たびたび笑みを浮かべイベントを楽しんでいた西野（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
俳優・西野七瀬が5月3日に神奈川・横浜ブルク13で映画『帰ってきた あぶない刑事』（監督：原廣利／配給：東映）完成披露舞台あいさつに俳優・舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、吉瀬美智子、土屋太鳳、原廣利監督とともに登場した。
“あぶデカ”の略称でも親しまれ、1986年のテレビドラマ放映開始から37年。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』を“最後”に「サラバ」を告げていたタカ＆ユージのバディが“ハマ”に帰ってきた。鷹山敏樹役・舘ひろし、“ユージ”こと大下勇次役・柴田恭兵、真山薫役・浅野温子、町田透役・仲村トオルのおなじみのメンバーも勢ぞろいしている。なぜ、復活を遂げたのか、定年を迎え、ニュージーランドで過ごしているはずのタカ＆ユージの現在は……が、“あぶデカ”テイスト全開で描かれている。
黒のドレス姿で登場した西野。この日は、俳優・山田裕貴との結婚を発表後初公の場とあり、報道陣から無数のフラッシュを浴びるなかでのものに。そんな西野は「撮影からみなさん（キャストの）みなさんとお会いするまで時間があったので、いま緊張してます」と、豪華キャスト陣に気後れしそうになりつつもトークを展開。
初めて舘と柴田のタカ＆ユージの姿を見たときに「伝説のお2人を見たことがなかったんです」と、胸が弾んだそう。そのときに印象的な光景があったそうで、「トオルさんとお2人のシーンのときに、リアルなイジりというか無茶振りというかをされてたんです。テイクがかわるごとにランダムに振られていて。でもトオルさんも、シリーズで鍛えられているので、綺麗に返していて。それを見ていた私はヒヤヒヤと現場にいました」と、アドリブの応酬をする3人に緊張をしていたのだとか。ちなみに、司会から舘と柴田の立ち居振る舞いに「キュンとした？」との質問もあったが、「キュンですか……？勝手に見ていて格好いいと思っていました」と、思わずチラ見してしまう瞬間があったそうだ。
さらに、キャスト陣から舘＆柴田への質問コーナーがあり西野は「お2人が目で追ってしまうような女性ってどんな女性ですか？」とタイプを質問。柴田は「ニコールキッドマンですね」とスマートに挙げれば、舘は「僕は奥さんですね」とのこと。ここで柴田が“浅野温子のことは挙げないの？”と舘をイジルと、浅野が舘の肩を揺さぶりだす。しかし舘はその揺さぶりに視線をあわせず、ついには目を合わせないまま「おんこちゃん（舘の浅野の呼び方）もそうですね」と、言わされた感満載のセリフが飛び出すことも。その丁々発止なやりとりを経て舘から「参考になった？」との声が飛んだが、西野は「はい」と生返事で、舘から「そんなことないでしょ（笑）」と、ズバリと切り込まれて2人で楽しげに笑っていた。
映画『帰ってきた あぶない刑事』は5月24日より全国公開予定！
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
肩をガシッと掴みだす浅野
目を隠してコメントする舘
