山田優 仁淀川の水面をイメージしたドレスでランウェイをゆっくりと優雅に

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『TRUE BLUE TEXTILE』プロジェクトローンチイベントに登場((c)エッジライン 撮影:水華舞)

 モデルで俳優の山田優が3月13日にまもるためにまとうファッション『TRUE BLUE TEXTILE』プロジェクトローンチイベントに登場した。

 染め物に大量の水が必要という現在の状況となっており、繊維・アパレル業界では水質汚染が課題となっている。その解決へ向け京セラ株式会社が、水の使用量を極限まで削減したインクジェット捺染(なっせん)プリンター『FOREARTH(フォレアス)』を開発。今回発表の『TRUE BLUE TEXTILE』プロジェクトでは、『FOREARTH』で印刷した生地で制作したファッションを通じて“水をまとうために、まもる”という意義を広めていくという取り組み。会場では森永邦彦氏が手掛けたデザイン会社『ANREALAGE(アンリアレイジ)』にドレス制作を依頼し、そのお披露目が会場でされることとなった。

 ドレスは、高知県仁淀川の水面をプリントしたテキスタイルとなっており、バンタンデザイン学校の生徒が制作したドレスと『ANREALAGE』のデザイナーが手掛けたドレスがお披露目。山田は『ANREALAGE』のドレスをまとい、ランウェイをゆっくりと優雅に歩いて作品の世界観を表現してみせた。

 山田はドレスへ「本当に発色が良くてホワイトがすごくきれいだと思いました。服が揺れたときにできる波が綺麗で、着ていて楽しいんです。生地の触り心地もいいですね」と、思わず笑みが浮かぶものだったそう。

 トークショーでは、自身が環境のためにしていることは?との質問が挙がり、「マイボトルを持ち歩いたり、ゴミを拾ったりと小さなところからしています」と話したり、洋服の購入や処理で気をつけていることへ、「長く使えるものをと考えています。それと、沖縄に親戚がたくさんいるので、私が着なくなったものや、似合うだろうなと思ったものは贈っています」と、現状でしていることを。

 自身が見過ごさないことへ「後回しにしがちなことを後回しにしないようにしています。料理をしようというときに、目の前のゴミを見過ごさないとか、小さなことではありますが」と話したりホワイトデーの過ごし方を問われ、「おねだりしていることはないですけど、毎年、ご飯を食べに行くようにしています」とのことだった。

 そして『TRUE BLUE TEXTILE』プロジェクトへ、「プロジェクトをきっかけに、日本の美しい、自然環境の保護につながるといいなと。みなさん頭の片隅に思いながら、感じてもらえればいいなと思っています」と、メッセージを寄せるとともに、本日のドレスを手掛けがバンタンデザイン学校の学生たちへも、「この先のファッション業界を明るくしていただきたいなと思っています。私もついていきたいと思います」と、エールとともにメッセージを送った。

 撮影・文:水華舞

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左2人が『ANREALAGE』デザイン、右2人がバンタンデザイン学校の学生デザインのもの

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ランウェイを歩く山田優((c)エッジライン 撮影:水華舞)

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