“ナナニジ”の略称で親しまれるアイドルグループ『22/7』のメンバー・天城サリーが6月6日と6月7日にインドネシア・ジャカルタで開催のアニメコンベンション『Anime Festival Asia Indonesia 2025』(AFA ID 2025)に登場した。
天城といえば、秋元康総合プロデュース・22/7(ナナブンノニジュウニ)のメンバーとしてアイドル活動を行うほか、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」清水イライザ役、ゲーム「オーバーウォッチ2」霧子役等、多数のアニメ・ゲーム作品の声優を務めるなど多岐にわたる活動を展開。アメリカ・ロサンゼルス出身で、ネイティブである英語、日本語のほかスペイン語も堪能で、ガチのアニメファンという一面も持ち合わせていることで知られている。今年に入ってからも、3月にハワイでファンミーティング、4月にはシアトルの『Sakura-Con 2025』、5月には『Crunchyroll Anime Awards 2025』で総合MCを務めるなど、グローバルに活躍の場を広げている。
天城は今回2日間でライブステージ2回・パネルトーク1回・ファンミーティング1回に登場。現地のファンと交流することとなった。
以下、公式レポート部分。
6月6日(金)の「ANiBEATS」ステージでは、『ラムのラブソング』『God knows…』といった名曲カバーからスタート。
中盤では22/7のキャラクター・藤間桜の映像とともに『恋愛裁判』を披露し、さらに『ワールドダイスター』カトリナ・グリーベルとしてのキャラソン『夢見月夜』も映像演出付きで歌唱。キャラクターと楽曲が融合した世界観で、観客を魅了しました。
後半は22/7の『曇り空の向こうは晴れている』、そしてアニメ『カッコウの許嫁 Season2』のEDテーマでもある最新シングル『あなたでなくちゃ』を、ナナニジメンバー全員が登場するdance videoとともに披露。
全6曲を通じて、表現力とパフォーマンス力の両面で観客を一気に引き込みました。
MCでは英語と日本語を自在に操り、現地ファンと自然体で交流。声優としての“共演”を果たしながら、アイドルとしての華やかさと地力を存分に示した初日ステージとなりました。
翌6月7日(土)は、正午のメインステージでのパネルトークからスタート。
『トモちゃんは女の子!』キャロル役の日本語・英語の実演に加え、『オーバーウォッチ2』キリコの英語アフレコも披露。多言語での演技をこなす表現力に、会場からは大きな拍手が送られました。
続くインドネシア語講座では、「Aku Cinta Kamu(愛してる)」「Gaskeun(いくぞ!)」「Mager(めんどくさい)」など、現地のスラングにも果敢に挑戦。笑いと拍手に包まれながら、言語も文化も超えた一体感を生み出しました。
午後2時からはファンミーティングを開催。Q&Aで場を盛り上げたあとはサイン会へ。天城との対面を求めるファンが列をなして大盛況に。
現地での人気と浸透ぶりを証明するひとときとなりました。
そして18:40頃、「I LOVE ANISONG」ステージのオープニングアクトとして再び登場。開場中の出演ながら、天城を目当てに多くのファンが詰めかけ、2,000人規模のメイン会場は開演前から満員に。その注目度の高さを改めて印象づけました。
AFAインドネシアで唯一、「ANiBEATS」「I LOVE ANISONG」両ステージでのライブ出演を果たしたアーティストとなった天城サリー。
ステージ冒頭には、22/7メンバー全員からのサプライズメッセージ映像も上映され、会場は温かな歓声に包まれました。
限られた20分間ながら、キャッチーで多彩な選曲と圧倒的なステージングで会場を完全に掌握。
2日間にわたる全力パフォーマンスを、熱気と一体感に満ちた最高のフィナーレで締めくくりました。
●天城サリー コメント
約6年ぶりのインドネシア!
前回はカバー曲が中心のライブでしたが、今回はナナニジの曲に加えて、自分が担当したカトリナちゃんのキャラソンも披露することができました。こうして、ジャカルタの皆さんに「声優」として戻ってきた姿を見せられて嬉しかったです!
次来るときは、もっともっとBIGになって戻ってきます!Terima kasih(テリマカシ)!!
■セットリスト(DAY1|ANiBEATSステージ)
1.ラムのラブソング
2.God knows…
3.恋愛裁判
4.夢見月夜
5.曇り空の向こうは晴れている
6.あなたでなくちゃ
■セットリスト(DAY2|I LOVE ANISONGステージ)
1.残酷な天使のテーゼ
2.恋愛サーキュレーション
3.夢見月夜
4.あなたでなくちゃ