為末大&武井壮 渋谷ど真ん中でパラアスリートの走りに熱狂!選手育成環境醸成のため「芸能界からも発信」と抱負も

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「渋谷シティゲーム~世界最速への挑戦~」が開催!

 タレント・武井壮(44)、元陸上競技選手・為末大(39)が5日、東京・渋谷ファイヤー通りで『渋谷シティゲーム~世界最速への挑戦~』イベントに登場した。

 『渋谷芸術祭 2017』の一環で開催される陸上世界最速に挑戦するレース。このために渋谷の公道を競技場に変えてのものとなる。そのレース内容として、ジャリッド・ウォレス選手を始め、100メートルの世界記録保持者(世界記録:10.61秒)であるアメリカのリチャード・ブラウン選手、ドイツのフェリックス・シュトレング選手といった世界トップクラスのパラアスリート3名が来日し、60メートル走の世界記録である6.39秒に挑戦するというコンセプト。

 武井はスターターゲストとして呼び込まれることに。渋谷のど真ん中に設置されたコースを見回しながら、「プライベートでこの辺も夜に走っているんです。トップアスリートの走りを見ることができるというので楽しみにしています」と、期待に胸を膨らませ、為末は、「僕の人生でも初めて渋谷の公道をオフィシャルで走れるという貴重な体験ですので楽しみにしていてください!」と、呼びかけアップをスタート。

 そして武井がスタートを告げ、為末らによるオープニングランが開催。為末は8.65秒と全量のランニングを楽しんでいる様子を見せていた。続けて、エキシビションランやウォレス選手、ブラウン選手、シュトレング選手の3人で渋谷の街を駆け抜けることに。世界記録を超えるとはいかなかったが7秒台の世界を見せた3人へは惜しみない拍手と歓声が送られた。

 終了後に、為末は「走りながら東急百貨店とか西武百貨店とかがずっと見えながら走っていたので新鮮な体験でした」と、心に残る走りになったよう。武井も「パラアスリートとかがすごいスピードで走るのを世界中の人が楽しみにしてくれるようなそんなイベントがあったら楽しいなと思いますね。どんどん広がっていってほしいです」と、強く訴える。

 さらに2020年に向け武井は「健常者のスポーツもパラスポーツも、すべての会場がそこで戦う選手を見るために満席になるようなスポーツ文化を作れたら、いつか日本のスポーツレベルも世界の人に追いつくと僕は信じているので、エンターテインメントとして、選手たちを育てていける環境を作るためにいろいろ芸能界からも発信していきたいですね」と、抱負も語っていた。

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