稲垣吾郎 4月から舞台主演で「新しい自分と出会えることが楽しみ」!白井晃氏、中島かずき氏、三宅純氏のクリエイティブチーム集結で中村橋之助、藤原季節らキャスティング

稲垣吾郎 4月から舞台主演で「新しい自分と出会えることが楽しみ」!白井晃氏、中島かずき氏、三宅純氏のクリエイティブチーム集結で中村橋之助、藤原季節らキャスティング4

 『新しい地図』稲垣吾郎が4月23日から上演予定の舞台『サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-』(演出:白井晃)を主演することが18日、発表となった。

 本作で稲垣が演じるのは、18世紀のフランスに実在した4代目の死刑執行人として激動のフランス革命期を生きた死刑執行人シャルル=アンリ・サンソン。代々続く死刑執行人という宿命を背負いながらも「人間の生死を決められるのは神だけではないのか」、「死刑制度はなくさなければならない」と死刑廃止論を唱え、自問自答を続けたシャルル=アンリ・サンソン 。処刑人でもあり医師でもあった彼の、内面にうごめく葛藤を表現する。

 演出を白井晃氏、脚本を『劇団☆新感線』の座付作家で知られる中島かずき氏、音楽を三宅純氏が担当。2015年から3度上演された稲垣主演舞台『No.9-不滅の旋律-』を作り上げたクリエイティブチームが本作を手掛けることとなる。

 ほか、ルイ16世役に歌舞伎俳優・中村橋之助、橋本淳、牧島輝、落合モトキ、藤原季節、清水葉月、田山涼成、榎木孝明らがキャスティングされたことも発表となった。

 稲垣は本作への出演へ、「2015年から3度上演した舞台『No.9』に続き、白井晃さん、中島かずきさん、三宅純さんの手掛ける作品に出演できることをとても光栄に思います」と、心情を。

 さらに、「『No.9』で演じたベートーヴェン同様、今回も歴史上に実在した人物、シャルル=アンリ・サンソンを演じます。フランス革命期という激動の時代に、“死刑執行人“という生まれた時から決められた決して抗うことのできない運命を受け入れ、悩みながらもその仕事にプライドを持って生きてきた人物です。どれだけの重圧を背負っていたのか、今はまだ計り知れませんが、これからけいこを通して創りあげていくことで新しい自分と出会えることが楽しみでもあります。歴史の中で苦悩したサンソンの気持ちに寄り添い、伝えていきたいと思っています。このような時代だからこそ、サンソンを通じて厳しい運命の中でも目を背けずに希望を見出す姿をみなさまにお届けできれば嬉しいです」と、意気込んでいる。

 一方、橋之助は、「白井晃さんの演出、中島かずきさんの脚本でこれだけ大きな舞台に出演できるということで自分自身の熱量が上がっていくのを感じています。そして、子供の頃から『テレビの向こう側の人』として拝見していた稲垣さんとご一緒できることがとても嬉しいです」と、コメントを寄せている。

 白井氏は、「死刑執行人でありながら死刑廃止論者だったという孤高の人物を通して、稲垣吾郎さんと共に再び新作を創れる喜びでいっぱいです。18世紀末のパリに生きたシャルル=アンリ・サンソンの苦悩は、激動の社会で生きる今の私たちと結びつくものが多いと感じています。歴史の闇で、あまり知られることのなかった彼の人生は、この先、私たちが向かうべき指針を与えてくれるようにも思います。私たちの心の平穏はどこにあるのか。そんなことに想いを馳せながら作品創りができたらと考えています」と、演出プランを練る様子を見せている。

 舞台『サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-』東京公演は4月23日から5月9日まで東京建物Brillia HALLにて、大阪公演は5月21日から同24日までオリックス劇場にて、福岡公演は6月11日から同13日まで久留米シティプラザにて上演予定!

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