アサヒビール株式会社とニッカウヰスキー株式会社がニッカウヰスキーのオフィシャルバー『The TAKETSURU experience』(ザ タケツル エクスペリエンス)を12月9日から12月21日の期間限定で東京神楽坂のTRUNK (HOUSE) Kagurazakaで開催する。その内覧会が12月9日に開催された。
同店では、ニッカウヰスキーのフラグシップ『竹鶴ピュアモルト』を通じ、ニッカウヰスキー創業者である竹鶴政孝氏が掲げたウイスキー哲学と 『竹鶴ピュアモルト』の魅力や愉しみ方を約1時間ほどで体験できる。なお、「竹鶴」ブランドとしてのイベントは創業80年の際に六本木で行ったもの以来、11年ぶりのものとなる。
店内は「見つける」「探す」「出会う」「知る」「気づく」「味わう」など五感をフルに使って竹鶴を体験できる空間を提供している。
店舗を訪れると、まずは2階のウエイティングルームに通される。そこにはウェルカムドリンクとともに竹鶴の世界観を部屋内で表現。インスタレーションでは「竹鶴ピュアモルト」ブランドを視覚で楽しむことができる。
2階でブランドムービーまで鑑賞した後には1階でコース料理が振る舞われる。この日、コース料理が初公開。提供されるのは5品。余市モルト、宮城峡モルト、竹鶴ピュアモルトの3種類の香りとともに楽しむ海苔と林檎の“香る”1品をはじめ、“触れる”“視る”“聴く”、“味わう”を五感で愉しむスペシャルなコースとなっている。
なお、コースで振る舞われる余市モルト、宮城峡モルト、竹鶴ピュアモルトの酒量の合計はすべて飲むとハイボール1、2杯分に相当する60mlになるように調整されているそうだ。
今回の開催にニッカウヰスキー株式会社 マーケティン部の織田大原希美氏はPOP UPや期間限定バーという捉え方を同社側ではしておらず「『竹鶴』を体験して持ち帰ってもらえればと思っております」とコメントを寄せた。
本体験はホームページ(https://www.tablecheck.com/ja/the-taketsuru-experience/reserve/message?menu_lists=69147ce5b9144bc8e34c8a9f&utm_source=01)から完全予約制で、7700円(税込)。
■竹鶴 ピュアモルト
『竹鶴ピュアモルト』は創業者・竹鶴政孝の名を冠し、2000年に発売したブランド。シェリー樽熟成の余市モルトと宮城峡モルト、リメード樽熟成の宮城峡モルトをキーモルトとし、余市モルトと宮城峡モルトという異なる特徴の原酒をニッカウヰスキーが培ってきたブレンド技術によって調和させることで、繊細な飲み心地を実現している。華やかでフルーティーな香り、滑らかで艶やかな口当たり、重厚なモルトの甘みとコク、やわらかく続く余韻が楽しめる。
2023年には英国ウイスキー専門誌「Whisky Magazine」が運営する国際的コンペティション「ワールド・ウイスキー・アワード2023(WWA2023)」の「ブレンデッドモルトウイスキー部門」で世界最高賞となる「ワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー」を受賞している。
◯場所:TRUNK (HOUSE) Kagurazaka
◯営業期間:2025年12月9日(火)~12月21日(日)
◯営業時間:11:00~22:00(完全予約制)
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ
※写真の一部は公式提供





















