岡村隆史 サックス猛練習でスカパラと生演奏や「めくれたオレンジ」をきっちり歌唱!歌謡祭2019ラストは全員で「TRY ME」【ライブレポート後編】

岡村隆史いきなり銃撃に倒れる衝撃展開で歌謡祭2019幕開け!King Gnu井口理降臨でワインレッドの心熱唱や熊田曜子に「好きです」と告白も【前編】25

 【前編(岡村隆史いきなり銃撃に倒れる衝撃展開で歌謡祭2019幕開け!King Gnu井口理降臨でワインレッドの心熱唱や熊田曜子に「好きです」と告白も)より】

 イベント折り返し地点では、番組スポンサーの『高須クリニック』の高須克弥氏がバンド『YoYo the“Planman”Jazz combo』を引き連れ、昨年同様指揮をして音楽を楽しむコーナーに。その最後には『高須クリニック』CM楽曲でおなじみの『Beautiful Smile』となり、ここでは『ロバート』秋山竜次も再登場。秋山の手にはダンボールで自作したというヘリコプターの“操縦桿”が握られており、岡村も“操縦桿”を握って楽しげにダンスを披露した。

 開演後2時間となり“たそがれ”どきということで、いよいよ五木ひろしが登場。あいさつ代わりに『よこはま・たそがれ』をしっとりと歌い上げる。歌った後に五木は「私のコンサートの景色とは違ってパワーがすごいですね」とニッコリ。そのまま岡村との出会いを振り返るトークを展開しつつ、機嫌よく帰ろうとする五木を、岡村が体を張って止める。以前から番組で安室奈美恵ではなく、五木ひろし版の『TRY ME~私を信じて~』の歌唱を懇願!

 五木は、「言われたときにあれは偶然にライブで歌ったので、1回きりであまり覚えてない。だから自分のアルバムを聞き直してきて」と、ちゃんと準備していたことを明かし、ラグビーワールドカップの期間ということもあり「人間なんでもチャレンジが大事ですね。きょうは再びトライして『TRY ME』を歌いたいと思います」と、五木のダンスつきで歌いきり、横浜アリーナ内は大歓声に沸き返った。

 五木のこの歌唱に岡村は“アムラー”ならぬ“イツラー”を提唱し「きょうから“イツラ―”です。五木先生のステップを目に焼き付けました」と、呼びかけ。その後、五木も上機嫌で岡村を「玄関に飾っておきたい」や「五木プロモーションの“専属芸人”」と、にっこにこだった。

 岡村のお色直しで板東英二が『ゆでたまごと私』とという講演で間をつないだ後には岡村が歌を披露する『岡村隆史 SUPER LIVE』を開催。まずは場内をトロッコでめぐりながら、『銀河鉄道999』を歌唱したかと思えば、次はしっとりと『接吻 -kiss-』を披露。コーナーの最後は赤ジャケットに黄色いネクタイをして、ハガキ職人の岐阜県 グッドファーザー作詞による替え歌『ルパン三世のテーマ』を披露することに。こちらはシモネタがたっぷりありつつ、間奏の『ルパンザサード』が『オカームラー!』になったり『五反田サード』になったりと、楽しげなものとなった。

 終盤には『東京スカパラダイスオーケストラ』の間のつなぎとして、『インパルス』堤下敦がネタを披露して『岡-1グランプリ』以降、本当に仕事が増えテレビの仕事もあったという話や、両親からなぜか責め立てられるなど波乱万丈さを伺わせつつ、最後は「人は生きていたらいいこともありますので」と、呼びかけ爽やかさを残すステージに。

 そして満を持して『東京スカパラダイスオーケストラ』が登場。『Glorious』をノリノリで披露すれば続く『Paradise Has No Border』では岡村もサックスで加わり、踊りだしたくなるような音楽で楽しませることに。岡村はサックス演奏へ「やっちゃいました!スカパラさんと一緒にできて嬉しかったんですけど、毎日家でこっそり練習していて。放送前も必ず練習していました。緊張で音がひっくり返ることもあありましたけどただただ楽しくて」と、感激。

 そんな岡村へは、スカパラの谷中敦から「ナイスファイト!」と、岡村は声をかけていたが、谷中は岡村の成長ぶりについて、「2ヶ月前に練習を見たときに、もっとゆっくりしか演奏できなかったのが、いま、感動してます」と、普通のテンポにまでなったと褒めていた。その後、オールナイトニッポンの名物『ビタースイートサンバ』も生演奏があったりとリスナーを楽しませることに。

 さらに、スカパラがいるということで、『Pandora Times』の生演奏に乗せて「第20回!ハガキ職人大賞!」と岡村がコール。なお、3位は中野区の世田谷のやせがた氏で22枚、2位は世田谷区のガラスのハート氏で31枚、1位は川崎市のいとかん氏で34枚だったとアナウンス。直後のファンファーレもスカパラの生演奏と、場内のテンションも上がっていた。

 スカパラのコーナーもいよいよラスト。岡村が番組で歌いたいと直訴した楽曲『めくれたオレンジ』を歌うことに。番組で岡村が歌った際には歌い出しがうまく決まらず、本番に不安を残していた。ファンたちも固唾を飲んで歌い出しを見守る中、岡村はしっかり歌いだし、歓声が上がるなか歌い切った。

 歌ってみて、岡村は「イントロが流れると緊張するんだよ。King Gnuの井口さんに言われたように、鼻にわさびを入れた感じでなんとか歌えました!」と、やり切った安どの声を漏らすと、岡村に称賛の声が飛び、スカパラのメンバーたちも、「岡村最高!」の声を寄せた。

 その後は、番組でもたびたび名前の出る鍛冶翔太マネージャーが、野球のユニフォーム姿で『三代目 J SOUL BROTHERS』の『R.Y.U.S.E.I.』をダンスつきで披露。そのままエンディングへ入り『壊れかけのRadio』が流れる中、岡村は、「あと何年続けられるかわかりませんが、ニッポン放送がやめろと言わない限り続けようと思います」と、宣言して観客を沸かせた。

 番組で大事なことがあるときに流れるエンディング楽曲『月夜の星空』の生演奏を、ホブルディーズが披露して白いサイリウムで会場が染まる。そして、今日の出演者たちが再び壇上へ。熊田曜子はアムラースタイルで、King Gnuの井口理は岡村に「怒ってます?」と、恐る恐るという感じで入ってくる。

 そして五木へは「もう1回!」と『TRY ME』の歌唱をリクエストし、これを快諾して全員で『TRY ME』を熱唱!岡村と五木、井口とスカパラのメンバーが肩を組んで歌唱したりとエンディングにふさわしい盛り上がりで終演を迎えた。

 なお、終了直前には次回の開催が令和3年の1月17日になったこともアナウンスされていた。

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