映画『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』完成披露試写会が開催！
女優・上白石萌音（21）、俳優・杉野遙亮（23）、横浜流星（22）が12日、東京・新宿区バルト9で映画『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』（監督作品：川村泰祐／配給：東映）完成披露試写会バレンタイン舞台あいさつを川村監督（50）とともに開いた。
漫画家・渡辺あゆみ氏の少女コミックが原作で2014年にも女優・剛力彩芽と山崎賢人が演じて映画化され“壁ドン”はその年の流行語にもなった作品。大好きな彼氏・久我山柊聖（杉野）と、その従兄弟の久我山玲苑（横浜）との間で揺れるヒロイン・西森葵（上白石）の三角関係な恋愛が描かれる。すでに2017年10月に原作の連載は終了しているが、本作では原作でも人気の玲苑編も盛り込んだものとなり、さらに熱く胸キュンしそうな仕上がりだ。
客席の間を縫って歓声に迎えられるなか登場した3人。杉野から一般抽選倍率50倍だったということが告げられ、「この作品が愛されていて嬉しいですね」と、反響に喜んだ。
本作の話を初めて聞いたときのことへ、上白石は「マネージャーさんに言われたときには絶対に嘘だと思いました。私が少女マンガのヒロインをやるわけがないと。いろんな疑問が浮かんで、不安とプレッシャーと戦う日々でした（苦笑）。撮影が始まったら（杉野と横浜の）お2人は紳士で、お2人はもともと仲が良いにもかかわらず、私を迎え入れてくれて」というと、杉野がすかさず「俺と流星が思い合っているというふうに聞こえるんだけど！」と、ツッコんで笑いを誘う。
役作りへ杉野は、2014年公開の作品と原作があるということで、「そこを自分のなかでどう取り込むかというのを悩む時間があって。同居からスタートする物語がなかなかないし、そういうラブストーリーがないなと思って」と、真面目な話をしていたが、途中、「それは撮影に入るまでの流……横浜くんと」というと横浜が「なんで言い直すの？」と首をかしげ、「こういう場だと横浜くんと言ったほうがいいかなって（笑）」と、2人の関係性が見えるリアクションを見せることもあった。
出来については、上白石は試写を観たそうだが「誤解を恐れず言うと、キュンキュンしていたり恋に悩む姿を見て、本当に恥ずかしくて……観終わった後、席からしばらく立ち上がれなくて。ぜひ悶絶して帰ってください！」と、キュンキュン具合の部分に関して太鼓判で、横浜はあまりに胸を張って言う上白石へ「ハードルあがりましたよ！」と、逆にいさめてしまうほど。
本作といえばやはり壁ドンだが、上白石は「人生初壁ドンがとっても苦い思い出なんです。リハーサルでやってみようといってやってみたんですけど、顔と顔が至近距離でドキッとするかなと思ったら、私の身長だと（杉野の）胸板あたりでキュンというよりドキッとしたというか」と、苦笑い。結局、上白石は「壁ドンはアクションだなと思いました。イケメンはなんでもできないといけないから大変だなって」と結論づけ、その壁ドンのパターンとして横浜は「ハイブリッド壁ドン」なるものをあげ、壁ドンからの顎クイ、壁ドンからの引き寄せがあったと証言し「新しいワードができたので覚えてください（笑）」と、アピールしていた。
イベント後半には、バレンタインも近いということで、上白石が本舞台あいさつ直前に手作りしたというチョコレートが公開。これを巡って杉野と横浜が、チョコレートへ胸キュンするメッセージを記入して、それを上白石がジャッジする対決も開催。“大切”というメッセージを入れた杉野と、不器用ながらも奮闘し、“大好き付き合って”と入れた横浜。手先の器用さなどは杉野が圧倒的だったが、上白石は横浜の懸命さに打たれたことと、「拭いきれぬマヨネーズ感があるんです！頑張った痕跡と過程が見えたのでマヨネーズで！」と、斜め上いくポイントを挙げて場内を沸かせることもあった。
映画『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』は3月21日より公開！
キスの演技をするときに大変だったという2人
セルフィーも撮影！
