片平里菜 聴く人の心に寄り添うような20人限定プレミアムライブ!“好きなおにぎりの具”などざっくばらんな質問にも答える

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片平里菜 聴く人の心に寄り添うような20人限定プレミアムライブを開催!

 シンガーソングライターの片平里菜(25)が20日、東京・スポティファイオフィス内で『愛のせい』リッスン&シェアキャンペーン当選者限定プレミアム弾き語り生声ライブを開いた。

 音楽配信ストリーミングサービスSpotifyが、片平のニューアルバム発売を記念し展開されたキャンペーン参加者から、抽選で集まった20人限定で招待して行うというプレミアム感満載のライブ。

 この日は、北は北海道、南は大阪からと熱心なファンが参加するなかでのものに。ステージとの距離もほぼゼロというなか、片平はマイクを通さず生声での弾き語りで『子供時代』、『異例のひと』、人を前には初披露という『山手通り』、『からっぽ』の4曲を披露。

 アンプやスピーカーなどを通さないアンプラグドな状態とあって、片平の奏でる1音1音が場内の空間に染み入るように響く。そこに聴く人の心に寄り添ったような歌詞が歌声に乗り、一瞬一瞬が心に響くパフォーマンスに、観客たちも惜しみない拍手を送った。

 演奏終了後には、ミニトークコーナーも開催。20人を前に演奏してみて「見守っているという気持ちがすごくダイレクトに伝わってきて。緊張感もあったし、ホッともさせられました」と、観客の気持ちが通じ、自然体でパフォーマンスに臨めたよう。

 事前に集めた質問にも答えるという企画も行われ、『愛のせい』で自信のある曲を問われた片平は「全部です!(笑)」と胸を張りつつ、そのなかでも「タイトル曲の『愛のせい』は思い入れがあるんです。今回は音楽プロデューサーを迎えて、1枚一緒に制作していったんですけど、半年前からどういう作品にするか話し合っていて、毎月5、6曲を提出してというやりとりをしていたんです。フックになる曲を生み出すまで時間がかかって、半年かかった曲もありました」と、しみじみ。

 作曲しているときと歌うときとの心情の違いへは、「曲を作るときは外の世界を遮断して自分と向き合う時間ではあるんです。歌うときはその遮断していたものを開け放ってという気持ちで臨んでいます。どこまでも広がりますね」と、メリハリをつけているそうだ。

 ほかにも「好きなギターのコードは?」、「好きなおにぎりの具は?」と、深い部分を突く質問も飛び、片平も「うわぁ、マニアックだな」と、笑いつつ、「コードというか何も押さえない開放弦が好きなんです。ギターを弾かない方は分からないかもしれないですけど、add9(アドナインス)とかが好きです」と答えたり、「母がよく作ってくれた卵味噌というのがあって」と、思い出を披露したりと、ざっくばらんな時間となっていた。

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