（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
俳優・唯月ふうか、和希そらが6月13日に都内でミュージカル『SPY×FAMILY』製作発表記者会見に俳優・森崎ウィン、平方元基、泉谷星奈、月野未羚、西山瑞桜、村方乃々佳、脚本・作詞・演出を担当するG2氏とともに登場した。
漫画家・遠藤達哉氏が集英社の漫画アプリ『少年ジャンプ＋』連載中で累計発行部数は3800万部突破の人気コミックが原作。「スパイ＆超能力者＆殺し屋が互いの秘密を抱えたまま仮初めの家族になる」というユニークな設定とスタイリッシュでキュートなキャラクターたち、シリアスとコメディが絶妙にブレンドされた世界観、巧妙なセリフ回しとアクションとギャグを織り交ぜたストーリーテリングといった唯一無二の魅力により読者の圧倒的な支持を獲得している。2022年のテレビアニメ化され2025年10月にはSeason3の放送も予定、2023年冬にはアニメ映画化され、興行収入62億円を突破する大ヒット。舞台化は2023年3月にされ、原作の持つ世界観はそのままに、壮大なスケールのゴージャスな帝国劇場のミュージカルとして好評を博した。
殺し屋でコードネーム『〈いばら姫〉』の二つ名を持つヨル・フォージャー役をWキャストで演じる。唯月は2023年版でもヨル役を演じており、和希は今回初めてヨル役を演じることとなる。
泉谷星奈、月野未羚、西山瑞桜、村方乃々佳と4人のアーニャが発表され、会見でも4人の発言などにたびたび大人キャストに笑みが浮かんでいたが唯月は「ここに存在してくださるだけで“ありがとうございます”という気持ちです。アーニャさんたちから“ははー”と近づいてきてくれたときの体温とか呼吸とかそういうものを受け取って、母親ってこういうことなんだということをすごく感じていて。けいこ場にいても、アーニャさんが視界に入るように動いていて、そういうふうにしている自分にも驚いていて。アーニャさんたちに愛情をもらっていて、私もアーニャさんたちに愛情を返せる母親になれたらと思っています」と、感じていることを話しつつ、「よろしくね」と4人へ声をかけた。
一方、和希は「作品の中で、実際のお子さまがいらっしゃるっていうのは初めてなんです。大人が子どもを演じたり、自分が父だったりという立場を演じていたので、そのなかで、どんな母性が爆発してしまうのか未知なので、“はは”として生きられたらと思います」と、意気込んでいた。
また、作品にちなんで「私こう見えて●●です」に答えるコーナーで唯月は「私はこう見えて総合格闘技が大好きなんです。みなさん命をかけて戦われている姿を見ると感動したり、1人1人の選手の方のストーリーを見て格好いいって思って。選手の方の格闘技への姿勢は、私達に通じるものがあると感じていて惹かれています」と、趣味を告白し、本舞台でも「バックチョークをかけちゃうかも」と、いたずら気味にほほ笑む様子が。
和希は「絶叫マシーンが苦手なんですけど、最近ジェットコースターで平気になる裏技を見つけて」とのことだった。
ミュージカル『SPY×FAMILY』プレビュー公演は9月20日から9月28日まで埼玉・ウェスタ川越 大ホールにて、本公演となる東京公演は10月7日から10月28日まで日生劇場にて、大阪公演は11月5日から11月10日まで梅田芸術劇場 メインホールにて、福岡公演は11月17日から11月30日まで博多座にて、山形公演は12月12日から12月14日までやまぎん県民ホールにて、静岡公演は12月20日と12月21日に静岡市清水文化会館マリナートにて、愛知公演は12月26日から12月30日まで御園座にて上演予定！
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
