全米大ヒットシリーズの映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』（監督：アンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ/配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン）の国内最速試写会が25日、都内で行われ、日本語吹替版のキャストを務める女優・米倉涼子（43）、加藤浩次（49）、竹中直人（63）、内田有紀（43）、山寺宏一（57）、遠藤憲一（57）、溝端淳平（29）、秋元才加（30）、百田夏菜子（24）が出席。ブラック・ウィドウ役の米倉が「（アベンジャー・シリーズを）7年もやることで熟知できたが、今回がエンドゲームということで寂しい。まだ（全編を）観られていないが、エンドゲームだけに衝撃的なはず。本当に終わるの？嘘でしょ？って感じ」とシリーズが完結してしまうことへの複雑な表情を浮かべた。
『アベンジャーズ』の完結編。前作の『インフィニティ・ウォー』では人類の半分、アベンジャーズのヒーローたちの多くも消滅してしまうという衝撃のラストを迎えたが、完結編となる今作では、地球での壮絶な戦いから生き残ったキャプテン・アメリカ、ソー、ブラック・ウィドウ、アイアンマンらに、新たな最強ヒーロー、キャプテン・マーベルらが加わり、消えてしまった35億の人々と仲間を取り戻すために逆襲していくストーリー。
この日、米倉らキャスト陣は作品にちなんだ”レッドカーペット”ならぬブルーカーペット上を颯爽と歩いて登場。場内に押し寄せた同作を日本最速鑑賞できる”ラッキー”なファンたちに米倉は「どうやって抽選当たったの？ 相当な倍率。私も観たかった。自分が出たシーンはなんとかわかりますけど、正直、悔しい」と羨望の視線。一方、ワスプ役の内田は「前作の”ウォー”で消えてしまった私からすると、きょうの日を楽しみにしていた」としみじみ。シュリ役の百田は「自己紹介をしてもいいですか？」と切り出し、突如、定番の「週末ヒロイン・ももいろクローバーゼェ〜ット！」を繰り出すと、キャスト全員もノリノリでポージング。「ひとりのときはやらないほうが平坦に過ごせると思ったが、（キャストの）先輩からやったほうがいいよ、と言われて…。でも皆さんにも乗っていただいて、仲間なんだなとうれしかった」と喜んだ。演じたのは前作で消えてしまったキャラクターだが、百田は「（前作では）最後の最後まで（消えるのか消えないのか）どっちなのかわからなくて、実は消えたリストに載っていたことを後で知ってショックだった」と悔しがっていた。
今回が完結編となるが、自身たちも”アベンジャーズ”ファンのキャスト陣たちは「美容院でもレストランでも、いつも出演したことを友人に羨ましがられる。本当に終わるんでしょうか？」（内田）、「個人的には続いてほしい。終わっちゃうと心にポッカリ穴があいちゃう」（百田）など期待と不安が入り混じっている様子だったが、最後に秋元が「いちファンとして前作は何回観ても最後泣いてしまう。今回、残ったヒーローたちがどう（最凶最悪の敵）”サノス”に立ち向かって行くか、明日の深夜のチケット争奪戦を勝ち取ったので、楽しみにしたい」と意気込んでいた。
26日公開！
米倉涼子
加藤浩次
竹中直人
内田有紀
山寺宏一
溝端淳平
秋元才加
百田夏菜子