下野紘 岡本信彦から「ヘタレの叫び声が世界を救う」!リーミュ「池袋ナイトアウルテールズ2」初日開幕で浪川大輔へ「俺とか、どうですか?」【昼の部レポ】

下野紘 岡本信彦から「ヘタレの叫び声が世界を救う」!リーミュ「池袋ナイトアウルテールズ2」初日開幕で浪川大輔へ「俺とか、どうですか?」【昼の部レポ】4

 朗読劇プロジェクト『READING MUSEUM』の第4弾公演『池袋ナイトアウルテールズ2』初日の昼公演が24日、都内で開催されマスター役の浪川大輔、客役の下野紘、新人バーテンダー役の岡本信彦が熱演を繰り広げた。

 『READING MUSEUM』(通称:リーミュ)は、声優・浪川を館長に迎え講談社、星海社、エイベックス・ピクチャーズが一体となって織りなす、新感覚朗読劇プロジェクト。昨年9月にMixalive TOKYOにて第1弾『池袋ナイトアウルテールズ』、今年1月に第2弾『池袋シャーロック、最初で最後の事件』、今年5月に第3弾『デッドロックド・ディティクティヴズ~百万探偵都市の史上最悪密室~』が上演されいずれも好評を博した。“精鋭作家陣によって新たに創られた魅惑の物語”と“実力派声優陣の燦然たる演技”が生み出す、一夜たりとも同じ展開は訪れない予測不能の朗読劇となっている。

 本作はシリーズ第1弾の続編。舞台は同じく池袋の片隅にあるBAR『ナイトアウル』。怪しげな雰囲気漂うピアノの演奏が始まると浪川演じるマスターが登場し、観客からは期待と喜びの声がもれ、温かい拍手で迎えられた。そしてマスターは初めて訪れたお客さまのために、ここはお酒と一緒に池袋にまつわる怖い話や不思議な話を楽しめる一風変わった店だと説明していく。

 第1話は人に見えないものが視えてしまった『視線』について。マスターの間の取り方、抑揚のある語り口調に情景がそのまま浮かび上がってくるよう。カウンターに座っていた岡本演じる客もマスターの話を興味深そうに聞き込み楽しんでいたが、2人は気が合ったのか、ナイトアウルに置かれている電子ピアノの話で花を咲かせるシーンも。

 そしてマスターの口から、その電子ピアノに纏わる第2話「演奏」の話、さらに高校生時代に体験した第3話「蜜の味」へ。ピアノの生演奏、落ち着いた色合いのライティングも加わり、ナイトアウル独特の雰囲気が漂う。

 不思議な空間かつ居心地の良いナウトアウルが気に入った客が、マスターに店員を募集しないのか?と質問。怪談やお酒が好きで話し上手で、しかも声もいいバーテンダー……そこまで贅沢は言わないけれどこの店を気に入ってくれる人が来てくれたら……と話すマスターに「俺とか、どうですか?」と笑顔で名乗り出る。

 場面は変わり、別の日のBAR「ナイトアウル」。マスターとカウンターに座っている下野紘演じる客。怖い話が苦手な様子で、マスターは第4話「着信」を話し始めたが、結末が予想以上の怖さだったのか大きな叫び声をあげてしまう。その叫び声と、びっくりした表情に思わず吹き出してしまう浪川。ただ語りの口の声が良いと絶賛する。褒められてつい調子に乗り大人な声で東池袋中央公園のマンホールにまつわる第5話「未練」の話を披露。

 そして、繰り返し見る夢があるとマスターに自分の経験談を話し始める。夢で自分は誰かを待っていたような気がすると、その“誰か”が気になっている様子。マスターは夢は何かの予兆だと意味深な言葉を残していました。

 “誰か”が素敵な女性だったら良いな~と話す客は、これから待ち合わせをしている女性に胸を焦がす。その女性はこのBARでバーテンダーとして働き始めたというのだが、マスターは身に覚えがない。そこへ、岡本演じる、新人バーテンダーの鳴海が登場。よく話を聞いてみると、その客はナルミを下の名前だと勘違いしていたとのこと。初対面なはずなのに、お互いにどこかで会ったような気がする鳴海と「待鳥」と名乗る客。これもあるひとつの世界線で起きた“運命”……。

 2人の出会いを歓迎するかのように、ピアノの生演奏も雰囲気が変わり、明るい音色が響き渡りました。飄々としているようで本心が見えない岡本演じる鳴海、純粋無垢でまっすぐな下野演じる待鳥、この2人のやり取りに垣間見える関係性はもちろん、穏やかで全てを見通しているような浪川演じるマスターのこれからに期待が高まる仕上がりとなった。

 アフタートークでは浪川、岡本、下野が再び登場。続編の内容はまさかの“前日談”ということで、前回の第1弾との違いについて話が盛り上がる3人。「下野さんのヘタレの叫び声が世界を救う」と話す岡本に下野は笑顔を浮かべたり、前回とは違って今回はしっかりと語り部を担当した浪川は「朗読として難しかった」と語り部ならではの難しさを肌身で感じたとのこと。

 第1弾のストーリーがあったからこそ、続編で前回からの繋がりを感じたと話す浪川。実は、開演前に噛む回数を競っていたそうで、岡本は噛んだときのリカバリーがうまいと浪川が絶賛するシーンも。『池袋ナイトアウルテールズ』は余韻が残るストーリーが魅力の1つだが、今回は役者陣からの意見を取り入れて加筆された部分もあるのだとか。特に、鳴海と待鳥がやり取りをする最後のシーンは見どころだそうだ。

 そのまま和気あいあいとしたトークが続き、あっという間に最後のあいさつへ。下野は待鳥を演じることに嬉しさを伝えつつ、待鳥と鳴海の関係がこれからどうなるのか楽しみにしていると伝える。

 岡本は下野と役柄が入れ替わる第2部に期待を膨らませながらも、待鳥が話す怪談話は、実は自身が体験したエピソードだと暴露し会場のお客さんも驚いていました。

 最後に浪川は続編がお届けできたこと、演じることができて幸せな空間を感じることができたと心から感謝の気持ちを伝えます。明日も含め残りの公演も楽しんでほしいとコメントを残し、不思議な空間を堪能できるBAR「ナイトアウル」は閉店となった。

 なお、大好評を博した前公演、READING MUSEUM『デッドロックド・ディティクティヴズ~百万探偵都市の史上最悪密室~』Blu-ray&DVDが10月22日に発売されることもアナウンス。アーカイブにて配信中観客の選択によってストーリー展開がきまる、今までにない朗読劇となっているといい、観客から拍手が湧き起こっていた。

 本公演はアフタートーク含め、アーカイブ配信を実施している。配信期間などの詳細は本公演公式サイト(https://reading-museum.com/lineup/ikebukuro-nightowltales2.php)にて。

 ※記事内画像は© 池袋ナイトアウルテールズ2/ READING MUSEUM © デッドロックド/ READING MUSEUM

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