佐藤二朗＆ミキ・亜生まるで漫才の掛け合い
映画『ライオン・キング』（監督：ジョン・ファヴロー／配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン）プレミアム吹替版スペシャル上映会が8日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開かれ主人公のシンバ役の賀来賢人（30）、ファサ役の大和田伸（71）、スカー役の江口洋介（51）、プンバァ役の佐藤二朗（50）、ティモン役のお笑いコンビ『ミキ』亜生（30）、ナラ役の門山葉子（24）、歌手・RIRI（19）が登壇した。
映画、演劇、音楽とさまざまなメディアとなり、すべての人に“生きる意味”があると気づかせてくれる壮大な物語『ライオン・キング』の実写映画化。その特徴は、作品を彩る名曲たちだけにとどまらず“超実写版”と言いたくなるほどの映像となっている。7月19日に全米で公開されており、オープニング3日間の興行収入1億8500万ドル（約197億9500万円）で初登場1位と存在感を放っている。
開演時間になるとRIRIが本作吹替版テーマソング『サークル・オブ・ライフ』をしっとりと、かつ伸びやかに生歌唱すると、続けて賀来＆門山も『愛を感じて』をデュエット歌唱で雰囲気たっぷりで歌い上げた。
あすの公開へ賀来は「録ってから随分時間が経ちましたけど緊張しています。でも、いまは早く観て頂きたいなと思っています」と、いよいよという気持ちのよう。
そんな緊張感に満ち満ちた賀来とは対称的に佐藤と亜生はまるで漫才のような掛け合いを連発。佐藤が「亜生くんのお兄さんの昴生くんがいまだに僕の役を狙っているらしいけど、もう間に合わないから！」と、けん制。
さらに、亜生が話しているときには佐藤が亜生の肩に手をかけながらと劇中のプンバァとティモンの関係性のような姿を見せていたが亜生は「お笑い芸人さんとの掛け合いみたいで楽しませてもらいました」というと、佐藤は「プロの漫才師だから胸を借りたつもりで……というか胸を貸したつもりです」と言い出して、笑いを誘っていた。
そんな佐藤と、亜生の間に大和田まで“乱入”し、自身のあいさつ中に、いきなり佐藤へ「聞いてる佐藤くん？」とパスして、佐藤も「伸也のことばかり見てる」と、返して笑いを誘うことも。さらに大和田は、自身の実弟・大和田獏のことを挙げ「僕には、獏という動物がいるからやりづらいんだよ」と、茶目っけたっぷりだった。
江口からは「動物を使って、人間社会にあるような仲間を題字にしようファミリーを題字にしようということを言われているような気がしています。観て頂ければ」と、呼びかけ、賀来からは「『ライオン・キング』という作品のテーマ『サークル・オブ・ライフ』というものを感じ取っていただきたいです。ピュアに気持ちを伝えるというベクトルが難しくなる時代で友情だったり、葛藤だったり、人間の普遍的なテーマであるものを感じれたんです。今生きている人たちに観てほしい作品です」と、熱い思いとともに呼びかけていた。
映画『ライオン・キング』は9日より全国公開！
参戦する大和田
