Snow Man「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」初日舞台挨拶開催であいうえお作文に観客大きな拍手!深澤辰哉 滝沢秀明監督をも笑わせた演技で「期待に応えられている自信があります」【ロングレポ】

Snow Man「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」初日舞台挨拶開催であいうえお作文に観客大きな拍手!深澤辰哉 滝沢秀明監督をも笑わせた演技で「期待に応えられている自信があります」3

 アイドルグループ『Snow Man』の岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介が4日、都内で『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』(監督:滝沢秀明/配給:松竹)初日舞台あいさつを開催した。

 ジャニー喜多川が企画・構成・総合演出を務め、2006年より多くのファンに愛され続けてきた舞台『滝沢歌舞伎』。昨年は『滝沢歌舞伎ZERO』として、新たなステップを登っているが、『Snow Man』主演で劇場作品化されたものとなる。

 公開初日を迎えたことをお祝いするために、映画館に駆け付けたファンの方々からの割れんばかりの拍手の中、『Snow Man』が登場!映画の象徴でもある「桜」色を衣裳のどこかに施したシミラールックで、大勢の観客たちを前に、満開の笑みの花を咲かせた。

 久しぶりとなる観客を前に、公開を迎えた今の気持ちを聞かれた岩本は「お待たせいたしました。無事、初日にみなさんとお会いできたことが、心から本当に嬉しいです。みんなを1人1人ヨシヨシしたい気持ちです」と、感謝の気持ちを。

 メガホンを取った滝沢秀明監督について聞かれた渡辺は「僕と佐久間は時代劇で一緒だったんですけど、滝沢監督から『自由にやっていいよ』と言われたので、怒られるくらいまでふざよう!ってなりまして、そうしたら本当に怒られましたね(笑)」と、裏話を話すと佐久間は「僕はあれをお叱りだと思ってないです!嬉しいご厚意でした(笑)」と返す。

 そんなお茶目さを見せていた、渡辺だが「それくらいお芝居を振り切ってやることで、観客のみんなが笑顔になるんじゃないかなって思ったので、振り切って、楽しんでやりました」と、撮影を笑顔で振り返った。

 本作は究極の“和”のエンターテインメントであり、その中でも時代劇パートのダイナミックなシーンが印象的。その一方で“笑い”の要素もたくさん詰まっている。時代劇で江戸一番の美女・お丸さんを演じた深澤は「台本の途中で“ここでいろいろあって”っていうト書きがあるんですけど、劇中後半のパートでお丸さんが初めて出てくるシーンはふんだんにアドリブを入れました(笑)。みなさん、これからご覧になられるので、そこにも注目してほしいです!」と、自信たっぷりにみどころをコメント。

 さらに深澤が、「『滝沢歌舞伎ZERO』を5年やっていますけど、“ここでいろいろあって”っていうト書きはずっと同じです(笑)でもその期待に応えられている自信がありますし、滝沢監督もブースからも聞こえてくるくらい笑っていました(笑)」と、滝沢監督をも笑わせたというアドリブシーンでのエピソードを披露すると、会場からは大きな称賛の拍手が沸き起こった。

 同じく時代劇パートで金さんを演じた佐久間は「“アドリブ合戦をしよう!”という感じでした。でも、本当に笑っているシーンも使われているんですよ」と、ドヤ顔を見せ、観客を笑わせる一幕も。ラウールも「日光での撮影はお泊まりで、テンションが上がってしまって目黒くんの部屋で遊んでました(笑)。自分の部屋にほぼいなかったです。撮影がない日はファミレスに行ったんですけど、渡辺くんのテンションが上がってましたね」と、話すと渡辺は「ファミレス最高!」と、クイックに反応し、その絶妙なテンポの良さで笑いを誘った。

 本作で映画初出演を果たした目黒は「大きいスクリーンに自分が映っていることが不思議でした。『滝沢歌舞伎』って僕たちの土台になっている作品なんです。その作品で映画に初めて出演できたことは照れもありますけど嬉しいです」と、感慨深げ。

 ちなみに、本作の撮影は無観客で行われたそうだが、これまでたくさんの観客を前にしてきた舞台との違いを阿部は「無観客の新橋演舞場で撮影して、寂しさも感じましたが、映画を観てくださる方のことを想いながら撮影しました。舞台の臨場感を映画でも伝えることができるように頑張りましたし、それがご覧いただくみなさんに伝わることを願ってます。みなさんが感動している様子を客席で見ていたいくらい!」と、話すと、宮舘は「殺陣のシーンでの斬られたり、斬る際のリアクションが映像で残るので、滝沢監督とも相談しながら角度など試行錯誤しましたね」と、舞台とは違った、映画で工夫した点を明かしていた。

 続けて、演劇と映画の見せ方の違いの質問を向井へ向けると、「表情ですね。舞台だと身体全部を使うんですけど、映像では眉毛や睨み、瞬きひとつで伝わる。お芝居の部分で変わったのかなと思いますね」と、細やかな演技面での違いを語っていた。

 イベント後半には、本作のタイトル【たきざわかぶきぜろ】の9文字で、大活躍の今年を振り返るあいうえお作文に挑戦!舞台の並び順に沿い、上手の目黒から始めるか、下手の岩本から始めるか……その順番決定はドラフト会議方式がとられるものに。最上手の目黒が2つの封筒の中からどちらか1つを選び、その中の言葉が「た」なら、目黒から。封筒の中味が「ろ」なら岩本から始めることとなった。

 目黒が引き当てたのは「た」。そこで目黒⇒阿部⇒佐久間⇒渡辺→ラウール⇒向井⇒宮舘⇒深澤⇒岩本の順でそれぞれの平仮名を担当することになり、みんなで悩みながらも、ゲームはスタート。

 【た】目黒「たくましく」
 【き】阿部「9人で乗り越えた」(ここで観客から大きな拍手が!)
 【ざ】佐久間「座長を務めた『Snow Man』の晴れ舞台」(ここまでで会場は割れんばかりの拍手がおこり、順調に流れていく)
 【わ】渡辺「渡辺くんが」(と回答したことでメンバーから「はぁ?なんなの?」と突っ込みが入ると、渡辺は「いやいや、渡辺くんが」につづいて次が【か】なら、もう言うことは1つしかないじゃない?と真顔で言うと、隣のラウールは、アクリル板を超えて「横からのプレッシャーがすごいんですが…」と困り顔)
 【か】ラウール「可愛すぎる件について」
 【ぶ】向井「もう、次の人に託します!【ぶ】ぶっちゃけ」
 【き】宮舘の「君がスキかどうか」
 【ぜ】深澤「絶対にスキだと思うけど」(と話をつなげると、「一体なんの話になってるの?」とラストの【ろ】の岩本は困った顔を見せながらも「はい!決めました」)
 【ろ】岩本「ロシアの人は分からない」

 このチームワークに会場はドッと沸いていた。

 そして、イベント終盤、もう終わりというその時に、MCの声がけにより、観客全員が当日会場で配布された『WITH LOVE』と書かれた特製ハート型ウチワを一斉に揚げたことで、会場内は『WITH LOVE』の赤いハートで埋め尽くされる、メンバーたちへのサプライズが。この嬉しいドッキリに『Snow Man』は「ときめきがすごい!」「嬉しい!嬉しい!」「みんな、ありがとう!」と感激した様子で客席に、大きく手を振って感謝を伝えていた。

 最後に『Snow Man』を代表して、ラウールと岩本からメッセージ。ラウールは「本日はありがとうございました。みなさんこれから映画をご覧になると思いますけど、熱量を持って、みんなで撮影しました!その想いがみなさんに届くと嬉しいです。きょうは楽しんでください!」と呼びかけ、岩本は「この作品に携わることができて感謝しています。ここからみんなで盛り上げていく作品だと思います!老若男女、海外の方も含めて劇場でたくさんのエネルギーが交差する作品となっています。1回と言わずに友達、家族を誘って観に来ていただいて、この作品を盛り上げてほしいです」と、力強くPRし、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

 『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』は公開中!

 ■『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』概要
 Eternal producer:ジャニー喜多川
 監督:滝沢秀明
 振付:五関晃一(A.B.C-Z)
 出演:Snow Man (映画単独初主演)、岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介
 佐藤新、影山拓也、鈴木大河、基俊介、椿泰我、横原悠毅、松井奏、小田将聖/ジャニーズJr.

 ※記事内画像は(c)2020「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」製作委員会

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