俳優・吉川愛（22）、横田真悠（22）、箭内夢菜（21）、宇垣美里（30）が10日、都内でドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』放送直前会見に登場した。
漫画家・をのひなお氏の累計300万部突破の同名作が原作。さまざまな思いを持つ5人の女性たちが各章で主人公となり物語が進み、それぞれにコンプレックスや悩みを抱え、もがきながらもそれを克服しようとする姿を描く。レンタル彼女でお金を稼ぐ主人公・雪役の吉川、孤独や寂しさを男で紛らわしてしまうリナ役を横田、ほかの女性と違い私は「私」を持っていると信じる萌役を箭内、外見の美しさを求めて整形を繰り返す30代女子彩役を宇垣、自由を求め上京し、夜の街で“今”を生きるゆあ役は『＝LOVE』齊藤なぎさが演じる。
吉川は、「原作は読んだことがなかったのですが、周囲の方から『雰囲気的に似ている』と言われるところがあって。ですので演じられて嬉しかったです」と、喜びがあったそう。
レンタル彼女というものについては「女優さんみたいだなと思ったんです。リクエストされたキャラクターになって、スポーティーとか、少年ぽい喋り方をしないといけないとか、女優さんみたいな職業なんだなっていうことを学びました」と、しみじみ話す吉川。
ユキとリナは同じ大学という設定で共演シーンもあるそう。吉川としては「ユキちゃんだけのシーンは性格が変わったりしますし、ユキちゃんらしさを出しすぎるとリナちゃんと仲が悪いようにみえるので」と、バランスが難しかったといい、「リクエストされたキャラとして、声を高くしたり、仕草を変えてみたり。ユキちゃん1人でいるシーンは目に力を入れないようにしたり。リナちゃんといるときは作っている感を薄めて、開いているわけではないんですけど、隠している感というかそういう差を分かりやすくでもわざとらしすぎないようにしていて」と、細かな調整をしたことを窺わせていた。
そんな本作の撮影現場の雰囲気としては、横田は吉川といるときに、「ずっとしゃべっちゃうんです（笑）。ユキちゃんとリナちゃんの関係みたいで、一緒にお芝居をしていて楽しかったです」と、明るいものだったという。
続けて、吉川が宇垣へ、「お会いすると気さくな方で何でも笑ってくれるんです！本当に面白くて。一緒にいてやりやすくて。演技もリアルで本当にドキッとするときがありました」というと、宇垣は「彩は途中からユキを仲間だと思って可愛がり始めるんです。私も愛ちゃんが可愛らしくて。役柄的にもそうですし一緒にいてもそうでした。私ずっとしゃべってだでしょ？」と、2人で笑いあい、現場の雰囲気を伝えていた。
この中で恋人にするなら？という質問も飛んだが、宇垣が「全員面倒くさい……」というと、3人とも爆笑。それでも吉川は「彩ちゃんかな。自分の好きなことは好き、嫌いなことは嫌いという意志を持っていて」というと、横田は「ユキちゃんかな。精神年齢がやばいくらいすごくて、ちゃんと物事を見て答えてくれそう」とのこと。箭内は「私はリナちゃんですね。守ってあげたい感じがしていて。ずっと側にいたい！」というと、横田は嬉しげにガッツポーズ。宇垣は「萌ちゃんかな。好きな人に対してグッと行く感じとか、サバサバしていたときの彼女と付き合いたいなと。女友達として長くいてくれそうというのが素敵だろうなと思って」と、それぞれ笑みが浮かぶ中で、話に花が咲いていた。
そして吉川から、「1話はいろんなユキちゃんの姿が見れますし、いっぱいユキちゃんのことが分かるんじゃないかなと思いますし、リナちゃん、彩ちゃん、萌ちゃん、ゆあちゃんの続きが気になるお話がたくさん出てくるので、楽しみになってくると思います。まずは、1話を観てもらえれば！」と、PRしていた。
ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』はMBSでは12日24時59分から、TBSでは12日25時28分から放送予定！
※吉川愛過去記事
・ラウール「役を忘れて楽しんでいる瞬間があった」！吉川愛、堀田真由、濱田龍臣、坂東龍汰、岡本夏美が夏の海ではしゃぐ「ハニーレモンソーダ」海シーンメイキング映像解禁
・ラウール レモン手にした爽やか！クリアファイル特典付きムビチケカード発売決定で吉川愛とのビジュアル公開
・吉川愛ディズニーのニューヒロイン・ラーヤ演じて「感動が大きくて本当に幸せ」！初ジェスチャー披露やサプライズにガッツポーズ連発で3時のヒロインから「ただ可愛い」
