王貞治氏、栗山英樹氏らが6月26日に都内で『一般財団法人球心会』設立記者会見を川名正憲氏、梅原美樹氏とともに開催した。
『一般財団法人球心会』は「王貞治・大谷翔平を超えるような、世界を沸かし、子どもたちに夢と希望を与える世界的ヒーローが、野球界・スポーツ界から生まれ続ける未来をつくる」ことを目的に設立。そのために「野球界に関わる組織及び団体をひとつにしながら、様々なステークホルダーとの共創を推進していきます」としている。
「組織の形が整いました」と話しつつ「6月のはじめに長嶋(茂雄)さんが亡くなられまして、野球界が騒々しかったですけどそれだけ大きな存在だったと思います」と触れつつ、長嶋さんのファンの方々が長嶋さんの「野球に対する思いというのも皆さんお持ちになっていることを感じました」と実感をしたそう。
『球心会』の設立にあたり、王氏は「選手としてプレーしましたけど、野球への思いは年を経ても変わらずというか、むしろ私は年齢を重ねるごとに増しております。それだけに今の野球界このままで良いのかな、独立リーグ、大学リーグ、高校野球などあるなか、組織がそれぞれみなさんある、そのつながりを良くできたら。野球のためになるのになと思ったので仲間たちと話をして我々としては球心会として、お役に立てる仕事をしようじゃないかということで設立いたしました。中身の充実した理解しいやすい組織にして考え方を発信していきたいと思います。いまは情報の時代です。球心会代表として私は、情報を提供するという役を担わせて頂きます。それぞれの組織に頑張って頂いて、情報を発信するために、私自身が情報伝達役として頑張っていきたい」と意気込む。
この伝達により「全国津々浦々の野球っチームがありますけど、そこまでも情報が伝わるようにしたい。中央でこんな会議があったのかというのを伝えられるようにしたいし、野球を身近に感じてほしい」「横のつながりで、一緒にやる。プロとかアマとかではなく、みんなで手を繋いで一緒にというのが大きなテーマ。一緒にやる」という理念の部分を語った。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ