鷲尾真知子 夫の転落死から一夜明け気丈に初日舞台に……七夕の願い事短冊へは「千穐楽まで……」

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鷲尾真知子は終演後沈痛といった様子でタクシーに乗り込んだ

 6日に東京芸術劇場シアターウエストで初日を迎えた舞台『アザー・デザート・シティーズ』の上演中、舞台から転落し搬送先の病院で亡くなった俳優・中嶋しゅうさん(享年69)。その中嶋さんの妻で女優・鷲尾真知子(68)が7日、東京・明治座で初日となった「明治座7月『ふるあめりかに袖はぬらさじ』」(潤色・演出:原田諒)公演に出演し、気丈に舞台を務め上げた。

 本作は幕末横浜に実在した遊郭・岩亀楼を舞台にした作家・有吉佐和子氏の短編『亀遊の死』が原作。1972年に初演され、その後もさまざまな名優らが演じ続け、現代にも通じる人間ドラマが描かれる。物語は叶わぬ恋に世を儚んで自死した遊女・亀遊の悲劇が、芸者・お園(大地真央)がお座敷で歌い聞かせているうちに事実とかけ離れ、ついには「亀遊は異人の身請けを拒んで死んだ攘夷女郎」として祭り上げられてしまうのだがそのてん末とは……。

 鷲尾は本作ではお座敷をもり立て芸者たちをとりまとめる鴇手(やりて)のお咲役で出演。舞台上では、役になりきり場の盛り上げていく姿を見せていたが、途中声が枯れてしまう場面もあり心労を伺わせることもあったが、舞台ラストのカーテンコールまで立ちきった。

 この日は、本舞台での囲み会見が予定されており鷲尾も出席予定だったが、同日午前中に明治座宣伝部より急きょ中止と発表。終演から約30分後の午後3時30分すぎに鷲尾はタクシーに乗り、会場を後にした。

 なお、同日は七夕ということもあり、会場ロビーには短冊も飾られたが、鷲尾からは「七夕、今日が初日の『ふるあめりかに袖はぬらさじ』千穐楽まで、楽しく舞台を務められますよう」と、したためた短冊が飾られるものとなった。

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