NAOTOお箸の持ち方が「きれいになりました」!土屋太鳳 突然の涙で役の気持ちに入り過ぎる一幕や5.8キロ巨大ローストビーフでお祝い

NAOTOお箸の持ち方が「きれいになりました」!土屋太鳳 突然の涙で役の気持ちに入り過ぎる一幕や5.8キロ巨大ローストビーフでお祝い1

 『EXILE』で『三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE』のNAOTO(37)、女優・土屋太鳳(25)、俳優・石黒賢(54)が21日、東京・丸の内ピカデリーで映画『フード・ラック!食運』(監督:寺門ジモン/配給:松竹)公開記念舞台あいさつを寺門監督とともに開いた。

 肉好きで知られる寺門が監督として焼肉にスポットを当て、そこにドラマを絡めて描いた作品。うだつのあがらない主人公のフードライター・佐藤良人(NAOTO)。その母で焼肉店を経営する吉江が突然の余命宣告を受ける。土屋は良人とともに“本物”だけを集めた新しいグルメ情報サイトの立ち上げを任される新人編集者・竹中静香役を演じる。

 まずは、寺門監督から、「こんなコロナ禍に来ていただきありがとうございます。映画が上映できるだけでも嬉しいです。日本には美味しいものを食べたくなるような映画が少ないなと思っていて、そんな映画を撮りたいなという夢が叶いました。無事に公開できて良かったです」と、構想から7年かけて作り上げた本作公開へ喜びを。

 NAOTO は「撮影して1年半くらい経っていて、去年の5月頃、ちょうど令和に時代が変わる記念すべき時にクランクインし、やっとみなさまの前にこうして届けられたことを嬉しく思います」と、感慨深げに話せば土屋は「この作品が撮影された後、世界は難しい状況に突入いたしまして、みなさまにお届けできるか心配でしたが、まさにお肉のように熟成することができました。美味しく召し上がっていただけたでしょうか?」と、観客たちへユーモアたっぷりの問いかけをして、会場からは大きな拍手が起こっていた。

 映画に実体験が入っているか問われると、寺門監督は「全部、実体験です。リアルなことは感動するので、こうやっていろんなお店であったリアルな体験を映画にすることができて嬉しいです」と答えると、NAOTOが「映画の中で出てくるタレを盗むシーンも本当にあった話なんですよね?」と振る。

 これに寺門監督は「そう!お店で食べていた時に本当に隣のテーブルでタレを盗んでいる人がいて、店長が出てきて『盗め!』と言ってタレを渡しているのをみてカッコいいなと思って。他にもいろんなエピソードがあって、ぬか漬けも今は亡くなってしまったお父さんとお母さんでやっていたステーキと一緒にぬか漬けが出てくるステーキ屋があったんだけど、お母さんがガンで亡くなられてしまって。ぬか漬けをお母さんが漬けていたので、どうするの?と心配していたけれど、3年後くらいにお父さんが『漬けた漬物食べてみてよ』と言って出してくれたぬか漬けの味がお母さんの味で、食べた瞬間、そこにお母さんが立っているような気がした。お母さんが亡くなったけれど、3年後にぬか漬けで生き返ったと思ったんです。そういうふうに、ぬか漬けや人の気持ちがこもったものは時間を越えて届くものなんだなと思って、映画にも入れたいなと思って。だから焼肉の映画なんだけど伏線的にぬか漬けも出てくるんです」と、本作にぬか漬けが出てきた深イイ理由も説明していた。

 食べるシーンの多い本作にちなみ、NAOTO は「撮影に入る前に食べ方とかお箸の持ち方を気を付けようと思って、お箸の持ち方を矯正する箸を買って使ってみたら全然食べられなくて、こんなに箸の持ち方がダメだったのかと驚きました。でも毎日、その箸を使って食事していたらその箸でも食べられるようになって、この映画のおかげで箸の持ち方がきれいになりました」と、撮影前のエピソードを明かした。

 映画の中でNAOTOとりょうが演じた、互いに大事に想いながらも疎遠になり、微妙な関係の親子の仲を取り持つ役柄を演じた土屋は、親子関係について聞かれると、突然声を詰まらせ涙を流し、まわりのキャストを驚かせる一幕が。「愛情が深い分、すごく切ないなとおもいました。母がよく言うんですが、親だからできることもあるけれど、親だからこそできないこともある、とよく聞かされていて、これってそういうことなのかなって思って観ていました。撮影中は役として良人さんのところに行ったり、お母さんの所に行ったりしていたので、本気で良人さんのことを引っ張りたい気持ちでいました」と、撮影当時の気持ちを振り返った。

 今回、NAOTOと初共演した石黒は「NAOTO 君とは初共演だったけど、俳優が持っている集中力やアプローチと違う、心でやるっていう気持ちを感じてすごいなと思いました。とてもよかったです」と誉める一幕も。

 焼肉がメインの映画に出演してみて発見したことやお肉について詳しくなったことがあるかを聞かれると、NAOTOは「千切りキャベツに肉を載せて食べるっていう食べ方があるって知って、それは発見でした」と語り、土屋は「この映画では本物のお店や人が出てきて、撮影もお店を使わせてもらっているんですが、映画の中で美味しくないお店として登場するお店の方が、そのお店は本当はとても美味しくて本物のお店なんですが、「ジモンさんの為なら」といって撮影に協力してくれていて、そんなことがある!?と驚きました。毎日の撮影で、“食運”を頂いているような気持でした」と、映画タイトルにかけて語っていた。

 トークの最後には、今月25日に58歳の誕生日を迎える寺門監督の誕生日を記念し、各キャストから寺門監督へのメッセージが述べられ、そのなかでNAOTOは「4年前、滋賀県の山奥で一面雪の中で初めてジモンさんにお会いして、その時に、今こういう話を考えているんだけどやらない?と言われ、その時はまだ実現するか分からない状況だったけれど、もしも実現する時はぜひやらせてくださいと答えて、それから4年が経って、本当にこうやって素晴らしいキャストのみなさんと一緒にその時の話を実現することができて本当に嬉しいです」と、感謝の気持ちを伝える。

 土屋は「私は本当にお肉が好きで、移動中もお肉の映像を観てしまうくらいなんですが、お世話になっていたこの映画のプロデューサーの方が寺門さんとたまにご飯行くから一緒に会ってみる?と誘っていただき、初め
てお会いしたんですが、その時、いっぱい焼肉を食べたんですが、その後にお好み焼きを食べたっていうことは一生忘れません。情報番組で、ジモンさんが、お店の方がその店の食材に似てくるとその店は美味しいと見たんですが、ジモンさんが牛に見えてきました」と言うと、「牛!嬉しいです!」と気持ちを受け止め、嬉しそうな様子の寺門監督だった。

 記念撮影前には58歳の誕生日にちなみ、飾りつけされた5.8キロの巨大ローストビーフがサプライズ登場。寺門監督は自分のスマホを取り出し巨大ローストビーフと記念撮影し喜んでいた。

 ※記事内写真は(C)2020松竹

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