“りくりゅう”の愛称で親しまれる三浦璃来選手と木原龍一選手が2月26日に東京・新宿の木下グループ本社を表敬訪問。その際にそれぞれに2000万円が贈呈されたが、同社の木下直哉代表取締役社長兼グループCEOから木下グループがなぜこうした取り組みを行ったのかへ思いが語られることがあった。
木下社長は2人へ「まずは、本当におめでとうございます」と祝福すると、「13年前かな……初めて会ってからこういう日が来るとは思わなかった。スケート・ペア競技はね18年前、初めて見た時に全く日本勢がいないところから始まっているところからだったから、今回オリンピックを見てすごいことを一緒にやったんだなって。心の底から本当に嬉しいし、いろんな感動をもらったんで、ありがとうございます。これからも頑張って行こう」と声をかけた。
さらに木下社長はなぜこんなにフィギュアスケートを応援しているのかへ「フィギュアスケートの選手のみなさんも好きなんですけど、私も大好きなんです。最初に、フィギュアスケートを見た時にシングルはシングルでもちろん素晴らしい、美しいと感じたんです。その後に、カップル競技を見た時に、こんなに美しいものがあって、こんなにすごいものがあるんだなと感動したのが、20年ぐらい前なんですよ。で、そこから全日本ですかね、カップル競技を見た時に、ほとんどお客さん入ってない。こんなにすごいものに何でお客さん入ってないんだろう……っていうところで、何でこれを広めたいっていう思いが一番なんです。そういう思いがあって、カップル競技をとにかく広めていきたいっていうのがあって。そこからフィギュアスケートをさらにもっともっと多くの人に見ていただきたいっていう、これがモチベーションの唯一のモチベーションです」と、自身の思いを語るとともに、「だから(三浦選手と木原選手と)2人がやってくれたんで、もうこれからもカップル競技はさらに、広がっていくんだろうなと、楽しみにしてます」と、期待を込めた。
このコメントを受けて木原選手は、「自分たちはご支援をいただいて海外で練習できるようになったことが一番大きかったですし、明日のリンク代が払えるかな……レッスン代が払えるかな……っていうそういう不安なく練習に集中させていただけたこと、本当に大きかったです。気持ちだけでは正直続けられない面もフィギュアスケートにはあると思います。自分たちはご支援を頂いていたので、何の不自由もなく練習させて頂けたことが本当にありがたかったです」と、何度も感謝の言葉をのべる。
三浦選手も「フィギュアスケートはすごく出費が多い競技でもあるんです。けれども、その中でも木原選手がおっしゃったように、本当に何の不自由なくスケートを心から楽しむことができて心から感謝しています」としみじみ。
そんな2人を見ながら、木下社長はトロントで練習中の木原選手を見舞ったことがあるそうで、「自分で自炊してね、お弁当を作って頑張ってたのを思い出しましたね」と思い出を披露すると、木原選手は「あの当時はその肉体改造をしていたので、おにぎりを1日10個食べるようにしていて、炭水化物多めに摂取していた時期でした」と、懐かしげだった。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ


