二階堂高嗣「『舞祭組』ができたことがやっぱ大きな選択!」横尾渉“兄弟”の組み合わせ推理や4人の優しさも共演者から語られる【囲み会見やりとりロング】

二階堂高嗣「『舞祭組』ができたことがやっぱ大きな選択!」横尾渉“兄弟”の組み合わせ推理や4人の優しさも共演者から語られる【囲み会見やりとりロング】3

 “キスマイ”の愛称でも親しまれるアイドルグループ『Kis-My-Ft2』の横尾渉(33)、宮田俊哉(31)、二階堂高嗣(29)、千賀健永(28)が9日、東京・新大久保のグローブ座で舞台『〇〇な人の末路~僕たちの選んだ××な選択~』(演出:西条みつとし)プレスコールを開催した。

 本作は、2018年4月に4人の主演で、それぞれの人生における選択と、最終的にその人生がどのような末路を迎えることになるかを描き話題を呼んだドラマを、設定を一新し舞台化したもの。4人が名前を連ねて初の舞台主演となる。横尾・千賀による“月Side”と、宮田・二階堂による“海Side”の公演で上演されことになり横尾と宮田は笑原兄弟の兄・敏幸(としゆき)を、千賀と二階堂は弟・陽左志(ひさし)を演じる。

 プレスコールでは、“月Side”が先に“海Side”は後に公開となったが、共通シーンとSideによって運命が分岐するシーンを披露。終演後には俳優・坂田聡(48)、女優・高橋ひとみ(58)も交えて囲み会見が開かれた。以下、やりとり。

 ――プレスコールで2つのSideを観させて頂きましたけどこの作品、全然違うんですね?
 二階堂:そうですね(苦笑)
 宮田:全然違いましたね。フタを開けてみたら……感じが。

 ――けいこはどうされていたんですか?
 千賀:別々ですね。完全に。

 ――じゃあ、きょう初めてお互いの演技を観た?
 4人:そうですね。

 ――同じ役をやるということでどうでした?
 千賀:そんな末路に行っているんだっていうビックリはありましたね。途中までは一緒なんですけど、ある一点をきっかけにどんどん分かれていく感じなんですけどね。
 二階堂:僕と宮田が海Sideで、2人(横尾と千賀が)が月Sideなんです。僕と千賀が同じ役なんですけど、楽屋で宮田が横尾さんのお芝居を観て、「俺もう分かんなくなっちゃってる……」って。
 ――自分が考えていた演技と違ったんですか?
 宮田:そうなんですよ。脚本は途中まではまったく同じなので、自分の捉えてきた敏幸っていう役と横尾さんが捉えた敏幸って役が違って、同じ脚本でも人が違うとこんなにも違うんだって思いましたね。
 横尾:だから、最初にやらせてもらってよかったなって思って。だから、この後、月チームが初日ですけど海チームのものはあまり観ないようにします。

 ――お互いの脚本は読んでる?
 4人:それは読んでます。
 横尾:内容はなんとなく分かってますけど、どういう芝居かは観ていないんです。

 ――公演が終わるまでお互い観ない?
 宮田:ちょっと、悩んでいるんですよねー。

 ――観たい?
 4人:観たいです!
 横尾:さっき月Sideの練習をしていて、坂田さんが楽屋で大笑いしていたんです。
 坂田:いや、初めて観たんです。本当に。(高橋)ひとみさんと共演するものだと思ったら全然共演できてなくて。

 ――海Sideはシリアスなところでプレスコールが終わりましたけど笑いはある?
 宮田:あります、あります!
 二階堂:あります!
 坂田:あのあとなんです……。
 二階堂:それ言っちゃダメなやつ!!
 坂田:(苦笑)
 二階堂:どうやってそのシリアスを回収するかですよね。

 ――TVドラマとはまったく違うんですね?
 千賀:役もすべて全然違います。
 横尾:そもそも兄弟役をやるというのが初めてなので。あとは同じ舞台で2つに分かれるというのも初めてで、そこに戸惑いが。

 ――千賀さんは、横尾さんをお兄ちゃんと呼びますけど、そこはいかがですか?
 千賀:なんか、普段からお兄ちゃん的なポジションというか、僕自身がそう思っているので、結構僕はすぐに入れました。だから、こっち(二階堂と宮田を指さす)は難しかったんじゃ?
 二階堂:普段の宮田俊哉はお兄ちゃん感がゼロじゃないですか!
 宮田:ゼロか~(苦笑)
 二階堂:このお話を頂いてから、キスマイの宮田俊哉、(4人のスペシャルユニット)『舞祭組』の宮田俊哉というより、ちゃんとお兄ちゃん宮田俊哉というのは常日頃見るようにしていました。
 ――それでお兄ちゃんに見えてきましたか?
 二階堂:まだ……見えてない(苦笑)
 宮田:いま見えてなきゃヤバいから!!(笑)でも、お兄ちゃんを引っ張ってくれてサポートしてくれる弟という意味ではすごくハマってますね。日常のキスマイの感じと合ってます。

 ――兄弟の組み合わせが違ったら全然違う感じですかね?
 二階堂:全然違うんじゃないかな。
 横尾:僕はたぶん自然にお兄ちゃんですよね。最年長だし。
 3人:確かに。

 ――横尾さんは弟はどちらが良かったとかありますか?
 千賀:僕は弟だからどうですか?僕と二階堂は?
 横尾:似てるというなら(二階堂と)兄弟感はあるかもなって。でも、(千賀に向き)こっちでやるから面白さもあるんです。

 ――最初、この兄弟の組み合わせを聞いたときはどう思いました?
 横尾:なるほどなと。ここ(宮田と千賀)が舞台『DREAM BOYS』で入ってまして、僕ら(横尾と二階堂)は違う舞台『銀河英雄伝説 輝く星 闇を裂いて』で演じていて、村上(信五)くんの舞台『もしも塾』で2人(二階堂と千賀)が演じているので、やっていないチームはという形で。いままで組み合わせのないところをというところで……って、勝手に僕が言ってるんですけどね。たぶんですよ。

 ――ほかのメンバーの北山宏光さん、玉森裕太さん、藤ヶ谷太輔さんは観に来てくれそうですか?
 宮田:なんか玉森が、「俺は全公演行くからなって」って言ってるんですよ。
 二階堂:言ってましたね。
 ――えっ、全公演ですか!?
 宮田:昼も夜も、全40公演、俺は観に行くからなって。
 横尾:隠れて観てると。
 ――-それは無理なんじゃ……。
 宮田:そうなんですよ。なんか『舞祭組』でライブをやったときもあいつずっと言ってて、「俺は全公演を観たぞ!」って言ってるんですよ。嘘か本当か分からないんですけど。
 二階堂:都市伝説的な感じかも……。
 宮田:もしかしたら、本当にどっかにいるのかもしれない。
 二階堂:もしかしたらね(笑)
 千賀:かもしれない。
 横尾:まあ、北山さんはたぶん差し入れを持ってきてくれるだろうと思いますし、藤ヶ谷は、楽屋でセリフ合わせをしていると、「おいここでやめろ!ネタバレになるだろ!!」って。すごい楽しみにしてくれてましたね。

 ――その北山さんの差し入れはどんなものがありましたか?
 千賀:お菓子というか、駄菓子系が多かったです。駄菓子は結構嬉しくて、ちょいちょいつまめて食べれて。
 横尾:スタッフのみなさんが喜んでくれて。

 ――玉森さんは前日8日の木村拓哉さんライブにもMCでゲスト出演されていましたけど、今回の舞台にもスタッフに扮して全公演とかはありますか?
 宮田:いやー面白いなぁ。小道具を渡してくれるのが玉森ならビックリしちゃいますよ。
 千賀:仕事して~と思うかも。
 横尾:もしかしたら(劇中の)ラーメン屋のお客さんとか。

 ――4人の中で大きな選択をして成功だったこと、もしくは失敗だったことはりますか?
 二階堂:でも、Kis-My-Ft2のデビューは選択ですし、『舞祭組』ができたことがやっぱ大きな選択だったのかなって。この4人が『舞祭組』で、『舞祭組』として活動できていたことが大きな選択だったのかなと思います。

 ――最初にブサイクと言われたのは嫌でしたよね?
 二階堂:嫌でしたね(苦笑)
 横尾:でも、それがあったからこそ、前足の3人だったり、そして7人でKis-My-Ft2っていうのがね、いまちゃんとあるので、良かったなって思います。

 ――4人で舞台の主役というのは4人で新しい世界を開いてる感じがしますよね。
 千賀:そうですね。舞台は僕ら挑戦したことなかったことなので楽しみですし、どんどんこの4人でいろいろ挑戦していけたらいいなという気持ちで頑張っていきたいと思います。

 ――高橋さんから観て、この4人はいかがですか?
 高橋:みやっち(宮田)以外は初めてですね。
 宮田:僕、『美男(イケメン)ですね』という舞台で共演しています。『舞祭組』に入る前はイケメンの舞台に出ていたんですけど、次の年に『舞祭組』というグループになって(笑)
 高橋:けいこ中に……これ言ったら怒られちゃうのかな?4人が優しすぎるくらい優しくて。共演者にお誕生日の子が2人いて、そのときにサプライズでプレゼントを4人から送ったんです。そのプレゼントのために、どういう話を女子がしているのかずっと聞いているですよ。
 千賀:いやいや、誕生日をサプライズするというのが急に決まったんですよ。急に決まってリサーチもしてなかったから、どうしよ、どうしよと思って、女子が話をしているのを小耳に聞いて、あっ、いまiPhoneケースをいま替えたいんだと聞いて。それは『舞祭組』4人で考えてやったことで、喜んでくれて良かったなって。
 高橋:でも、iPhone10はiPhone8とケースが違うから、近々替える気があるかどうかを聞いてて。そこがね、女子としては年齢がいくらお母さんでも、心にズキンと来ますよ!そんなのをしてもらったら、私8月が誕生日なんですけど、公演中の3月に誕生日だってことにしようかなって思うくらい感動しちゃって、優しいなぁって。そんな毎日が優しさに包まれたけいこ場でした。

 ――坂田さんはいかがですか?
 坂田:でき上がるのが早くて意外と余裕です。本当に全然大丈夫です。
 ――4人の印象は?
 坂田:いや、好青年で。もう少しとっつきにくいかと思ったんですけど、もおしゃべるしゃべる!
 横尾:二階堂と宮田はパパと言ってますよね。
 二階堂&宮田:パピーです(笑)
 坂田:たぶん僕の名前知らないですよ(笑)
 宮田:知ってますよ(笑)
 ――どんなお話をされるんですか?
 坂田:どんなところで飲んでるとか、どういう人と飲んでるのとかそんな感じです。
 宮田:けいこ終わって二階堂と2人で缶ビール飲んでるんですよ。
 二階堂:かんぱーい!って感じで(笑)

 ――それでは初日へあらためて意気込みとファンのみなさんへメッセージをお願いします。
 千賀:今回、僕たち4人で舞台をさせて頂くんですけれども、初めて4人でやらせて頂くということで、つまずくこともあるかもしれませんけれども、最後までやりきりたいと思いますし、たくさんのみなさんに笑顔を届けられると思うので、ぜひ観に来てください。よろしくお願いします。

 舞台『〇〇な人の末路~僕たちの選んだ××な選択~』は9日から3月15日まで東京グローブ座にて上演!

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