カナダパビリオンクロージングイベント 『O‘Canada Okini ~大阪・関西万博へ感謝を~』が10月12日に大阪・関西万博内で開催。
オープニングイベント前にはメディア向けプレゼンテーションが行われ、明日10月13日の大阪・関西万博終了後の関連資材の解体・再利用計画などの方向性が明かされた。
プレゼンテーションには2025年大阪・関西万博 カナダパビリオン 政府代表のローリー・ピーターズ氏が登壇。「こんにちはー」「まいどー」など、日本語で気さくにあいさつし、会場の雰囲気を和ませつつ、「大阪万博の成功をともに祝いながら、この旅路に心から感謝しています」と英語で進めていく。
カナダパビリオンの会期中の来場者は、ピーターズ氏によると、「少なくとも100万人以上」来場があったと説明。来館された方から「子供からお年寄りまで、『格好いい』、『クール』という、いろいろなリアクションがありました」とも話していた。
カナダパビリオンの今後について、現時点で用途未定ながら、『パビリオン前広場の「CANADA」サインの移設」、「ChopValue社の使用済み割り箸をアップサイクルして製作した会議用テーブルを再利用」「東京五輪で使用した後にカナダ館でも使用したトラス材、床材を次の仮設建築に使用」することもアナウンスした。
また、同館では期間中、パンケーキ5000枚無料提供、メープルシロップ130リットル以上使用、プティーン販売数12万5000食以上、メープルソフトクリーム販売数12万1000個、カナダ産ビール販売数1万6000本、メープルクッキー販売数1万2000個などを提供したとも話していた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ