特別養子縁組でつながる実の子を持てなかった夫婦と実の子を育てることができなかった14歳の少女を描く……河瀨直美監督作品「朝が来る」予告編が解禁

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映画『朝が来る』予告編が解禁

 映画『あん』、『光』を手掛けた河瀨直美監督の映画『朝が来る』(配給:キノフィルムズ/木下グループ)の予告編と場面写真が17日、公開となった。

 作家・辻村深月氏の『朝が来る』(文春文庫)が原作。本作は実の子を持てなかった夫婦と、実の子を育てることができなかった14歳の少女を繋ぐ『特別養子縁組』によって、新たに芽生える家族の絆と葛藤を描く。血のつながりか、魂のつながりか……現代の日本社会が抱える問題を深く掘り下げ、家族とは何かに迫り、それでも最後に希望の光を届ける感動のヒューマンドラマに仕上がっている。

 実の子を持てなかった夫婦、栗原佐都子役に永作博美、栗原清和役に井浦新。望まぬ妊娠をし、実の子を育てることができなかった少女・片倉ひかり役に蒔田彩珠。そして栗原夫婦と片倉ひかりを引き合わせる人物・浅見静恵役を浅田美代子が演じる。

 予告編では、特別養子縁組によって迎え入れた男の子・朝斗と一緒に、幸せそうに出かける準備をしている栗原夫妻のもとに、「子供を返してほしいんです」と、謎の女から一本の電話がかかってくる場面から始まる。苦悩する栗原夫妻とともに、実の子供を育てることができなかったひかりの葛藤する姿。「あの子の母親です」と名乗る謎の女が登場したことにより、美しい家族の絆が、あらがえない運命の手によって、胸を揺さぶる葛藤へと変わっていく……。「子供にも真実を知る権利があるんです」と強く訴えかける浅見の姿など家族についてあらためて考えさせられるような映像となっている。

 映画『朝が来る』は10月23日より全国公開予定!

 ※記事内画像は(c)2020「朝が来る」Film Partners

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