久保史緒里『恒星の向こう側』評価で映画『世界は美しいと誰かが言った』抜擢!監督「久保さんで良かった」

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(撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ)

 俳優・久保史緒里が8月5日に都内でタクシー映画祭『TAXIATER』公開記念イベントに林裕太、岸本加世子、大沢一菜、照井野々花、中川龍太郎監督、長島翔監督、小宮山菜子監督とともに登壇した。

 8月3日から1週間、東京23区内を走行する100台のタクシーと連携したサイネージメディアで、アカデミー賞級の制作陣が手掛ける撮り下ろしの短編映画3作品を上映し、新たな映画体験、移動体験を創出する映画祭。タクシー上映後には、都内3館で期間限定の劇場上映も開催する。

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 久保が出演するのは短編映画『世界は美しいと誰かが言った』。重い病を抱える史花(久保)は2歳の娘・律を抱き、行く宛もなくタクシーに飛び乗りある集落にたどり着く。そこで出会った女性2人と3人の人生が交差するという物語。

 白いドレス姿で現れた久保。孤独で追い込まれている史花を演じるために役作りとして周囲との連絡などを極力絶ったといい、「今回の作品をやらせて頂くにあたって、律ちゃんと律ちゃん役の母親とコミュニケーションをとらせて頂いて、時間を撮って頂いた感じです。そのなかでお母様からのお話で言葉が話せないころの律ちゃんとのこととかを聞いて、自分の孤独を経験できればと思っていたので自分なりに向き合ってみました」と、振り返った。

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 そんな久保を起用した中川監督は、「『恒星の向こう側』という映画があって、それに久保さんが出演してくださったんです。そのときに、作品への向き合い方がストイックで、自分が求めていることを真剣に取り組んでくださる方だったので、彼女といつか撮りたいという気持ちがあったので声がけさせて頂きました」と起用理由を話す。

 続けて中川監督は「久保さんで良かったなと思ったのが2歳の子供を連れ歩くということがあって、2歳はコミュニケーションが取りづらくてぐずることもあったんですが、久保さんはミニーちゃんのカチューシャをしてあやしてくださったり、母親として過ごしてくれて 座長というかリーダーとして素晴らしいな思って。お願いして良かったと思った瞬間でした」と、積極的に現場のムード作りをしてくれたことも嬉しかったそうだ。

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律ちゃん来場に手を振る久保

 久保にとって『乃木坂46』卒業後初の主演作となる。その話題を司会から振られ、「自分よりも上の年齢をやらせて頂いて、さらに親になっているという今まで経験したことのない作品の向き合い方をさせて頂きました。自分の人生の節目に、役者としてもすごく貴重な経験を察せて頂いたなって。人生観とか監督と細かくお話させて頂いた部分もあったり、人間として作品や役柄に顕著の良い現れると思ったので、より深みのある人になりたいなと思いました」と、役を通じての思いを語った。

 最後に、本作を観た方に、どんな変化があると嬉しい?という問い掛けがあり中川監督は「変わることがあれば嬉しいなと思います。子供がだった瞬間がない人はいないので」と話し、久保は「タクシーで移動中に新しい映画に出会って、新しい物語に振れることができるのは、どれだけ素敵なことなんだろうと思っています。目の前の景色だったり誰かの気持ちを考える、誰かを大切にすることを、この作品を通して、観てくださる人の明日に色とか温度とかプラスをできるような作品になっていたら嬉しいなと思います。移動のひとときに出会って頂ければ嬉しいなと思います」と、メッセージを送っていた。

 取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ

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