子役・番家一路主演で、同じく子役の原田琥之佑、俳優・尾野真千子、竹原ピストル、貫地谷しほり、草なぎ剛らが共演し8月19日より公開の映画『サバカン SABAKAN』（監督：金沢知樹／配給：キノフィルムズ）。本作の380秒の予告編ロングバージョンが21日、解禁となった。
金沢監督と萩森淳氏による共同脚本の完全オリジナル作品。1986年の長崎を舞台に、“イルカを見るため”に冒険にでることになった2人の少年の友情、それぞれの家族との愛情の日々を描く「子供が主役」の青春映画。80年代という時代を通して映し出される、貧しさの中にある人の温かさと優しさに触れるエンタテインメントとなっている。撮影は2021年8月から9月にかけて長崎県にて行われた。
予告編の380秒はタイトルにもある“サバ“にちなんだもの。5年前に収録をしたもののお披露目に至らなかった、草なぎが感動のあまり声を震わせたという「幻のラジオドラマ」音声を使用し(一部再録)、構成したもの。小説家の主人公・久田（草なぎ）がサバの缶詰を見つめ、ある忘れられない少年時代の思い出を小説に書いていくところから始まる。1986年。夫婦喧嘩は多いが愛情深い父（竹原）と母（尾野）と弟（番家天嵩）と暮らす少年時代の久田（番家一路）は、斉藤由貴とキン消しが大好きな小学5年生。
彼のクラスには貧しいためノートを買うことができず、いつも机に魚の絵を描いている変わった少年、竹本（原田）がいた。ひょんなことから竹本の家を見に行くことになった同級たちは、たどり着いた家を見て愕然とする。まるで廃墟のようなボロボロの家。それを指さしながら大笑いする同級生たちを横目に、久田は竹本の悔しそうな顔を見て、どこかさみしい気持ちになる。それから少し経った夏休みのある日。遊ぶ約束をしていないのに突然家を訪ねてきたのは、なんと竹本。驚く久田を、竹本は近所の神社に誘います。そこで竹本の口から聞かされたのは、山を越えた海沿いの町にある「ブーメラン島」にイルカが来たという、少年の心をわしづかみにする素敵な話だった。「一緒にイルカを見に行こう」と誘われた久田は、不安と期待に胸を膨らませながら竹本と2人でイルカを探す旅に出ることを決意する。かくして小さな冒険がスタートするも、海を必死に泳いだりヤンキーに絡まれたりと波乱の予感が……。
ひと夏の冒険を通して、友情を育む少年たちの姿を描いた、夢いっぱいの予告編ロングバージョンに仕上がっている。さらに、予告編には劇判を務める大島ミチルの音楽もふんだんに使われていることも特徴となる。
■380秒 予告編ロング ver
https://youtu.be/vu6TZR5UBFY
※映画「サバカン SABAKAN」過去記事
・草なぎ剛が子供時代を懐かしむかのように見上げるビジュアルに！映画「サバカン SABAKAN」本ビジュアル＆本予告解禁でりりあ。歌唱の「キズナ」に【ANCHOR、りりあ。大島ミチルからのコメント掲載】
・尾野真千子、竹原ピストル、貫地谷しほり、草なぎ剛ら共演の映画「サバカン SABAKAN」ティザービジュアル解禁！公開は8月で「青春の、少し前の、せいしゅん」
※記事内画像は（c）2022「SABAKAN」Film Partners
