三吉彩花 映画「犬鳴村」撮影は初日から過酷!カメムシのおかげで一致団結?

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映画『犬鳴村』初日が開催!

 女優・三吉彩花(23)、坂東龍汰(22)、古川毅(19)、宮野陽名(16)、大谷凜香(20)が7日、東京・丸の内TOEIで映画『犬鳴村』(監督:清水崇/配給:東映)初日舞台あいさつを清水監督、主題歌『HIKARI』を担当した歌手・Ms.OOJAとともに開いた。

 九州に実在する、そこに立ち入ったものは決して戻れないという都市伝説がある日本最凶の心霊スポット・犬鳴村。本作では、臨床心理士・奏(三吉)の周辺で奇妙な出来事や変死する人物が多発し、心霊スポットと呼ばれる犬鳴村トンネルがその共通項に上がることに。変死した女性は「トンネルを抜けた先に村があって、そこで××を見た点」と謎の言葉を残したことから、奏は犬鳴村トンネルの調査をはじめるのだが、決して踏み込んではいけない真相が次々と明らかになってくる……というホラー作品。『呪怨』などの作品で知られる清水監督が再び、観客を恐怖に引きずり込むこととなる。

 イベントが開演すると清水監督が胸に木の札を抱いて登場しホラー感たっぷりといった様子。撮影の話題となると、坂東が「初日の日を思い出しますね。初日から過酷な感じで」と初日から後半のシーンで息を切らせて走ったりするというシーンを撮ったそうで、三吉もうんうんといった感じでうなずく。

 そんな過酷さだけではなく、キャスト陣の間でも交流があったのだとか。ロケ地ではカメムシが大量発生したといい古川が三吉へ「カメムシを撮っている写真を撮ったりして」という話や、あまりに多くのカメムシがいたため、三吉は踏んづけても気にもならなくなったと話したりと、カメムシを通じて一致団結するようにもなったのだとか。

 そうしてできあがった作品へ、三吉は、「作品の後半の怖さは、ちょっと切なさや悲しさも入っているで、ホラーというより特殊で見やすいんじゃないかなと思います。私はそう感じました」と、ネタバレしないように慎重に言葉を選びながら話していた。

 会場には物語の舞台となった犬鳴村のある福岡県の筑豊・宗像地方の宮若市長である有吉哲信も駆けつけ、若宮市のいいところをアピールしていたが、有吉市長がふるさと納税のPRを忘れてしまい、事前に忘れたら言ってほしいという打ち合わせ通りキャスト陣全員で「ふるさと納税!」とツッコミを入れ笑いが巻き起こることもあった。

 その後、本作を観ても怖さが半減するようにと作られたクッションを客席に投げ入れもありつつ、三吉からは「ただ怖いだけではなくて、物語のなかで、家族の話だったり、周りの人物の悲しさとかも描かれています」と、メッセージを寄せていた。

 映画『犬鳴村』は公開中!

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