『のべつまくなし・改』ゲネプロを前に囲み会見が開催！
ジャニーズJr.でアイドルグループ『宇宙Six』の江田剛、山本亮太、松本幸大、原嘉孝、関西ジャニーズJr.・室龍太、俳優・村瀬文宣、坂元健児、清水順二が10日、東京・池袋の東京建物 Brillia HALLで30-DELUX ACTION PLAY MUSICAL THEATER featuring 宇宙Six『のべつまくなし・改』（演出：野坂実）ゲネプロを前に囲み会見を開いた。
演劇集団『30-DELUX』と、『宇宙Six』とのコラボレーション舞台第3弾。昨年4月から上演され好評を博した『のべつまくなし』をさらにブラッシュアップし、『30-DELUX』得意のアクションに、歌とダンスを大胆に織り交ぜている。江戸時代に、赤穂浪士四十七士の忠臣蔵討ち入りをモチーフに、さまざまな陰謀渦巻く“大芝居”が展開される。江田は近松門左衛門役、山本は紀伊国屋文左衛門役、松本は大岡越前役、原は堀部安兵衛役、室は犬屋敷郎府役を演じる。
劇中衣装で会見場所に登場したキャスト陣。江田は、「前回から半年間で、『宇宙Six』メンバーそれぞれが主演の舞台に立っていたこともあって、けいこ初日から前回を軽く超えるだろうと感じられる雰囲気でした。そこからの1ヶ月のけいこも“改”というワードでなにかに挑戦していくという感じがあって。2020年1発目にふさわしい作品になったと思います」と、前作超えはもちろんのこと、そこから何を生み出すかというところにまで高く意識を持っている様子を伺わせる。
その熱の入りぶりだけに山本は「すべて乗り越えてやってきたので2020年、新年明けての舞台で最強の舞台になるんじゃないかなって」と、強気なコメントをすれば、原は「『宇宙Six』として、一緒にやるうまく形になって初日を迎えられると思います」と、自信。
松本も「再演ですけれど、再演以上のレベルアップをしていて“改”で初めて観に来る方もたくさんいらっしゃると思いますけれど、パワーをすべてぶつけてこの作品を楽しんでほしいです！」と、勢い込み、自身のキャラの決め台詞「ジャスティス！」を、3回言ってしまうほどノリノリ。
そんなカンパニーの様子へ清水は「最高です！」と、手放しで褒める。続けて「『30-DELUX』のメンバーを前回以上に引っ張ってくれていると感じています。作品をリニューアルするうえで乗り越えないといけない苦労は山ほどありましたけれど、きのうのリハーサルでも、山本くんが狂ったように叫び声をあげてくれて」と、『宇宙Six』メンバーたちの気合の入りぶりを伺わせる。
さらに清水は、映像演出を担当した江田へ、「江田くんは“映像の変態”ですよ。前回と全然違うものになっていて、すごいいいものになっています」と、こちらも見どころのよう。
具体的にどのあたりがパワーアップしたのかへ村瀬が殺陣を挙げ「前回より3倍くらい疲れる」といい、前作より手数が250手以上大増量されたとも。ストーリーのベースは変わらないそうだが、セリフも、歌も、ソロパートもガラリと変わっているそうで、「みんな『前回を超える！』という気持ちでやってきましたけど、さっき思ったんです。超えすぎて、やりすぎたなって思って思います。殺陣は、一歩間違えればけがにつながるし、体を回転してるかわからないくらい回しますし。だから“やりすぎまくなし”でいいんじゃ！」と、まくしたてる。
ちなみに殺陣シーンへは、原が「終わった後にぶっ倒れてる」というほど激しく、村瀬によると山本はそのシーンが始まる前に、「『いまから200手が始まるんですね……』と言ってて。これまでこんなに疲れたことないくらいなんです。楽しいですけど疲れます」と、いつも戦々恐々としているというと、逆に山本も村瀬の状況へ「文（村瀬）ちゃんも『来ちゃいますね……来ちゃいますね……』と、誰も前向きなやつがいねぇ（笑）」と、尻込みしたくなってしまうほどなのだとか。
そして江田から「オープニングからすごいですからね！」とアピールすると、山本も「ハンパない！すぐ横に救急車を呼んでおいてほしい」と、楽しげに話すと、江田から「殺陣あり、歌あり、ダンスあり、イリュージョンあり、たくさん詰め込まれたら宝物のような公演です！」と、自信を持ってオススメしていた。
30-DELUX ACTION PLAY MUSICAL THEATER featuring 宇宙Six『のべつまくなし・改』東京公演は10日から同12日まで東京建物Brillia HALL（豊島区立芸術文化劇場）にて、福岡公演は17日に福岡市民会館大ホールにて、大阪公演は24日から同26日までサンケイホールブリーゼにて、名古屋公演は28日、29日に名古屋市芸術創造センターにて上演！
