松田龍平「こいつヤベェんじゃないか?」と見られることに必死の訴え!映画「羊の木」を吉田大八監督と演技プランなどトーク

松田龍平「こいつヤベェんじゃないか?」と見られることに必死の訴え!映画「羊の木」を吉田大八監督と演技プランなどトーク5

映画『羊の木』トークショーが開催!

 俳優・松田龍平(34)が26日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で映画『羊の木』(監督:吉田大八/配給:アスミック・エース)大ヒット御礼トークイベントを吉田監督とともに開いた。

 うらびれた港町・魚深(うおぶか)に元殺人犯の男女6人が移住してきたことから、日常が狂っていく姿が描かれたサスペンス。本作は『関ジャニ∞』錦戸亮が、魚深の市役所職員役として彼らの受け入れを命じられる平凡な月末役で主演しており、松田は純粋さと凶暴性を併せ持ち、物語のキーマンとなっていく元殺人犯・宮腰を演じている。

 初めて本作の台本に触れてみたときのことへ、「群像劇だと思いました。月末だけが全員とつながりを持っていて、なかなか6人が重ならないなと思って、結構月末を真ん中にしてのつながりが大きくて」と、率直な感想を。すると吉田監督は「群像劇は真ん中にいる人以外で作るのが定石」と前置きしながらも、あえてそうしなかったことへ、「月末と宮越だったらどうなるかというのを脚本を担当された方と観たくなってクローズアップして行きたくなった過程があるんです」と、作品の方向性を見つけたという。

 撮影は松田自身も宮腰というキャラクターにそのつど迷い手探りだったことを告白し、「宮腰が何を考えてそういう行動に至ったのか分からなくて、撮影を続けていっても、最後のシーンにつながらないような気がして」と、心情を吐露。

 そのため「監督にあそこは何度もやってもらって、追い詰められたような気がしていました」というシーンも出てきたり、月末に対してのセリフも「なんでそう思ったか忘れちゃったんですけど、本当にそう思って言ってるなって感じたときがあって」と、役者の技量に頼る部分もあったようで「役としても追い詰められていましたけど、僕も追い詰められていて」という気持ちにもなったようだ。

 そんな宮腰については「限られた幸福というか、シャバに出て友だちもできて恋人もできて、後ろにあるドロっとしたものを忘れられるような気がしていると思うんです。絶対的にごまかし生きれない何かがあるなと思っていたので、それが出てきたときの話なんですよね」と、表現できないなんとも言えない感情を持っていたという松田。そこに吉田監督も、「宮腰には人間に背負いきれない何かというのを現したくて、そういう無理矢理な言い方で、なんとか松田龍平さんをその気にさせたいなって」と、メガホンを握りながら思っていたことを打ち明ける。

 その思いを感じ取っていたのか松田は「わかりやすく演じる恥ずかしさみたいなのがあって、どっちかと言うと、人間臭くやりたいなと思って。設定が設定だからなおさら人間みたくやりたいなっていたんです」と、自身の中でに演技プランを話し、吉田監督も「宮腰というのはありきたりな悪役というより何にも収まらない特別なイメージしていたものに近づけたのではないかと思うんです」と、満足いく仕上がりになったようだった。

 トークは硬い話ばかりではなく、吉田監督と丹田を意識した姿勢といった話や、松田が現地のエキストラと出かけるほどに交流を持っていたことなどがまったりと語られていたが、最後に松田から「友だちとかにも映画を観てから、『ちょっと怖い……』と言われて、そういうものなのかなと。友だちに言われるとイヤじゃないですか。だから僕のこと知らないお客さんは『こいつ、ヤベェんじゃないか!?』と思うんですけど……大丈夫ですよ!」と、必死の訴えもあり、場内を沸かせていた。

 映画『羊の木』は絶賛公開中!なお、今回のイベントを手始めに28日には水澤紳吾、安藤玉恵、吉田監督によるトークショー、3月2日には優香、細田善彦、吉田監督での連続してトークショーを実施予定!

松田龍平「こいつヤベェんじゃないか?」と見られることに必死の訴え!映画「羊の木」を吉田大八監督と演技プランなどトーク4

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