夏川椎菜、Lynnら5人が「劇場版 ハイスクール・フリート」4DX体験で「晴風」に乗っているようと大興奮!「謎の女の子っぽい匂い」がするシーンも!?

夏川椎菜、Lynnら5人が「劇場版 ハイスクール・フリート」4DX体験で「晴風」に乗っているようと大興奮!「謎の女の子っぽい匂い」がするシーンも!?1

『劇場版 ハイスクール・フリート』4DXをキャスト陣らが体験!

 アニメーション『劇場版 ハイスクール・フリート』(監督:中川淳/配給:アニプレックス)4DX試乗会が12日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で開かれ、岬明乃役の夏川椎菜、宗谷ましろ役のLynn、納沙幸子役の黒瀬ゆうこ、スーザン・レジェス役の大空直美、作品の原案を務めた鈴木貴昭氏がいち早く体験し、感想や見どころをなどを寄せた。

 アニメ『ハイスクール・フリート』は“はいふり”との略称でも親しまれた作品で、『ストライクウィッチーズ』『ガールズ&パンツァー』などを手がける鈴木氏原案のオリジナルアニメーションとして2016年4月からTV放送された。物語は“国土水没により海上大国となった日本”という時代背景に合わせ、ち密な設定と世界観を舞台に、教育艦『晴風(はれかぜ)』の艦長となった岬明乃をはじめ、副長の宗谷ましろら、艦で共に過ごす仲間たちの豊かな個性や、少女たち同士の関係性を魅力的に描き出した。しかも、可愛いキャラクターたちとは一見ミスマッチな艦隊バトルシーンは、ミリタリーファンも納得の綿密な設定考証に基づきリアルに描写されるなど話題にもなった作品だ。

 上映終了直後、5人ともに笑顔が浮かび大興奮といった様子。大空は、「劇中のシーンで『衝撃に備えて』と言われ、本当に座席で備えてしまいました。船のエンジンや波も体で感じましたし、お客さんとして観ているというより、一緒に船に乗っている感覚になりました」といい、黒瀬も「いまだかつてこんなに4DX向きの作品ってあったのかなって感じるくらい、相性が良すぎて4DXで観る価値ありです!私も同じく、これまでTVシリーズから『衝撃に備えて!』というセリフは何回もあって、そのたびにリアクションのセリフを入れていたんですけど、本当にそれで椅子にしがみついたのは初めてでした(笑)。本当にすごくて、『晴風』に乗って一緒に冒険しているような感じになれました!」と、笑みが浮かんだ。

 Lynnは、「私もめちゃくちゃ楽しかったです。船の振動とか、揺れ、水しぶきとか、海風もそうですけど、その場にいるような感覚になれたし、船に一緒に乗って戦っている感じがしました。手に汗握るっていうのはこういうことなんだなって。すでに面白い作品ですけど、4DXになって楽しさ倍増……ん、“ましまし”しました!(笑)」と、宗谷“まし”ろにひっかけたと大空が気づいてツッコミも入り和気あいあい。

 夏川は、「いやー、4DXになるとこんなにリアルさが増すんだなって!揺れたり、水がわーっと出てくると思ってなくて。揺れて水が出るくらいは知っていたんですけど、マッサージ機みたいに背中をはたかれたりとか、耳元でシューッと風が起きたりとか。触覚とか、嗅覚とか、いろんなところに物語をリアルに体験しているなって。海戦のシーンはより『晴風』乗員の気持ちになりました」と、臨場感を話すと黒瀬も、「イベントでもいつか船に乗りたいと言っていたので、夢が叶いました!」と、うなずいた。

 自身が4DXならではの気になったシーンはないかと問うと、大空は「爆発するシーンで、劇場の中も白く明るくなったところは、もしかして爆発に巻き込まれたんじゃないかと錯覚するほど。びっくりしました!劇場がこんなに明るくなることなんて初めての体験なので、ヒヤッとするぐらいリアリティがあって……。面白かったです!」と、驚いた部分を目を丸くしながら話したり、黒瀬は「エンジンのブルブル感は船に乗っているなという感じがして楽しかったです」といい、Lynnは「プラントに突入のシーンで、あのときに、足元がサササって!!(笑)あれが小回り利いている感じがして!」とそれぞれシーンを挙げる。

 夏川は「『晴風』が要塞に突入するときに明乃の『ドンピシャ!』というセリフがあるんです。そこが私のお気に入りのシーンで、そこに到達するまで砲弾も鳴っていたし、船も揺れたし、1番そこが派手になっていたなって感じました!」というと、鈴木氏も我が意を得たりといった感じで「私もそのシーン直前の水柱に突っ込んでいくというところを1つのピークにと思っていたので、あそこがいい感じに揺れているというのがとても良かったですね!」と、仕上がりに大満足といったようだった。

 ちなみに、海戦以外で気になった4DXならではのシーンも聞いてみると夏川は、「お風呂のシーンで謎の女の子っぽい匂いがしたっていうのが、そこにこだわりを感じました」といい4人と一緒に笑い合って盛り上がっていた。

 そして鈴木氏から、「脚本段階から『ハイスクール・フリート』は4DX向きの作品だなと感じていまして、そうなるようにできるだけ砲戦は派手に、水もたくさん出るようなシーンを多く作れるようにと思って書いていました。本当に4DXになるかどうか分からなかったんですけど、体験してみると、みなさんが『晴風』の乗員になれるように。思っていた以上に派手に動いている感じでしたので、観に来た方は『晴風』の乗員になったような気持ちでぜひ、観に来て頂ければと思います」といい、夏川は「『ハイスクール・フリート』が公開されてから何回か観させて頂いていますけど、初めて観る作品みたいな新鮮さが感じられました。たくさん観ている方にも、もう1度観てもらえたらと思います」と、胸を張ってPRしていた。

 『劇場版 ハイスクール・フリート』は公開中で4DXは14日より上映スタート!

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