古編」の放送が迫るアニメ「鬼滅の刃」に対しては、櫻井は、「この作品のテーマが家族愛だったり兄弟愛だったり、普遍的なものを描いていると僕は思うんですが、そういった部分が国とか言葉とか関係なく語られて、同じように伝わっているというのがすごくうれしいなと思いました。また、次のテレビアニメシリーズにつながるタイミングで、これだけ多くの人に劇場に通っていただけたことが非常にありがたいですし、冨岡義勇役として出演できてとてもうれしく思っております。これからも鬼滅の刃よろしくお願いします!」と、全世界のファンに向け感謝のメッセージを送り、大盛況の内にイベントは幕を閉じた。

 『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』は公開中!

 ※記事内写真は(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

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