TVアニメ『終末ツーリング』1話・2話先行上映会&キャストトークイベントが9月23日に神奈川・横浜ブルク13で開催されヨーコ役の稲垣好、アイリ役の富田美憂が登場した。
以下、公式レポート部分。
滅んでしまった終末の日本を、2人の少女がオフロードバイク・セローで旅をする。「電撃マオウ」連載、さいとー栄 原作による移植のツーリングコミックのアニメ化となるTVアニメ「終末ツーリング」が、いよいよ10月4日より放送開始となる。
9月23日(火・祝)、放送開始に先駆けて第1話、第2話を上映するイベントが、横浜ブルク13にて開催された。開催地となった横浜は、第2話で2人が旅する舞台でもある。そんな、まだ滅んでいない横浜の劇場で、終末世界が、そして旅する2人の少女たちの姿が、会場に集まった観客たちにお披露目された。眼前に広がったのは、第1話の舞台となる「箱根」、そして横浜の自然あふれる美しい風景。道路や建物は崩れかけるが、そこに植物が覆いかぶさり緑あふれる景色、そして現代の日本の街中では出会うことのない動物たちが歩き回る。そんな世界を舞台に、バイクにまたがった2人の少女は、明るく、そして誰よりも自由に、開放感あふれる旅を進めていく。
上映後にはヨーコを演じる稲垣好、そしてヨーコとともに旅するアイリを演じる富田美憂が登壇。本編の感想を問いかけると、観客からは大きな拍手が送られた。さらにステージには、旅の相棒として3人目の主人公ともいえる、セローも描かれた、描き下ろしの等身大のキャラスタンディパネルも登場。稲垣からは「バイクの汚れの表現だったり、すごくバイクにこだわっています!」と、富田からは「バイクに対してこのアイリの小ささ!かわいいですよね!」と紹介された。なお観客の中には、実際にセローで会場まで訪れた人も多くいたようだ。
当日初上映された第1話、第2話に関しての話では、「ご覧いただいた通り風景がとてもきれいなアニメです。旅に出た気持ちになれるし、誰のことも気にせず温泉に入れたり、終末世界ならではの自由な楽しみがある。みなさんの癒しになれる作品だと思います」という声や、「1話をご覧いただくと、結構激しいアクションのシーンもあったり、この世界で生き残るために頑張る場面もあります。今後もこういったシーンもありますのでお楽しみに」という今後への楽しみも聞かれた。
またアイリについて演じる富田から、「第1話、ご覧になって、すごいびっくりなシーンもありましたよね?放送で楽しんでいただきたくてずっと言えなかったんですけど、アイリってこういう子なんだっていうのを見て貰えて、すごく嬉しいです!」と、アイリのある特徴的なシーンについての話も。ぜひ放送で確認してほしい。
また、「第2話では2人にとって初めての出会い。そして少し切ない物語も描かれて、ぜひ第2話まで見て欲しい。」という紹介も。様々な側面を見せる本作をぜひ見てみてほしい。
また2人は、放送に先駆けた宣伝施策として、「週末ツーリング」と題した映像番組も展開中。稲垣と富田はこれまで、製造元であるYAMAHAの社員にセローについて教えてもらったり、秩父でキャンプに取り組んだり、様々なことに挑戦してきた。そしてこの日、この「週末ツーリング」が今後毎週配信となること、そして作中に登場する各地に実際に2人が訪れる企画を進めていくことを発表。
第1話の舞台である箱根はすでに撮影を行ったとのことで、このロケについて富田は「(稲垣)好ちゃんが同年代で、友達と行くロケってこんなに楽しいだって思いました。いろんなことをやらせてもらって、とても楽しい番組なのでぜひアニメと一緒に観て毎週楽しい週末にしてもらえたら嬉しい!」と、また稲垣からは「仲良く撮影していて、(富田)美憂ちゃんのオフショットもSNSでお見せしているのでそっちも見てね!」と番組で見る姿同様楽しい雰囲気が見て取れた。
イベントの最後には、作中での終末の横浜の画を背景に記念撮影を行い、イベントは終了の時間に。(なおイベント後、SNSでは同じ画角の写真を撮影しSNSに投稿する方々で溢れかえった)
最後に2人からは、「2人の旅を見ていると、いろいろな行ってみたいや、やってみたいという気持ちが湧いてくる作品です。ぜひこのアニメを見て湧いたその気持ちで、現地に行ってみたり、バイクに乗ってみたり、いろんなことに挑戦して楽しんでもらえたら嬉しいです。」「私たちも番組を通じていろんなことに挑戦しているので、ぜひ『週末ツーリング』の方も合わせてご覧いただいて、毎週を素敵な週末にしていきましょう!」とのメッセージが送られた。
※記事内画像は(C)2025 さいとー栄/KADOKAWA/「終末ツーリング」製作委員会