清野菜名&松坂桃李「耳をすませば」幕間映像解禁

清野菜名&松坂桃李「耳をすませば」幕間映像解禁2

 俳優・清野菜名(27)、松坂桃李(33)がW主演し10月14日より公開予定の映画『耳をすませば』(監督・脚本:平川雄一朗/配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松竹)。本作の幕間映像が26日、解禁となった。

 1989年に漫画家・柊あおい氏が少女コミック誌『りぼん』(集英社)で発表した青春恋愛漫画『耳をすませば』。読書が大好きな中学生・月島雫(つきしま・しずく)が、夢に向かって生きる男の子・天沢聖司(あまさわせいじ)に想いを寄せていく姿が共感を呼び、1995年にはスタジオジブリがアニメ映画化して話題となった作品。本作では漫画・アニメ映画で描かれた中学生時代の物語とともに、完全オリジナルストーリーの10年後の物語が加わった作品となっている。清野は大人になった月島雫を清野が、天沢聖司を松坂、中学生時代の2人には安原琉那、中川翼が起用されている。

 公開された映像は清野と松坂が本作の魅力を語るインタビュー映像とともに、青春がぎゅっと詰まった本編映像を組み合わせたもの。

 検索エンジンには「#10年後のふたり #耳をすませば」の文字。すると、まずは中学生時代の雫と聖司の姿が映し出される。夏休みに学校の図書室を訪れる本が大好きな雫や、明け方に“あの丘”を目指し自転車に2人でまたがる印象的なシーンも。10年後の雫を演じた清野が「中学生時代の青春というか甘酸っぱさがすごく繊細に表れている作品」とコメントし、続く松坂は「子供時代と大人時代の両方並行して物語が進んでいくところが魅力」と語る様子も。

 さらに、図書カードに“天沢聖司”の名前を見つけた雫(安原琉那)が「天沢聖司ってどんな人なんだろう」と呟くシーンや、雫に「好きな人いる?」と問いかける夕子(住友沙来)など、名シーンの映像が解禁に。また、「俺たちはずっと友達だからな」と話す大人になった杉村(山田裕貴)と夕子(内田理央)、雫の映像や、猫の人形・バロンへ「久しぶり」と語りかける大人になった雫、「雫は僕の太陽みたいな人です。だからそ雫には夢を諦めてほしくない」という大人になった松坂演じる聖司の気になるセリフも解禁となった。最後は、「だから一緒に頑張ろう」と指切りをして将来の約束をする中学生の雫と聖司の姿が映し出されている。

 ■幕間映像
 https://youtu.be/2_K7wzSqTeQ

 ■ストーリー
 読書が大好きで元気いっぱいな中学生の女の子・月島雫。彼女は図書貸出カードでよく見かける、ある名前が頭から離れなかった。天沢聖司―――全部私よりも先に読んでる―――どんなひとなんだろう。あるきっかけで“最悪の出会い”を果たした2人だが、聖司に大きな夢があることを知り、次第に惹かれていく雫。聖司に背中を押され、雫も自分の夢を胸に抱くようになったが、ある日聖司から夢を叶えるためイタリアに渡ると打ち明けられ、離れ離れになってもそれぞれの夢を追いかけ、10年後また必ず会おうと誓い合う。

 それから10年の時が流れた、1999年。雫は、児童書の編集者として出版社で働く傍ら夢を追い続けていたが、思うようにいかずもがいていた。もう駄?なのかも知れない―――そんな気持ちが?きくなる度に、遠く離れたイタリアで奮闘する聖司を想い、自分を奮い立たせていた。一方の聖司も順風満帆ではなかった。戸惑い、もどかしい日々を送っていたが、そんな時の支えは聖司にとっても同じく雫であった。

 そんなある日、雫は仕事で大きなミスをしてしまい、仕事か夢のどちらを取るか選択を迫られる。答えを見つけに向かった先は―――。

 ※記事内画像は(c)柊あおい/集英社 (c)2022『耳をすませば』製作委員会

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