『新しい地図』香取慎吾が24日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで主演映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』（監督：市井昌秀／配給：キノフィルムズ/木下グループ）公開記念あいさつイベントを岸井ゆきの、市井監督、チャーリー役を演じたフクロウ・マルちゃんとともに開いた。
市井監督のオリジナル脚本。作品は結婚4年目を迎える田村裕次郎（香取）と日和（岸井）夫婦の物語。表向きは仲良し夫婦の2人だったが、日和がこっそり投稿していたSNS『旦那デスノート』をきっかけに、少しずつ小さなすれ違いがつまびらかになっていく。2人にとって大切な関係を取り戻そうとする姿がコメディタッチで描かれる。
撮影では、市井監督が香取の走るシーンへついつい早くしたそうで、最終的には時速25キロほどの速さにしたそうだが、「息切れしてなかったのがすごかったです」と、驚いたそう。しかし、走った香取としては、「きついですよ。でも監督に言われたことしかできないので、走れと言われて走るしかなかったです。だいぶきつくもなりますよ。いままでのように何も準備しないでやってたら、けがしちゃうよ。“慎吾ちゃん”と一緒に歳を重ねてるみなさん気をつけようね」と、呼びかけることも。
ルーティーンにならないようにあえて左足から前に出るとも
トークではジンクスやゲン担ぎの話題に。香取としては、ゲンを担いでもそれがいつしかルーティーンになりそれをしないことで逆に気になってしまうという状況に陥らないために「日々のルーティーンが崩れるのが嫌だから、いままで左足から踏み出すようにしていたのを、右足から踏み出して崩すみたいな感じかな……まあ破壊王ですね」と、わざとゲン担ぎしないそうだ。
イベント終盤には、チャーリーを演じたマルちゃんも登場。岸井はすぐに近寄ってナデナデしていたが、香取は「とってもカワイイ」と、言うもののどこか距離がある様子。
ここで司会から「撮影中、接近していなかったと聴いているんですが」というと、市井監督も「慎吾さんが触っているの見たことがない」と、裏付けるような証言が。香取は、「触る触らないじゃないんです。ガーッてくるかもしれないので……」と、心情を明かす。そうは話していたものの、香取は左手をグーにして、意を決すると手の甲を使ってマルちゃんをなでる。表情は硬かったが「柔らかいですね」と、少し距離が縮まっていたが、マルちゃんが動こうとすると香取はビクッとして手をさげることに。
おっかなビックリな香取
それでももう1度マルちゃんに触ることへトライし、動こうとするマルちゃんに、またビクッと距離をとる姿を見せ、観客たちをほんわかさせていた。
そして、香取から「離れていないといけない時間が長く続いていますけど、これからまた人と人とが近づいていくと思います。その時に、言わなくても分かることはあると思いますけど、言わなきゃ分からないことっていっぱいあると思うから、人と人とのコミュニケーションをもっと大事にしたいなと思っています」と、作品を通じて感じたことを伝えていた。
※イベント別記事
・香取慎吾“圧倒的な香取慎吾”のせいで「寂しい」と心情吐露
※香取慎吾過去記事
・稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾2020パラ1周年イベED生歌唱
・香取慎吾へ「無視してんじゃねえ！」など髙橋ひかる＆シソンヌからキレながら褒められる！？BASE新CMでつられて笑ってテイク重なり「もう絶対笑わない！」
・香取慎吾「凪待ち」舞台挨拶で噛みしめるように「幸せ」を繰り返す！音尾琢真 白石和彌監督と“つよぽん”＆“稲垣さん”に会場爆笑
観客の方を見て
意を決して握りこぶしを作る香取
触る
おっかなビックリな香取
マルちゃんが向いた瞬間
パッと手をさげる香取
2回目にトライ
カメラへの目線誘導を行う香取
