TVアニメ「とんがり帽子のアトリエ」放送直前スペシャルステージが3月28日に東京ビッグサイト AnimeJapan 2026GREENステージで開催されココ役の本村玲奈、キーフリー役の花江夏樹、渡辺歩監督が登壇した。
漫画家・白浜鴎(しらはま・かもめ)氏が『モーニング・ツー』(講談社)にて好評連載中の王道魔法ハイファンタジー作品。2016年に連載をスタートし、現在コミックスが第15巻まで発売中(国内)。全世界でのコミックス累計発行部数は750万部を突破しており、フランスやスペイン、韓国そのほか各国で漫画賞を受賞しているほか、2020年には米国アイズナー賞『最優秀アジア作品賞』を受賞している。
以下、公式レポート部分。
TV アニメ「とんがり帽子のアトリエ」は、魔法使いに憧れる少女・ココと、魔法使いの青年・キーフリーの出会いから始まる物語。魔法使いたちが隠した“絶対の秘密”を知ることになったココは、キーフリーの弟子として魔法を学び、アトリエの仲間と共に探求と成長を重ねていきます。
MCの呼び込みを受けて、本村さん、花江さん、渡辺歩監督がステージに登壇。本村さんはココのマントと帽子、花江さんはキーフリーのマントと帽子、そして渡辺監督はオルーギオの帽子と、それぞれキャラクターの衣装を身に纏って登場し、開幕から客席を大いに沸かせました。
本村さんは「今日は皆さんにたくさん魅力を伝えられたらと思います?」と、ココのように元気いっぱいにご挨拶。花江さんも「今日は皆さんと魔法のような時間を過ごせたらと思います」と意気込み、本作でのイベント登壇が初となる渡辺監督は「いよいよついに『とんがり帽子』の世界を皆さんと共有できることが光栄です」とコメントし、イベントがスタート。
イベントでは、作品の主な【4つの魅力】を紹介。 まずは、全世界でシリーズ累計発行部数750万部を突破し、日本のみならず、フランス、スペイン、韓国、アメリカなど各国で数多くの賞を受賞している原作についての話題から。「白浜鴎先生の緻密な絵と世界観の構築が本当に素晴らしく、魔法の世界が日常に近いところで描かれている事に感動しました」と原作を初めて読んだ際の衝撃を語った本村さん。花江さんも「絵本を読んでいるかのようなわくわく感。本作は”描く”ことで魔法を使うので、それぞれのキャラクターの個性が描く魔法にも出ていて、自分だったらどういう魔法を描くだろうと想像しながら読めるのが良いですよね」と語りました。
また、「アニメ化はプレッシャーだったんじゃないですか?」と花江さんから振られた監督は、「難しいんじゃないかという意見もありましたが、あえて挑戦したいという気持ちでやりました。アニメがすぐできる魔法が欲しいですね。(笑)」とお茶目にコメント。
そして、本作の幻想的な世界観を彩る映像・音楽について。PVが公開されるやいなや、まるで劇場映画作品のようなクオリティと称賛の声が次々と寄せられた本作のアニメーション制作を担当するのはBUG FILMS。制作にあたっての苦労や裏話を聞かれた監督は「すべてが苦労でした。(笑) あえて言葉にするより、映像やストーリーを見て感じ取っていただけると嬉しいですね。描きたいことが多くて入りきらなかったところもありますが、余白として楽しんでいただければ」と客席へ呼びかけました。また、先日3月15日(日)に劇場で行われた先行上映イベントに登壇した本村さんは「劇場に入った瞬間、本編の第1~3話を観終えたお客さん目がキラキラしていて、印象に残っていました。登壇した皆ですごかったねと話していました。観に来てくださっていたアニメ制作スタッフ皆さんも同じように目を輝かせていて、作品愛に溢れているなぁと。多幸感がありました」と振り返り、花江さんも「本編もPVのクオリティのまま進んでいくので、とても見ごたえがあります!楽しみにしていただきたいです」とアピールしました。
続いては、キャラクターの魅力を深堀りしました。主人公ココの応援したくなる魅力について、演じる本村さんからは「一生懸命でとにかく真っ直ぐなところが好きだけど、ド根性のあるところも好きです。食べ物に例えるなら、こんにゃく。しなやかだけど、どんな困難も弾き飛ばすような…」と独特なコメントが飛び出し、それに対し「つるってしているからね」とフォローする花江さんの師弟ようなの微笑ましい一幕も。
また、原作でも大人気のキャラクターのキーフリーを演じる花江さんからは、「安心感があって師匠としてココたちを導いてくれる一面がありつつ、ミステリアスなバックボーンもあり」と語り、「食べ物に例えるなら…はんぺん、ですかね。理由はご想像にお任せします」と会場の笑いを誘いました。 様々な個性溢れるキャラクターの中で、ずばり推しキャラを聞かれた渡辺監督は「(本日監督が被っている帽子に触れて)オルーギオは好きですね。ただ、あえてここはフデムシかな。ピンチの時や楽しい時に華を添えてくれる、なくてはならないキャラクターですね」と微笑みました。
また、ストーリーの魅力について、本村さんは「ストーリーが幾重にも折り重なっていて、登場する子供たちや大人たち、魔法を取り巻くたくさんの人の生き方の軌跡がつまったストーリーを原作で白浜先生が描いているのがすごいなと思います」と熱弁。
さらに、アフレコにあたっての裏話トークも展開されました。監督からは、本日一緒に登壇したお2人の印象について「キャラクターそのままなんですよ。まるで最初から決まっていたかのようにしっくりくる。自然と導かれたんだなと思っています」と嬉しい言葉が。本村さんは、事務所の先輩である花江さんについて「花江さんは私が声優になったきっかけの方なんです。学生時代に参加したアフレコのイベントで優勝して、その時に花江さんにお芝居を見ていただけたことがきっかけで、今の事務所に所属することになったんです」と語り、花江さんも「すごく素敵な声ですし、『うちの事務所に入っちゃえば?』と。直接的に教えることはないですが、いつも見守っています」と続け、役柄を越えた師弟の絆を感じる言葉も飛び出しました。
作品の魅力や裏話をたっぷり語ったところで、なんと、本日会場にいる観客にだけ特別に、ノンクレジットオープニング映像をお披露目することが発表され、会場中から盛大な拍手が起こりました。Eveによるオープニングテーマ「風のアンセム feat. suis from ヨルシカ」とともに大迫力オープニングの映像が流れ、映像を見た花江さんは「泣いちゃいますね。すごくわくわくした?」と大興奮の様子でした。こちらの映像はアニメ本放送を是非お楽しみに。
終盤の告知コーナーでは、Netflix・ABEMA以外の配信プラットフォームの情報も一挙公開となりました。Amazon Prime Videoほか、各配信プラットフォームでもテレビ放送と同じく、4月6日(月)23時から「とんがり帽子のアトリエ」がご視聴いただけます。
最後は登壇者からメッセージが贈られ、イベントを締めくくりました。
「選ばれし2人がこうしてステージに立っていて、僕がそれを見るという光景をどこかで想像していた部分もありましたが、実際に今日ステージに立って、この2人で間違いなかったなと改めて思いました」(監督)
「僕にとってはこの作品は挑戦の連続で、毎週一生懸命にアフレコしていました。その結果が作品に出ていると思います。ココをはじめとする魔法使いたち、魔法使い以外の子供たち、そして大人たちの物語を楽しんでください」(花江)
「4月6日から放送が始まるんだな、といますごく実感しています。私が声優になったのは、この作品に出会うためだったのかなと思います。白浜先生の原作を、沢山のスタッフさん・キャストさんが愛情を持ってアニメに仕立ててくださいました。楽しみにお待ちだけたらと思います」(本村)
世界中を魅了し続ける「とんがり帽子のアトリエ」。2026年4月よりいよいよ満を持して放送・配信開始となる本作に是非ご期待下さい。
■ストーリー
「魔法」――、それは世界に溢れていて人々の生活を豊かにする、なくてはならない便利な“奇跡”。
けれど、 “魔法をかけることが出来るのは魔法使いだけ”。
魔法をかける瞬間を見てはならないのがこの世界の掟。
小さな村で母親の手伝いをしながら暮らす少女・ココは、それでも幼い頃から魔法使いへの憧れを抱き続けていた。
ある日、村を訪れた魔法使いの青年・キーフリーが魔法を使うところを覗き見てしまい、大きな秘密を知ることになる。
それは、特別な道具で魔法陣を描けば、本当は誰にでも魔法が使えるという 、魔法使い達が隠した「絶対の秘密」だった――。
壮麗で幻想的な世界の裏に影を落とす、大人達が口を閉ざした魔法の歴史。
「知らざる者(ルビ:ふつうの子)」として生まれ、キーフリーの弟子として魔法を学ぶことになったココは、アトリエの仲間と共に探求と成長を重ねていく中で、 秘密多き魔法使いの世界へと足を踏み入れていく。
――これは、絶望を知り、希望へと手を伸ばす、子供たちの物語。
※記事内画像は(C)白浜鴎/講談社/「とんがり帽子のアトリエ」製作委員会






