星野源 お茶目さ全開で岡村隆史と手つなぎ降壇!中村義洋監督も加わりレッドカーペットを歩き3人で笑い合う姿も

 歌手で俳優・星野源(39)が6日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された『第43回 日本アカデミー賞授賞式』に話題賞(俳優部門)を映画『引っ越し大名!』(監督:犬童一心/配給:松竹)で受賞したことから出席となった。

 日本映画人による日本映画人のための日本映画の祭典を目的に1978年から開催されている、映画のショーレース。星野といえば『第37回 日本アカデミー賞』にて映画『箱入り息子の恋』『地獄でなぜ悪い』で新人俳優賞を受賞し同授賞式に初出席している。星野が今回受賞した話題賞はニッポン放送の『オールナイトニッポン』リスナーの『今年、最も話題を集めた』と思われる『作品』と『俳優』への投票で決定するもので、歴史と伝統を誇る日本アカデミー賞の中で一般の映画ファンの手によって選出される唯一の賞としても知られている。

 グレーのジャケットにパンツ姿に白いシャツでノータイとカジュアルな装いで現れた星野。話題賞の作品部門を受賞した映画『決算!忠臣蔵』の中村義洋監督と2人で笑顔を見せながら現れ、会場を和ませる。さらには、『オールナイトニッポン』ファミリーの絆が深いのか優秀助演男優賞を受賞した岡村隆史のトークの際にも、隣りにいた菅田将暉とニコニコと手を振ったり和気あいあいだった。

 そして場内で話題賞がコール。星野がいち早くテーブルを立ったが、レッドカーペットの真ん中にニコニコと立ち岡村と中村監督を待って3並びで壇上へ。

 星野はプレゼンターの伊藤健太郎から賞状を受け取り、「どうも、星野源です。投票してくださったみなさん本当にありがとうございます。6年ぶりの主演作『引っ越し大名!』でですね、6年ぶりにこの場に帰ってくることができました。6年前に僕の主演作品を審査をされていた中村監督と、このように同じ壇上に上がれることをとてもとても嬉しく思います。話題賞は調べてみたら、長い歴史があり、数々の名優の方々が俳優部門を受賞されていてですね、それも嬉しく思います。京都の太秦で撮影した、本当に愛あるスタッフのみなさんと一緒に一生懸命作り上げたこの作品で、唯一、一般投票で決まるこの話題賞、映画ファンのみなさんの民意みたいなものが反映された賞で、選んで頂けて本当に嬉しいです。この作品は、日本人のアイデンティティをもって、日本人だけのセンスをもって、日本人にしか作れないエンターテインメントを作ったと自負しております。こういう素晴らしい場所で、そんな楽しい作品、そして主演させて頂き、監督、スタッフ、俳優のみなさん、たくさんの人に支えられながら作ったこの作品で、このような賞を頂けて本当に嬉しく思います」と、スピーチ。

 その結びでは、『第34回 日本アカデミー賞』の話題賞(俳優部門)の授賞式において、『ナインティナイン』岡村隆史が緊張のあまり「甚だ簡単ではございますが嬉しいお言葉とさせて頂きます」と、スピーチし“黒歴史”となっていたが、星野は岡村より先のスピーチとなりお株を奪うように、「甚だ簡単ではございますが、嬉しい喜びのスピーチと代えさせて頂きます。きょうは、ありがとうございました」と、ユーモアたっぷりにまとめたうえ、ニコリと笑うと岡村へのリスペクトを見せていた。

 その後、中村監督、岡村の順番でスピーチ。岡村がスピーチを終え笑顔を浮かべたタイミングで、星野がすっと左手を差し出し、岡村がぎゅっとその手を右手で握ることに。続けて岡村は中村監督に左手を出し、ついには3人で手をつなぎながら降壇してレッドカーペットを帰り、3人で笑い合う姿を見せていた。

 ※岡村隆史のスピーチにかぶせた真意を語った記事はこちら。
 ・星野源 日本アカデミー賞で菅田将暉と「隣にいるのも嬉しい」!岡村隆史にかぶせたスピーチの真意とともに「ごめんなさい僕が言っちゃって」

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 ※追記に伴い『星野源 岡村隆史のお株奪う「甚だ簡単ではございますが、嬉しい喜びのスピーチ」』から変更致しました。
 ※記事内写真・SNSは事前のレギュレーションにより削除しました。